こんにちはゲストさん。会員登録(無料)して質問・回答してみよう!

回答受付中の質問

コロナ損とは?

電気工学の初歩的な本を読んでいたのですが、『コロナ損』という言葉の意味が分からず、困っています。もともと化学系だったので、基本的なことから回答よろしくお願いします。

投稿日時 - 2000-12-15 01:11:14

QNo.19121

暇なときに回答ください

このQ&Aは役に立ちましたか?

16人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

回答(1)

ANo.1

ここで出てくる「コロナ」という言葉は、「コロナ放電」の意味です。だから直接的には「コロナ放電が起きて電気が流出し生ずる損失」ということです。

では、その「コロナ放電」ですが、空中に電極をおき、電圧を数万~十万ボルト以上に上げてゆくと、電極が青白くボーっと光るような放電が起きます。これが「コロナ放電」です。太陽のコロナみたいな形状なのでこの名前となったようです。

さて、高圧線は電力を送るために使われますが、電気抵抗が同じなら、電流が少ない方が電力の損失が少ないのは判りますよね。例えば、1オームの送電線に100アンペアの電流を流せば、100ボルトの電圧が生じてしまい、10000ワット=10キロワットが送電線で熱となって損失してしまいます。もし、電流を10アンペアにすれば、生じる電圧は10ボルト、損失する電力も、100ワットで電力損失分は百分の一になります。
電流を十分の一にしても電圧を十倍すれば同じ電力を遅れますから、高圧線の電圧はどんどん上げられてゆきました。
しかし、あまり高くなった結果生じた現象がこの「コロナ放電」です。
この場合の損失電力は、大気中の分子をイオン化してイオン電流となって大気中に流出します。

この現象は、静電気と同じような現象なので、絶縁物では防ぐことはできません。絶縁物が帯電して反対側に電圧が生じて放電してしまいます。

高圧送電線は、鉄塔に何本かの線が束みたいになって何組もつるされていますが、あれは、束にしたものをまた束にすることで、回りのある程度広い空間の電位を上げてしまい、送電線表面の電位差を少しでも低くしてコロナ放電をおきにくくするためです。

また、現象としての「コロナ放電」は、嵐の海で船のマストなどが青白くボーっと光る「セントエルモの火」が同じ現象です。

私も、もともと化学系なので、こんな説明しかできませんがいかがでしょうか?

投稿日時 - 2000-12-15 13:19:03

お礼

ありがとうございます。
電気工学の本の最初の方で分からなかったので、
送電線の話は、まさにドン・ピシャリでした。
これからもまだまだ分からないことがでてくると思いますので、よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2000-12-15 20:51:12

あなたにオススメの質問