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解決済みの質問

ドイツ敗戦における関心事

先日映画「ヒトラー」を見ました。そこでふと思ったのですが、第二次世界大戦中の敗戦間際のドイツとヒトラーは同じく苦戦を強いられていた友邦日本をどう思っていたのでしょうか。また日本ではドイツ軍の歴史物(ゲーム、戦史物など)は今でも人気がありよく目にすることが出来ますが同じようにドイツでは日本人が興味を示すようにドイツ人も興味があるのでしょうか。近代の戦史には興味が有りなんでも読むことが好きです。しかしこの事が書かれた本には出合ったことがありません。是非良い回答を聞かせてください。

投稿日時 - 2005-11-16 13:35:03

QNo.1782392

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

 もともと第二次大戦における同盟国、ドイツと日本、たしかに同盟は結びましたが、それぞれ戦争に突入した事情や原因が違いますし、地理的にも大変離れていますから、単純に言ってしまえば、ただ共通の敵を相手に回した間柄というだけのことに過ぎません。
 しいて言えば連合軍側が西と東にその戦力を分散せざるを得なかった、そのぐらいのことではないでしょうか。

 ただ、ドイツに何度か行っているうちに、ごく気の置けない仲間との間では、密かにこうした戦争の話もフランクにできるような雰囲気にはなって来ました。

 彼らの中にもこうしたことについてかなり詳しい人はたしかに居ますし、彼らは彼らなりに、彼らの目から見た日本についての大変詳しく批評をしてくれますが、それでもなお、多くは日本という国をあまりくわしく知らす、両国の関係や事情もかなり簡単に感じているように思います。

 そんな彼らにとっての同盟国日本とは、単に、地図の一番右端にある島国、なのに過去に大国ロシアを相手に戦争をして勝った国、そしてドイツが降伏した後にも果敢に戦い続けたサムライの国、基本的にはまあこの程度です。

 事実、戦時中における両国の交流という意味では結果的に大したものもなく、主に技術的な資料を潜水艦によって輸送したぐらいのもの。
 たとえばメサーシュミット社の航空機の設計図やエニグマの暗号コードとその解読器を送ったこと、あるいは伝説として伝わっている多量の金の輸送、せいぜいこの程度であったようです。

 戦略の上では、1943年以降、ナチスドイツのロシア侵攻が失敗の様相を呈し始めた頃、彼らとしては背後にあたるシベリア方面からの日本軍の挟み撃ちを期待はしていたようですが、もう当時の日本にはその力もなく、結果的に、ドイツはいち早く敗戦してしまったというようなこを言っていました。

 彼らドイツ人としてはヒトラーによるナチスの台頭と、それらに批判と嫌悪と危惧の念を抱きながらも雷同してしまった国民すべて、そして、この戦争によって犯した大罪、こうしたことに大変神経質になっていますし、うっかり肯定的な発言をすると犯罪として検挙されかねないことにもなります。

 それだけに、反面として総体的には日本という国を大変潔く清廉な国として高く評価してくれてはいますが、事実をふり返って見る時、その買いかぶりと誤解に照れくさくなってしまいます。

 とにかくその程度ですから、お互いにまだまだ理解が出来ていないし、彼らの側が両国の関係について小説を書くということもあまり期待できないように思います。

 ひと頃は「ヒロヒトは元気か」と言う老兵もいましたが昭和天皇も崩御され、かの有名な「今度戦争をする時にはイタリア抜きでやろうぜ」といったジョークもたしかにわたし自身耳にしましたが、さすがに最近は聞かなくなりました。

投稿日時 - 2005-11-16 15:40:36

お礼

東洋の島国ぐらいとしか思われていなかった事、潜水艦の事、シベリアからの侵攻を期待の事、この戦争を犯した大罪との事、ジョークの事といい大変参考になりました。少しがっかりしましたが、ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-16 16:19:03

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回答(7)

ANo.7

ドイツはアメリカに対しては宣戦布告をしていません。
真珠湾奇襲で日本と戦争状態になったアメリカがドイツに対しても宣戦布告したのです。
アメリカは孤立主義になっていた世論を対ドイツ参戦に向けるため、暗号解析で日本の真珠湾奇襲を知っていたにも関わらず、わざと攻撃させ、世論を「日独伊の戦うべき」と誘導したのです。
ドイツにとっては日本の対米参戦は迷惑以外の何ものでもありません。
中立国が戦争状態の国に武器を輸出したりするのは国際法違反だったのですが、アメリカの参戦によってアメリカは正々堂々とイギリスに対して武器を供給できるようになったのです。

対ソ連政策については、ドイツと日本は初めから違っていました。
日本は日独伊の3箇国にプラスしてソ連を含めた4国同盟を望み、松岡外務大臣をヒトラーのもとに派遣して交渉していましたが、対ソ戦を想定していたヒトラーには受け入れられず、松岡外務大臣はその足でソ連と単独で日ソ中立条約を締結するのです。
日本は1939年にノモンハン事変でソ連に手痛い敗戦をしており、ソ連とは戦争したくなかったのです。
後にノモンハンと対ドイツ戦で指揮をとったソ連のジューコフ将軍は、ドイツより日本のほうが手強かったと回想しており、ソ連としても日本最強と言われた関東軍とは戦いたくなかったのです。なお対戦末期の関東軍は数こそ揃えていたものの、最強といわれた熟練兵は南方戦線で消耗され、それをスパイ活動で見抜いたソ連は対日参戦するのです。

投稿日時 - 2005-11-19 14:55:54

お礼

#5とこれで再び回答していただきありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-21 16:43:39

