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解決済みの質問

日本の漢字を中国語で書く

自動車メーカーの豊田を中国表記すると
『三』の中央に縦に一本線を入れた"串"みたいな漢字と
『田』なんだそうです。
その『"串"田』(話の都合上こう書きます)というのは豊田と全く同じ意味なのでしょうか?
もし豊田をそのまま中国で使ったらどうなるのでしょうか?
今の中国にない漢字を日本企業がそのままつかったら
中国人は新鮮に思っていいのではないかと思うのですが、
法律で規制されているんでしょうか?

投稿日時 - 2004-10-18 21:40:30

QNo.1047486

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

こんにちわ。
日-中の文字の違いの歴史は既出なので"豊田"の二文字だけ限定でご案内いたします。付随して中国の文字の成り立ちも織り込んだ積もりです。

>『三』の中央に縦に一本線を入れた"串"みたいな漢字と『田』なんだそうです。

*日本の文字で"豊"に相当する文字は、中国に於いては元々二種類ありました。
一つは質問者さんご提示の"三に縦棒一本で一字"。もう一つは"豐"です。"豐"は繁体字といわれる中国においての旧字体です。"豊"は日本人が考案した「日本固有」の文字になります。日本の中世代に中国から沢山文字が日本に移入されて、時代が進むうちに"豐"から"豊"になって最終的には"豊"で現在落ち着いています。

仮に中国人で文字改革発布前(1956年以前)の旧字体や異字体を知っている人が"豊"を見ると、違和感は覚えますが想像で"豐"だと認識できる場合も有ります。たまたま想像力の無い人だったら正しく"豊"とは理解してくれないか、大方は別字と誤認すると考えられます。なぜなら、中国の旧字体には似たような文字が無数に存在し意味も異なることが多いからです。

"三に縦棒一本で一字":歴史は古く数千年まえに現在と同じ字形の原型が成立しています。象形文字。意味は、草や樹木が豊に生い茂る、豊満、人の豊かな風貌態度、盛んで多い樣、盛大。
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"豐":同じく数千年前にこの字形の原型が存在し現代文字と大差が有りません。象形文字。意味は、豆と呼ばれる足高の祭器の上に盛りだくさんの串玉が載っている、豊満、豊富、盛大。
戦後の簡体字化方案の文字の整理統合の過程で"豐"は"三に縦棒一本で一字"に代用統一されました。簡体字化方案の趣旨の一つに異字体の廃止統合整理と、同類の意味を持つ文字の統合も含まれています。それは現代でも若干では有りますが進行中です。

"豐"の冠の部分の一部は"三に縦棒一本"と同字形で意味も同類です。そこでたまたま簡潔なほうの"三に縦棒一本"に中国政府が統合したというわけです。
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"田":同じく数千年前から原型が有ります。口の中の縦線が二本・横線が一本多いだけです。ご想像通り、田んぼの畦道の具現化された象形文字です。"田"の字には"狩猟"の意味もあるので面白いです。後に畋(かり)に変革していきます。

>『"串"田』というのは豊田と全く同じ意味なのでしょうか?
*上述のように日本人側から考察すると全く同じ意味になると思います。旧字体を知っている中国人側から見ると、二つに分かれると思います。一つは"豐"を"豊"と認識してくれる場合なら全く同じ意味と取る。もう一つは別の意味が有るのではと感じ取る人です。私の想像では前者がより多いと思います。

>もし豊田をそのまま中国で使ったらどうなるのでしょうか?
*上述のとおり多少の混乱は避けられないと思います。なぜなら中国には"豊"の文字は過去と現在に於いて存在しない文字だからです。仮に現代中国で使用するとなると、"豊"の文字は単なる"記号"か"ロゴマークの一種"として取り扱うことになると思います。印刷するとなると活字を新造する必要も有るかと思います。"豐田"ならばすんなり行きますが、是では"豊田自動車"関係者側から見れば不本意ではなかろうかと思います。もっと重要なことは、新時代の中国人は"豐"の文字自体を見たことが無い人も大勢いると思います。それでも薄々とは認識してくれるとは思います(学校に行った人は)。
また若い日本人には"豊田"と認識できなくて別の会社だと思う人が出たりして損ですよね(爆笑)。

>今の中国にない漢字を日本企業がそのままつかったら中国人は新鮮に思っていいのではないかと思うのですが
*確かにそうです。以前はほとんど見られなかった英文字表記が街に氾濫して来た現代中国ではトレンディーでしょうか。英文字以上に素早く定着すると思います。なにしろ漢字のご本家ですから。

