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解決済みの質問

中小企業の社長はなぜ息子を後継者にしたがるのでしょうか?

自ら答えを見出す事もできず、適切な相談相手もいませんので、この場を借りて質問させていただきます。


私の父は年間売上げ30億、社員100名弱の機械メーカーを経営しています。株式は過半数を社長である父が、その他を親類で所有しています。

私自身は大学を卒業し、某大手機械メーカーにてエンジニアの道を歩みはじめたばかりの若造です。

父は私に、「10年後に跡を継いで欲しい」と言います。

私個人で物を考えるのならば、これは稀な、すばらしいチャンスかもしれません。


しかし、なぜ中小企業の経営者は子に跡を継がせようとするのでしょうか?
父の答えは
「中小企業の社長はリスキーだ。リスクを好んで取る他人は少ない。それに身内が跡を継げば社内が納得し、幹部の争いも起きない。」「社長なんて本来は誰でもいいんだ」と。

私にはそれが全てとは思えません。
少なくとも資産や株式の問題、そしてエゴがあると思っています。


なぜ経験も実績もない息子に100人の社員とその家族をいずれ任せるという判断が、リスクがとれるのでしょうか?
なぜその判断が世間でも一般的なのでしょうか?
私にはその理由がわかりません。



どなたか、率直なご回答を頂ければと思います。

投稿日時 - 2006-05-18 21:49:35

QNo.2159792

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

私は、親戚の会社を経営してます。創業者が叔父で、その息子が一度は後を継いだのですが、結局やめたために私が引き受けました。

まず対外的に、子が継ぐのは会社にとってメリットが多いです。
(1)お客様、銀行、出資者(株主含む)にとって安心感があります。
だれだれの息子(娘)というのは絶対の信頼感があります。甥というだけで、取引が無くなった経験が私にはあります。
(2)従業員にとっても、安心感があります。
これはつまり、誰でも納得がいく人事だということです。他人をトップにすえると、(1)に対して納得いく説明が必要ですし、納得いかない場合には銀行、株主が
実力行使をする可能性もでてきます。
また(2)に対して、他人がトップになればやはり、何でこの人が?という余計な詮索が起こり、やめるひともでるでしょう。

・資産の保全についてメリットがあります。
昔の田んぼと同じですね。先代(創業者?)が鬼籍に入れば、その子供に会社の権利(株など)が相続されます。でしたら、ほかの人に任せずに一族で運営したほうが最初からデメリットが少ないです。#1さんの回答のような部分もあります。

・経営者は簡単には育ちません。
サラリーマンの方には失礼な話ですが、経営側に立ってみると、ものすごく物の見え方が違います。会社の従業員で、経営者になれる資質を持っている人を探すのはとても難しいのです。
もちろん、そのような素質を持った人を、従業員として使いにくいからという理由で、会社が潰していることもあります。

・親のエゴ
無いとはいいません。しかし、同業の集まりに参加しても、後継者で悩んでいる社長は多く、息子さんがいる場合の多くはその人がついでいます。

このような関係性が複雑に絡んでいます。貴方が引き受けるにせよ、やめるにせよ今の会社の状態をつかんでおく必要があります。10年後というなら、引き受けるかどうか1年ぐらいの猶予をもらって、自分なりに経営するということを勉強したほうがよいと思います。
 また、社長をだれがやっても同じというのは、右肩上がりに成長できた過去の話です。
いまは、社長こそ猛烈に勉強しなければ10年20年単位で会社を維持することは出来ません。

投稿日時 - 2006-05-19 09:44:08

お礼

非常に実感の湧くご回答を頂き、大変感謝いたします。

父の言葉を裏付ける部分もありました。
素直に参考とさせていただきます。

幸いにも父は返事は急がなくていいと言ってくれています。もちろんそれは建前のようで、私が帰省した際、「次の社長誰にするかなー」と聞こえるように独り言を繰り返しておりました。

とりあえず社長の本を読んだり、経営入門といった勉強、経済についての勉強を始めております。まだまだ答えは出そうにありません。
まずはこの社会の中で自分はどのようなプレイヤーでありたいのか?という自問に対する自答を見出したいと思います。

貴重なご意見、ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-05-20 04:23:34

ANo.4

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回答(5)

ANo.5

BFP

チャンスであるという気持ちと、責任を重く感じる気持ちの両方がなんとなく伝わってきました。

自らの成果を赤の他人に渡すという事はなかなか簡単にできるものではありません。できれば息子についでもらいたいという気持ちを持つのは仕方のない事であるでしょう。これは、代々つづいたものでも、一代で作り上げたものでも同じだと思います。

一方で、年商30億円の機械メーカの経営をやりたいと思う方もおそらくかなり少ないでしょう。これからの成長産業という見方もなかなか難しいかと思います。現在の役員にも時期社長をやりたいと手をあげる人はいないのかもしれません。

エゴや、後継者不在という事の他にもいろいろあるかと思います。
これぐらいの規模で経営をやってきた方でしたら、かなり優秀な方だと思います。そういった方の判断でしたら、理由は一つや二つではないはずです。もしかしたら、優秀な経営者にありがちな、カンであなたならうまくやってくれそうだと感じている部分もあるかもしれません。そのために、うまくあなたに説明できないのかもしれません。

短絡的な答えをもとめるのではなく、親子として、ビジネスマンとして深く話しあってみてはいかがでしょうか?