ANo.6

ヒトラーからすれば、日本がなんで対ソ戦をしてくれないのか、って思ってたでしょうね。
実際、ドイツは、日本に何度もソ連への宣戦を要請してます。
ドイツが不可解な対米宣戦したのは、日本の対ソ宣戦を引き出す見返りだったって話もありますし。

投稿日時 - 2005-11-18 00:30:30

お礼

>ドイツが不可解な対米宣戦したのは、日本の対ソ宣戦を引き出す見返りだったって話もありますし。
参考になりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-18 08:51:55

ANo.5

私は叔母がドイツ人と結婚してドイツに住んでおり、ドイツ人と親戚関係にあります。
ドイツ人が日本人や日本に興味があるかどうかは、ドイツ国内の地域によって違うそうです。
ルール工業地帯のデュッセルドルフは日本企業の進出も多く、日本人も多く住んでいるため、この地のドイツ人は日本に対する関心が高いそうですが、それ以外の地域では、ドイツ人にはアジア人は同じに見えるためあまり関心がないそうです。

ドイツではナチス時代の事を賛美する事を禁止する法律があります。
「反ナチス法」というそうです。
ナチス式敬礼を冗談でしたり、ナチス時代のコスプレをしたりすると逮捕されます。
大英帝国のヘンリー王子がナチスのコスプレをして世界的に批判を受けたことがありました。

投稿日時 - 2005-11-17 22:41:47

お礼

現代のドイツの状況がよくわかりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-18 08:47:00

ANo.4

当時のドイツはその政策(再軍備、反ユダヤ、新膨張策、民族自決など)から英仏米などから危険視されてヨーロッパ社会でドイツとの同盟を望んだのはイタリアとソ連くらいで孤立していました。

日本は共産主義脅威論から伝統的対ソ敵視で軍備を進めてきましたが、ノモンハン戦の敗北もあり防衛策をとらざるを得なくなり日ソ中立条約を締結、南進策に転向しました。
しかしソ連の脅威を日独伊三国同盟で牽制する配慮はわすれませんでした。

日本ドイツともそれぞれの利害が一致したのですがドイツは自身の戦略からソ連と不可侵条約を締結、ポーランド、英仏との戦争を始めました。
その時点でドイツが日本に期待したのは日本の人口と、劣勢ながらかなりの海軍力にあったと思います。
これらが対米牽制力になると考えたのです。

日本の軍事科学力はたいしたものでなくドイツの持ち出しになることはやむを得ませんでした。
現実もドイツの軍事科学力は日本で実現利用できず
試作や研究段階で終わることが多く、実用されたものは少数に留まりました。
ドイツが期待した人口動員力は中国に投入されてしまい対米戦には貢献できませんでした。
海軍力は緒戦真珠湾で大勝利を収めましたが以後尻すぼみで消耗していくばかりでした。

ドイツの軍事科学力の優秀さ、電撃戦の輝きは日本の欠陥の裏返しで羨望の的でしたから戦史やゲームの世界で興味を引きつけたのです。
反対にドイツから見て日本から得たものは余りにも少なく、興味をひくものはなかったと思います。
彼らにとっては遠い東洋の同盟国であった位の認識でしょう。

投稿日時 - 2005-11-17 16:11:41

お礼

>反対にドイツから見て日本から得たものは余りにも少なく、興味をひくものはなかったと思います。
参考になりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-17 21:03:20

ANo.3

jk7

まずヒトラーが日本をどう思っていたのか…ですが、端的に言えば、何とも思っていなかったでしょう。確かに日本と軍事同盟を結んでいますが、あまりにも形式的な同盟でした(特にドイツにとって)。
例えば、日本がシベリアに領土を拡大しようと考えていた時、ヒトラーは突然、独ソ不可侵条約を結んでいます。これを受けて日本では、内閣が責任をとって総辞職しています。
また『我が闘争』には、日本人を見下している記述があるくらいです。

2つ目の質問については難しいですね。そもそも日本という国に対して興味を持っているドイツ人が、どのくらいいるのか…?
ドイツ人に限らず、欧米人が日本と言って真っ先に連想するのは、寿司・侍・スポーツ選手(欧州では中田・米国ではイチロー)くらいでしょう。
そう考えると、興味はあまりないような気がします。

ちなみに、日本人の中に旧ドイツ軍に関わるゲームなどに関心を持っている人が多いのには、理由がありますよね。
当時のドイツ軍の軍服には大変な人気があります。ヒトラーがデザイナーに作らせた軍服ですから、格好良く強そうに見えるのは当然です。
また、不謹慎な言い方かもしれませんが、ヒトラーに対する魅力もあります。ヒトラーの行為は認めたくありませんが、ヒトラーその人に対する魅力は十分にあるはずです。なかったら当時のドイツ人が、ヒトラーを支持したはずがありません。ある意味で魅力を感じるのは当然でしょう。
逆にドイツ人が、当時の日本に対して、あるいは日本人に対して、どの程度の魅力を感じるか…といえば、たぶん感じないでしょうね。

投稿日時 - 2005-11-16 19:11:25

お礼

見下しときながら日本と同盟を結ぶというのはある意味矛盾のような気が…。そして、それにもかかわらずドイツ軍が一部の人に依然人気があるのは不思議な気がします。やっぱり強かったからですか?どっちにしても参考になりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-16 20:30:23

ANo.1

一般人はそれほど日本のことを知らなかったし気にもとめてはいなかったと思いますよ。
ドイツは敗戦前は自国が戦場でしたから考える余裕もなかったでしょう。

投稿日時 - 2005-11-16 15:11:01

お礼

そうですね。人間も忙しかったら回りの事なんか気にもとめないですよね。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-16 15:56:01

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