>法律で規制されているんでしょうか?
*それは無いと考えます(私見)。なぜなら、国土の広い中国では、簡体字と繁体字両方が使用されています。簡体字は中央政府のお達しでお勧めの標準文字です。学校教育や公式広報や報道関係で使用中。繁体字は南方の広東省以南とか香港や台湾・東南アジアにおいて報道や日常で使用中です。
数量は少ないですが上海や貴州の方には簡体字でもない繁体字でもない別の文字も存在しています。規制されるとすれば意匠登録で既存が有るときくらいではないでしょうか(私見)。

以上、似ているようで全く似ていない国の文字事情なので、やむを得ず長口舌スミマセン(^^♪。

投稿日時 - 2004-10-19 12:33:12

お礼

なるほど。"豊"はそもそも日本人が考案した「日本固有」の文字で、"串"みたいな字も、単なる簡体字ではなく、昔あった文字だということなんですね。
やっぱり中国で『豊田』をそのまま使うのは
やめといた方がよさそうですね。
詳しい説明ありがとうございました。

投稿日時 - 2004-10-21 01:12:56

ANo.7

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回答(7)

中国の若い人も、教養として繁体字は知っているはずですよ。
少なくとも僕の知人は知っています。
昔の本や、台湾や香港の本、漫画などを読むのに必要みたいです。

豊田という漢字をそのまま使っても、なんとも思わないか、古臭いなあと思うのではないでしょうか。(ここは推測)

投稿日時 - 2004-10-19 11:17:30

お礼

なるほど。昔の本や台湾や香港の本なんかも
よむわけなんですね。ありがとうございました。

投稿日時 - 2004-10-21 01:05:06

今晩は。
とても興味深い話題ですね。
詳しい背景は専門家に任せるとして耳学問で申し訳ないのですが私の知ってる範囲で
申し上げます。恐縮ですが一応ご参考までにお願い致します。
中国ではご存知のように全て漢字で表記しており以前は繁体字(日本で言う所の旧字体で
現在台湾・香港・華僑社会などで使用されている)文字でした。
ただ特に事情により教育を受ける機会が少ない人も多く文盲率が高く漢字を簡略化
して識字率を高めようと国務院が1956年に「漢字簡化方案」を発表しました。
ご質問者様の「豊田」ですがこの「豊」の簡体字の「三」に「たて棒」は「豐」の一部を採っています。
現在は簡体字が正式な文字となっており意味は同じです。日本人には違和感はありますが慣れてないだけで
中国では当たり前(特に簡体字から教育を受けた人には)なので特に違和感はありません。
今の日本で旧事体を知らない人が「体育」を「體育」に書いても読めないかもしれません。

簡体字の簡略化の方法もいくつかのルールがあり
(例)
○古体字を採用したもの「雲」→「云」(yun)
○古くからの通用字を採用したもの「後」→「后」(hou)
○同音(近音)字を採用したもの「穀」(gu)→「谷」(gu)、「裏」(li)→「里」(li)
○元の字の部分を残したもの「聲」→「声」(sheng)、「誌」→「志」(zhi)
○新しい形声法によったもの「機」(ji)→「机」(ji)
○複雑な部分を符合に変えたもの「學」(xue)→「学」(xue)
○新しい会意法によったもの「陰」→「こざと偏」+「月」(yin)
などがあります。(*声調は省略します)

あと本当に微妙なのですがほかのご回答者様にもある様に
日本の「庄」と中国の「庄」も厳密には字体が違います。
どこが違うのかというと第一画目の「点」が日本では「たて棒」に対し
中国では「ななめ棒」なのです。
さらに中国ではもっと簡略化を進めようと「家」を「うかんむり」+「人」にしようという案も
あったのですがこればかりは却下されたようです。

将来的に中国は漢字を一切廃止してアルファベットで表記しようとする動きもあったみたいですが
こればかりは専門家の意見をお願いしたいと思います。

日本と同じ漢字もありますが基本的に中国は自国で独自に簡略化を行ったため日本と違う漢字もあります。
あと日本でも活字体の俗字で「第」を「○」(文字が出ませんが俗字です)に書いたりしますが。
中国でも同じように俗字で「酒」を「さんずい」+「九」に書いたりします。
*「酒」も「九」も「jiu3」(ジォウ)と発音が同じため。
中国で実際に目にしました。