経営者として、父親としての人生、考え、価値観にふれるいい機会だと思います。また、ご自身でもいっているように、この事はあなたにとって大きなチャンスでもあります。ご自身でしっかり考えてよく話あってみて欲しいと思います。

投稿日時 - 2006-05-19 11:51:39

お礼

親身なご回答をありがとうございます。


>年商30億円の機械メーカの経営をやりたいと思う方もおそらくかなり少ないでしょう。

これは私が最も疑問に思っていた点です。普通に考えるのならば、一概に魅力的とは言えない話なのですね。


>親子として、ビジネスマンとして深く話しあってみてはいかがでしょうか?

その必要性は感じております。しかし、まだ私は一端のビジネスマンになれていませんし、忙しかった父といきなり腹を割った話し合いができるような関係も築けていません。

総合的に見ても、もう少し時間が必要なようです。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-05-20 04:42:29

ANo.3

働いた分の給料さえきちんと払ってもらえれば。
従業員の立場から見ても社長は誰でも良いんです。
後を継いで社長になりたいなんて思う雇われ者は、馬鹿か利口のどっちかだと思いますね。
会社の資産は会社の物で個人のものには出来ない上に責任は増える、責任は取らなきゃいけないで、良い事なんて無さそうだし。
必然的に身内が継ぐのが一番無難だと思いますね。
今の社長(特に創業者だった場合)が辞めたら、辞めて独立しちゃう技術者(生え抜きやお客を掴んでる)は必ず居るだろうし。(私もそのたぐいかも)
継ぐなら早めに会社に入って、受け継ぐべき組織の一員となった方がトラブルも少なくなると思います。
二代目になったとたんに会社が分裂したり潰れたりする事は結構聞きますし、回りにも何件か知ってます。
そうなるとますます身内しか成り手が居ないのでしょうね。

投稿日時 - 2006-05-18 23:01:18

お礼

率直なご回答をありがとうございます。

消去法であるというのは分かりやすい理由ですね。
トップ交代にまつわるトラブル・争いについて理解するにはもう少し社会経験が必要なようです。

そういった会社の「裏」について語っていただける相談者を見つけることが近道なのかもしれません。

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-05-20 03:59:53

ANo.2

1)質問に対してですが、中小企業だけでなく大手企業でも同じように考える経営者は少なくないでしょう、日本だけでなく、海外でも、ファミリー企業の成功例は少なくないと思います、ただ成功例の裏には多くの失敗例があるでしょうが。
2)例えればの話ですが、相談者の方は代々伝統技術を受け継いでいる方などをテレビで紹介していたら、どのように感じますか?昔ならともかく、この現代なら他にもしたい事があるだろうに、自由が無くて、嫌々後を継いでかわいそうにと思いますか?私自身はすばらしいと感じます。
3)質問者の文面を見て、質問者の方はすでにエリートであると感じます、お父様が10年後に継いで欲しいとゆうことは、質問者の方を気遣い十分な期間を空けているように感じます、質問内容に父の答えとありますが、本心では無い様に私も感じます、お父様は創業者ですか?自分で興した会社なら、息子に継いで欲しいと考えるのは世襲を基本にしてきた日本ではそれほどおかしい感覚ではないと思います、お父様も世襲した方なら、それ以上に跡継ぎのことを考えるのはそれほどおかしい事ではないと思います。

投稿日時 - 2006-05-18 22:40:11

お礼

丁寧なご回答をありがとうございます。

1)世襲の失敗例は多くは語られない、という事はまさに私の不安の一因であります。耳にできるのはネット上の愚痴程度でしょうか。

2)残念ながら私は伝統技術の継承、それ自体はすばらしい事だとは感じていません。「その技術が現在または未来の社会にとって有用なはずだ」という信念が継承者にあれば、その信念に人生をかけられる事が素晴らしいと感じます。
 私は「チャンス」と申しましたが、それは「受け継いだヒト・モノ・カネ・情報を使えば、より大きな信念でも実現できるようになるかもしれない」という私自身のエゴなのです。
 もし伝統技術=継承事業に愛情や可能性が見出せなければ、私にも、社員にも不幸な結末になるのではないかと考えています。

3)創業者は祖父、2代目が父になります。私に継いでもらいたいというのは「自然な感情」であり「自然な判断」でないのかもしれません。


より深く考えるきっかけを与えていただきました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-05-20 03:45:14

ANo.1

私が知っている実例:
身内だと、不正経理をしていても漏れないだろうという安心感。

投稿日時 - 2006-05-18 21:59:28

お礼

ありがとうございます。まさに率直な回答ですね。

父がそのような人間ではない事を祈っています。

投稿日時 - 2006-05-20 02:45:40

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