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解決済みの質問

ベトナム戦争と地雷と麻薬について

ベトナム戦争の被害では、枯葉剤、地雷・不発弾などが考えられると思いますが、地雷はアメリカ軍がまいたものなのでしょうか?いろいろネットで調べたのですが、カンボジアにも撒かれたなどかいてあって、よく分かりません。地雷などは誰が、どかに撒いたものなのでしょうか?

またテレビでベトナム戦争中にアメリカ軍が人を殺す苦しみを紛らわせるために、麻薬を使い、それがやめられなくなり、アメリカに麻薬が蔓延したと聞いたのですが、これは本当でしょうか?あとこの麻薬は、誰がアメリカ軍に渡したのでしょうか?いろいろ無知ですいません。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2008-01-22 21:33:05

QNo.3704259

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質問者が選んだベストアンサー

 ベトナム戦争において地雷という兵器は、アメリカと北ベトナム(ベトコン・南ベトナム解放戦線も含めます)の両陣営で使用されたことは事実です。ただしその使用法はや設置法は大きく異なり、アメリカは基地周辺や前線陣地を防御するために地雷を埋設した事例がほとんどでした。またアメリカ軍は「クレイモア」と呼ばれた指向性地雷を好んで使っていました。これは携帯型の簡易設置式の地雷で、埋め込んだりはしない地雷でしたので、放置したままということはほとんどありませんでした。
 では北ベトナム側はといえば、これはもう辺り構わず何の分別もなく南ベトナム中にばらまいたと断言してもよいほどの数を設置しています。さらにアメリカ側はその設置場所をきちんと把握し、記録に残していましたが(戦闘や戦争が終了した後の後始末を考えれば当然ですが)、北ベトナム側は正直いってほったらかしというか、場当たり的に設置したため、当然記録などあるはずもなく、また戦後何度も洪水にあって軽量の対人地雷などが流されて、その数や場所は把握することは不可能になっています。

 ということを踏まえて質問にお答えすれば、ベトナム戦争中にベトナムに設置埋設された地雷はその数量からいえば、圧倒的に北ベトナム側の地雷が多かったということです。これは現在発見される対人対戦車地雷の全てが、中国旧ソ連北朝鮮を始めとする共産国製だということで裏付けられています。

 つまりベトナムの地雷は北ベトナムが旧南ベトナム全土に無分別に設置埋設したといえます。さらにカンボジアの地雷事情ですが、これにはアメリカや統一ベトナムはほとんど関与しておらず、ベトナム戦争終了後始まった10年近い内戦の副産物です。つまり、対立するカンボジア内の両陣営がベトナム戦争の際に使用しようと溜め込んでいた多数多種の地雷(ほとんどが対人地雷でしたが)を安価、もしくは無償で(盗んだということですが)手に入れ、お互いが使用し合ったということです。これもほとんどが共産国製でしたが、現在ではやはり洪水などによってその設置場所などはまったく不明です。なぜそのように簡単に流されるのか、さらには探知や排除を避けるための特殊な地雷などもありますが、本題からそれますので省略します。

 最後にアメリカ兵における麻薬禍ですが、人を殺す苦しみを紛らわせるために使用したというのは、いかにもありそうな話しですが、実際にはそういうことはなかったと断言できます。もともとアメリカ人に始まらずベトナム人さらにはほとんどの人種において、戦争という極限状態での殺人という行為は精神的な錯乱を伴った高揚感はあっても、戦闘中に自身の行為を懺悔し後悔することなど、そうあることではありませんでした。だれだって自分だけは死にたくはないものです。そんな人間が殺す前に殺されたりするような行動を起こすこと自体が、それこそ異常です。やはり殺す前に殺せなんです、戦争って。

 ではなぜベトナムで麻薬が蔓延したかといえば(といってもそれほど状況は酷くはなく、これらのイメージはアメリカ国内の反戦活動や、後の反戦ベトナム映画などの影響だと考えます)、前述の内容にもつながりますが、端的にいえば「シェルショック・砲弾弾丸恐怖症」「戦闘神経症」の影響だといえます。つまりは、自分が死ぬかもしれないという恐怖心から、逃れるための麻薬使用だったと考えればいいかと思います。
 その麻薬の入手ルートですが、南ベトナムでの中規模以上の町では普通に手に入っていました。といってもこれは敵の謀略などではなく、ベトナム自体が(というか当時の東南アジアといってもいいのですが)以前から麻薬文化があったこともあって、入手は比較的簡単だったということです。さらには南ベトナムの多くの米軍基地内のPX(兵士相手のコンビニのようなものですが)でも基地によってはこっそり売っていたということです。