中国にない漢字を使ったら法律に引っかかるかは存じ上げません申し訳ありません。
個人的にはいい様な気もしますが企業様の考えもあるかもしれません。
ただ古い老舗の看板などを見ると繁体字で書かれたものも目にしました。

以上ですがつたない文章で申し訳ありません。
専門家の方で指摘や補足などありましたらお願いしたい次第です。
一応ご参考までに。
では失礼致します。

投稿日時 - 2004-10-19 03:48:38

お礼

そういえば昔、中国人の留学生が
繁体字より古い文字を、特別の時に書道みたいに
書いていたことがありました。
詳しい説明ありがとうございました。

投稿日時 - 2004-10-21 01:03:06

ANo.4

ChM

中国(台湾などを除く)では、「簡体字」と呼ばれる、中国固有の略字が使われています。それに対して、古くからの字体は「繁体字」と呼ばれています。

成り立ちなどは異なりますが、概念的には日本の漢字の旧字体←→新字体の関係が、中国の繁体字←→簡体字の関係と同じと考えればいいでしょう。

日本でも、現在の新聞などの印刷物では「国会」ですが、昔の印刷物では旧字体の「國會」と表記されているはずです。「國會」にあたるのが「豊田」(もしくは「豐田」)、「国会」にあたる中国語簡体字が「“串”田」ということになります。全く同じことを表しています。

ここで注意しなくてはならないことがあります。「豊」に対応する「“串”」は、日本に無い文字なので、中国の簡体字であることの判断ができます。また、「國」に対応する「国」は中国も日本も共通です。

ところが、「莊」に対応する日本の新字体は「荘」ですが、これの簡体字は「庄」(厳密には少し形が異なる)なのです。「穀」は「谷」です。「機」は「机」です。

これらを覚えることが必要になります。これについては

http://www.kishugiken.co.jp/cn/index.html

が参考になりましょう。「10.簡体字の世界」をクリックしてください。

参考URL:http://www.kishugiken.co.jp/cn/index.html

投稿日時 - 2004-10-18 22:16:59

お礼

日中共通の簡体字/新字体というのもあるんですね
詳しくありがとうございました。
豊田をそのまま使うと、国のかわりに國を使われたような、
時代がかったような、古い感じといいますか、
そういう気がするのも日中共通しているのでしょうか?

投稿日時 - 2004-10-18 22:39:11

ANo.3

 #1の方がおっしゃっているように、中国(台湾や香港は違います)では、
簡体字が用いられます。

 この簡略化と言ったらすごいもので、
「言べん」が「二すい」のような書き方。
「達」は「大」に、しんにょう。
「業」は「並」の下半分。
とにかく意味が通じないぐらいすごい略し方をします。

 日本人ですら略しすぎと感じるぐらいなので、年輩の中国人の方は
意味がわからないそうです(笑)

 日本の漢字は、年輩の方には当たり前と思えても、
若い人には新鮮に映るかもしれませんね。

投稿日時 - 2004-10-18 21:58:29

お礼

お年寄りには理解できないんですか、すごいですね。
文化大革命とかいうのでやったことなんでしょうか?
略す前の字を使うと逮捕されるとかいうことは
ないんでしょうか?
ありがとうございます。

投稿日時 - 2004-10-18 22:33:26

ANo.2

こんばんは

辞書を引いてみましたら、豊→三に縦棒となっています。
#1の方が仰っているように、豊という字の簡略化したものですね。
なので、字としては同じ物になると思います。

投稿日時 - 2004-10-18 21:55:12

お礼

『ゆたか』という意味なのに、えらく貧相にされたもんですね(笑)全く原形をどどめていませんね。ありがとうございます。

投稿日時 - 2004-10-18 22:29:33

ANo.1

中国語といっても種類があったと思いますが、基本的に、あちらの漢字は日本のものよりも「簡略化」されています。
たとえば、「関」という字も、門構えがなかったり。「電」という字も、「雨」の部分がなかったり。

というわけで、意味が違っているわけではなく、あちらで一般的に使われている字に置き換えられているだけではないでしょうか?

あとは詳しい方の登場を待ちましょう。

投稿日時 - 2004-10-18 21:43:12

お礼

豊と串(のような字)ではちょっと違いありすぎで、
同じ意味とは思えませんでした。ありがとうございます。

投稿日時 - 2004-10-18 22:30:58

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