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解決済みの質問

国会と内閣の違いがあやふやになってませんか?

大卒でいい歳してこんな質問ですみません。
3権分立で行政、立法、司法に分かれており、行政が内閣であり政治を行い、立法が国会で法律を作る、そこまでは分かります。しかし内閣が何か政治をやろうとすると、その度に法案を国会で成立させる必要があります。例えば消費税とかホワイトカラーとか。行政と立法の境目がなくなってると思うのです。国会審議でも総理大臣は毎回出席してます。(余談ですが総理欠席で審議はありえないのでしょうか?)また国会議員達は立法機関として法律の専門家と思いきや、大半はバリバリのいわゆる政治家です。丸山弁護士は持論で「政治家は法律家が成るべき」と言ってるそうで私も同感なのですが実際は違います。内閣と国会の機能の境が無くなってるのではないでしょうか?司法だけは全く別のイメージで本当に3権分立なのか?と疑問に思います。

投稿日時 - 2007-03-17 22:48:38

QNo.2842227

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

>>内閣が何か政治をやろうとすると、その度に法案を国会で成立させる必要があります<<

これは必ずしもそうではありません。たとえば国会を通したくない外交条約は、あえて名前を「協定」と訳することでしばしば国会審議を経ないで締結されてしまいます(ACSAなどがいい例ですかね)。

>>国会審議でも総理大臣は毎回出席してます。(余談ですが総理欠席で審議はありえないのでしょうか?)<<

国会に首相が出席するのは原則的には予算委員会と国家基本政策委員会(いわゆる党首討論)だけであり、その他の委員会にも出席することはありますが、よほどの重要法案を審議する場合に限られます。しかも予算委員会にもいつも出席するわけではありません。

>>国会議員達は立法機関として法律の専門家と思いきや、大半はバリバリのいわゆる政治家です。丸山弁護士は持論で「政治家は法律家が成るべき」と言ってるそうで私も同感なのですが実際は違います。<<

議会の成り立ちを考えるとき、国会議員が法律の専門家である必要は全くありません。議会は元々、国王(政府)が勝手に市民に課税し、好き勝手に国のお金を使うのを抑制するために出来ました。そしてそれが国王から市民の身体生命を守るための立法権に発展し、さらには市民自らが政府を組織するように至るわけです。法律の専門家がいても全く問題ありませんが、むしろ議員として求められる最もベーシックな資質としては「国民のお金を預かっている」という責任感と税金を払う痛みを知る市民感覚であるということは歴史的な経緯からも明らかです。

元々、議院内閣制というのは厳密には三権分立が成り立たない仕組みなので質問者の疑問も道理ではあるのですが、日本の政府が行政権の及ぶ範囲を比較的限定的にとらえる(行政自らが「法律の授権がないと○○できない」という傾向が強い)のは、言い方を変えると議会の権威を尊重していることにもつながります。議会の権威を尊重するということは、国民を大事にすることにもつながりうるので必ずしもダメだという訳ではありません。

行政権はきわめて強大な権力そのものですから、不断にコントロールする必要があります。そのためには、日本的なやり方もまぁ方法の一つである、とはいえるのではないでしょうかね。

投稿日時 - 2007-03-19 00:22:55

お礼

ありがとうございます。
条約じゃなくて協定!だからこれくらいいいでしょ?うまいですね(笑)
議会の立法権は手段であって目的ではなかったのですね。これは知りませんでした。目的を考えると議会尊重も意味が分かります。

投稿日時 - 2007-03-24 22:24:59

ANo.5

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回答(5)

ANo.4

#3です。

>では議員内閣制で半数を国会議員から選ぶのはどうしてなのでしょうか?

「議員内閣…」でなく「議院内閣…」なのですが…それはともあれ、参考URLのページには
次のようにありました。

「議院内閣制は通常、政党内閣の形態をとり、議員によって内閣が構成されるため、
議会と内閣との間に政策上の対立が生ずることを避ける事ができ、一般に大統領制に比べ、
安定した民主主義を保つことがきるとされてきた。」

「議会と内閣との間に政策上の対立が生ずることを避ける事ができ、一般に大統領制に比べ、
安定した民主主義を保つことがきるとされてきた。」がポイントでしょう。
「対立」よりも「安定」を戦後の日本は選んだのです。

いや、日本は昔から「安定」というか「平和」を望んでいたのです。
聖徳太子のつくった『十七条憲法』の第一条はこうです。
「和を以て貴しとなし、忤(さから)うこと無きを宗とせよ。」

参考URL:http://pol.cside4.jp/theory/5.htm

投稿日時 - 2007-03-18 23:08:43

お礼

詳細な回答をありがとうございます。
3権分立とはいえ過剰な対立は避けるのですね。農耕民族だからでしょうかねぇ。

投稿日時 - 2007-03-24 22:12:37

ANo.3

まあ、日本やイギリスは「議院内閣制」を採用しているから、内閣は国会の信任のもとに
成り立っているわけで、その意味では内閣と国会は密接な関係にあるわけです。
「国務大臣の過半数は国会議員の中から選ばれなければならない」という憲法の規定もあるし。

>内閣が何か政治をやろうとすると、その度に法案を国会で成立させる必要があります。

これは内閣と国会の境をきっちりさせてるからだと思いますよ。
だって、内閣が勝手な政治をやった場合、国会が歯止めにならなければそれこそ
内閣の独裁になっちゃうじゃないですか。

>また国会議員達は立法機関として法律の専門家と思いきや、大半はバリバリのいわゆる政治家です。
>丸山弁護士は持論で「政治家は法律家が成るべき」と言ってるそうで私も同感なのですが実際は違います。