 地雷に関しては現在でも多くの人々が、肉体的精神的、さらには経済的に大きな被害を受けている、一日でも早く解決しなければならない問題です。でも正直その規模や問題の根の深さを考えると暗澹たる気持ちになります。

 地雷に関してはもっと書きたいことがあるのですが、私の悪い癖で長くなりますのでこの辺で。いくらかでも参考になれば幸いです。

投稿日時 - 2008-01-23 01:20:13

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回答(5)

ANo.5

地雷ですが、地雷の使い方として2通りあります。
1つはトラップとしての使い方です。
思わぬところに地雷をしかけ、敵を倒す使い方です。
この方法は、主に弱者が強者の戦力を減らす目的で使います。
もう1つは、地雷原の設置により、敵の侵入を阻止する目的で使用します。
この方法の場合、そこに地雷が埋められている事を敵に知らせて、そこに敵が侵入しないようにさせる事が目的です。
この場合、極端な事を言えば、地雷は全く無くて、「地雷原」の立て札だけでも機能する事もありえます。
主に拠点の防衛に使われます。

ベトナム戦争当時ですが、アメリカ軍は、トラップ式の地雷を設置する必要性は全くありませんでした。
トラップを必要としたのは、ベトコン側で、アメリカ軍の通りそうな場所にしかけました。
地雷を埋めた人が殺されたり、雨などで流されたり、爆発したのかの確認が困難であったため、残ってしまった地雷が多くあったのは事実です。

ベトナムよりも深刻なのはカンボジアです。
カンボジアの場合、ポルポト派と反ポルポト派の内戦により多数の地雷が両陣営ともに使いました。
ポルポト派(中国支持)とロン・ノル政権(アメリカ支持)側との内戦
ポルポト派(中国支持)とベトナム(ソ連支持)の戦い
ポルポト派(中国支持)とヘンサムリン政権(ベトナム支持)の内戦
ポルポト派(中国支持)とベトナムと民主カンボジア(アメリカ支持)による三つ巴の内戦

などにより、敵地域にお互いに地雷がばらまかれ、だれにもどこに地雷があるのか分からなくなってしまいました。

アメリカ軍の麻薬入手ですが、大麻などは、現地でいくらでも手にはいりました。(野生のものも多かったようです)
世界最大の大麻の産地に近いためでもありますが。
大麻を精製したヘロインなども比較的簡単に現地調達ができました。
モルヒネは、アメリカ軍が負傷した時の痛み止めとして配布していたものを流用していました。

投稿日時 - 2008-01-23 15:10:40

ANo.3

> 地雷はアメリカ軍がまいたものなのでしょうか?

米国軍が敷設したものもありますが、そうではないものが大部分です。大多数は、ベトナム人・カンボジア人(ポルポト派)などが敷設した、とされています。
実際は、どこにどれだけ地雷を敷設したのかの記録すらないので分からない、というのが本当のところです。


> ベトナム戦争中に...アメリカに麻薬が蔓延したと聞いた

本当です。
というか、別にアメリカだけではなく、例えばアフガン戦争の時のソ連兵も麻薬漬けですね。
誰が渡したか、ですが、米軍が渡しています。日本においても、太平洋戦争中には軍が軍人に渡していますね。

米軍に渡した(というか米軍の調達先)のは、主にアメリカ国内の製薬会社です。基本的には、鎮痛剤や風邪薬と同じ括りです。


余談になりますが、
軍の調達=国内企業
民間への蔓延→規制→裏社会による製造
という図式は、日本でもアメリカでもソ連でも変わらないようです。

投稿日時 - 2008-01-22 23:14:04

ANo.2

>ベトナム戦争中にアメリカ軍が・・・麻薬を使い・・・

参考程度ですが

「コカイン」
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%A5%B3%A5%AB%A5%A4%A5%F3/detail.html?LINK=1&kind=epedia

投稿日時 - 2008-01-22 22:11:51

>ベトナム戦争中にアメリカに麻薬が蔓延
>これは本当でしょうか?
>誰がアメリカ軍に渡したのでしょうか?

事実です。

ベトナム戦争に北側(共産圏)から介入した中国です。

アヘン戦争に対する、アングロサクソンへの復讐です。

そういえば、東南アジアには、麻薬のトライアングル地域があるらしい。黄金の三角地帯 ゴールデントライアングル か。

投稿日時 - 2008-01-22 22:02:42

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