ぼくは必ずしもそうは思いません。法律家でなくても政治家になっていいと思います。
もちろん、法律に詳しいほうがいいとは思いますが、それよりも国会議員に必要なのは
庶民生活の現状がよく分かっていること、庶民の気持ちが分かること、だと思います。
だって国会議員はわれわれ国民の代表なのですから。

法治国家では国や公共団体が業務を執行するには法律による施行が必要です。
なので行政機関は業務を執行するために法律を必要とします。
すると業務を執行するために行政官庁は法律案を作り、内閣によって国会に提出される、
という場合が多いのですが、これを審議するときに国民からの視点に欠けたら
とんでもない法律が出来上がってしまうかもしれないでしょう。
それこそ「役人支配の国家」になってしまいます。

公務員は国民全体への奉仕者なわけですから、国民のための政治、行政ができるように
システムがなってなければなりません。
だとすればそのシステムを司る法律は公務員のためだけのものではなく、国民のための
ものでももちろんあるわけです。

そうしたら国会議員にはもっと庶民の生活を実感している人になって欲しいです。
庶民の視点で行政をチェックできる人が国会議員になって欲しいです。
そうならなければますます「内閣と国会の機能の境が無くなって」しまうのではないでしょうか。
「水道水が飲めない」ような、金銭感覚のマヒしたやつはまっぴらごめんです。

投稿日時 - 2007-03-18 00:09:46

お礼

ありがとうございます。
内閣が勝手に出来ないから国会で法案を成立させてからやる、その通りです。つまり内閣が何かするためにはまず国会で何とかしてやるのです。そこが面白いというか変わってるなと思ったのです。回答を拝見して思ったのですが、私の質問の回答を一言でいうと「議員内閣制だから」になると思います。では議員内閣制で半数を国会議員から選ぶのはどうしてなのでしょうか?3権分立のいわゆるチェック機能のためですか?

投稿日時 - 2007-03-18 11:16:53

ANo.2

たぶん詳しい方がもっときちんと書いてくださると思いますので,私は素人なりに,昔(たしか小学6年の時に)社会科で習った記憶で書きますが,

三権分立とは,「それぞれが好き勝手にしたいことをできて,互いの領域には全く口を出さない」ということなのでしょうか。
「お互いのチェック機能」があったら三権分立にならないのでしょうか。

No.1:
>憲法上はともかく実態面としては三権分立はなされていないのが現実です
この問題は,「チェックの行きすぎ」であって,チェック機能自体は憲法にだって定められています。
たとえば,国会が内閣を不信任したり,内閣が国会を解散したり,国会が裁判官を弾劾裁判にかけたり。
こういった機能は要らないのでしょうか。
そのような三権分立だと,それぞれが暴走したときに歯止めが無くなったりしませんか?

>しかし内閣が何か政治をやろうとすると、その度に法案を国会で成立させる必要があります。例えば消費税とかホワイトカラーとか。

これは当たり前のことではないですか?
日本は法治国家です。政治も,経済も,税金も,裁判も,法律を根拠にして運営されているのです。
法律と無関係に,たとえば政治家が「こうやりたい!」と思ったら即座にやれるのは,江戸時代(遅くとも明治初期)までの話ではないでしょうか。
裁判官が,万引き犯に対して「刑法では窃盗罪にあたるかもしれないけれど,俺は万引きは絶対に許さない。俺が法律だ。よってお前は死刑!」なんて判決を出したり,総理大臣がある日記者会見をして,「国会にいうとうるさいので黙っていたが,今日から消費税率を100%にしました」なんて発言して,すぐにその通りになるような国家は,少なくとも今の世の中には似つかわしくないでしょう。
内閣や裁判所が,法律を無視して仕事をし始めたら,まさに無秩序国家になってしまうのではないでしょうか。

実際,戦前の大日本帝国憲法では,それに近い抜け穴がありました。
天皇の命令(緊急勅令)は法律と同等の効力を持ち,しかも国会(帝国議会)を通すのは事後承諾でいいのです。

>国会審議でも総理大臣は毎回出席してます。

この誤りについては,前の方も書かれているとおりです。

投稿日時 - 2007-03-17 23:52:25

お礼

ありがとうございます。
チェック機能があるからこそ分立するのだと(私も素人で中3で)習いました。当たり前と言われても、当たり前なんでしょうけど疑問の解決にはなりません。

投稿日時 - 2007-03-18 00:07:12

ANo.1

そうですね。
司法も含めて三権分立はかなりあいまいです。

>国会審議でも総理大臣は毎回出席してます
これは事実ではありませんね
まあ、どこまでを国会審議というかですがTVで放送されるような審議には総理も出ますが
むしろ総理が出席する国会審議は全体から言えばごく一部です。
本会議は当然としてあとは予算委員会や重要法案に関するもの以外は
担当大臣までの出席です。

総理大臣は行政府の長ですが、安倍総理は特に国民投票法案などに
異常に精力的です。
行政府の長が立法にかなり踏み込んでいますね。

司法面でも、国の責任が問われるような重大な裁判があると
突然人事異動があるなど明らかな介入は枚挙にいとまがありません。

憲法上はともかく実態面としては三権分立はなされていないのが現実です

投稿日時 - 2007-03-17 23:31:02

お礼

ありがとうございます。
そうですか、毎回出席ではないのですね。そこまで暇ではないようで。司法では裁判官の独立は保障されてますが代わりに人事異動、なるほどと思ってしまいました。

投稿日時 - 2007-03-18 00:12:17

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