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解決済みの質問

ロシア人の人口減少について

ロシアでは、どんどんと人口が減少して
一億人を切るところまでになっていると聞きました。

確かな情報筋から聞いたのですが
一昔前の貧しい時代のソ連では、娯楽らしい娯楽がなくて
セックスが最大の娯楽だと言われていたそうです。(笑)

今は確かにロシアは、石油で多少豊かにはなりましたが
どんどん人口が減少していたら
大国としての体裁もたもてないのではと
思います。

どうしてロシアでは、人口が減少しているのでしょうか?

また、ロシア人は、「俺達は特別だ」と思っているそうですが
その自信は、一体どこから来るのでしょうか?

よろしくお願いします。

投稿日時 - 2008-03-11 18:32:52

QNo.3853678

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

日本とロシアは、共に人口問題を抱える国として
比較できる部分もありますが、内情は異なります。
ロシアの人口の方はまだ1.4億人ほどはいるのですが、
第一には2050年辺りには1億人を切りそうかもしれず、
日本以上の急速な人口減少の傾向があります。
第二には「ロシア民族」の出生率が少数民族よりも低いため、
ロシア内のロシア民族の人口が1億人を切りそうなのかもしれません。

・ロシアと日本の人口(国連)
1990 ロシア1.49億人 日本1.24億人
2005 ロシア1.44億人 日本1.28億人
2050 ロシア1.08億人 日本1.03億人(予想)
※もっとも2050年の値なんて今から予想できるものでもありませんが。

所得水準の向上が出生率の低下に結びつくの傾向があるのは、
世界的な統計でも実証的に確かめられています。
貧しい国では、家計をやりくりするため子供をいっぱい作って
働かせようとする傾向がありますし、初婚年齢も低いです。

ところが、ロシアは90年代に経済が混乱して所得水準が
半分に低下した時期に、出生率が大きく低下しています。
90年代のロシアは、ハイパーインフレ、財政破綻、犯罪の激増、
所得格差拡大など、色んな意味で断末魔の苦しみを味わっていました。
短期的には、日本の平成不況を遥かに上回る深刻さでした。
この時期のロシアは、平均寿命まで顕著に低下する
世界的に稀な事例となっています。あと、何故かは知りませんが、
ロシアは短命の男性が非常に多いようです。

旧ソ連を構成していた各国や東欧でも、出生率の低下が激しいです。
女性の労働参加率と出生率が共に低い東アジアや南欧のタイプとは異なり、
ロシア・東欧は、女性の労働参加率が高く出生率が低い型をとっています。

・ロシアと日本の出生率(国連)
1980-1985 ロシア2.04 日本1.81
1985-1990 ロシア2.12 日本1.76
1990-1995 ロシア1.55 日本1.49
1995-2000 ロシア1.25 日本1.39
2000-2005 ロシア1.30 日本1.29
2005-2010 ロシア1.34 日本1.27(予想)

・ロシアと日本の平均寿命(国連)
1980-1985 ロシア67.2 日本76.9
1985-1990 ロシア68.8 日本78.3
1990-1995 ロシア66.4 日本79.5
1995-2000 ロシア65.7 日本80.5
2000-2005 ロシア64.8 日本81.9
2005-2010 ロシア65.5 日本82.6(予想)

・ロシアと日本の所得水準
(1人当りの国内総生産・90年GKドル購買力平価ベース、GGDC)
1990 ロシア7,779ドル 日本17,943ドル
1995 ロシア4,813ドル 日本19,970ドル
2000 ロシア5,273ドル 日本20,738ドル
2006 ロシア7,824ドル 日本22,463ドル

ロシアは、巨大な領土、大国としての歴史、
ユーラシア・アイデンティティといった部分が、
ナショナリズムのプライドとなり、かつ「情けない現状」への不満になります。
統計は正確ではないかもしれませんが、1970年代までは
ソ連がアメリカに次ぐ世界二位の経済大国と言われており、
一時はアメリカに追いつく勢いを海外に宣伝していた時期もありました。
(そのせいで第三世界が妙な経済政策を実行して迷惑を被ったわけですが)

しかしながら、オイルショック以降に経済は失墜して経済的二流国に
落ちており、大国意識が虚勢に写ってしまう部分があります。
昨今は一時的には資源高で勢いがあるとはいえ、原油価格なんていつまで持つかは分からず、
資源以外のロシア経済は、所得水準の割に非効率さが目立ちます。

ただ、資源国では人口減少が1人当りの所得水準を向上させるため、
あながちマイナスともいえないとは思いますが。
サウジアラビアみたいに人口増加で
1人当たりの資源収入が減少するのが問題視される国もあります。

投稿日時 - 2008-03-12 16:43:05

お礼

論理的で詳しい説明ありがとうございます。
大変恐縮です。

豊になれば出生率が低下するし、貧しければ
出生率が高まる原則を知りました。

ロシアでは、国が崩壊したせいで将来に希望が見出せないのでしょうね。

プライドとか覇権主義意識を捨ててもらわないと
他の国が迷惑しますよね。

困った国ですね。

投稿日時 - 2008-03-12 17:11:40

ANo.3

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回答(3)

ANo.2

添付通り、世界でダントツに自殺率が高いのも大きな要因でしょう。 石油・ガスのお蔭で裕福になっているのはごく一部の人だけです。 日本では考えられないような格差社会が広がっています。 今はもてはやされていますが、ロシアの将来は決して明るいものではないでしょう。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2774.html
ロシア人が、「俺達は特別だ」と思っているというのは初めて聞きましたが、もしそうだとすると、ユーラシア大陸で大きな領土を持ちならが、昔からの西洋(特にフランス)に対するコンプレックス、モンゴルに徹底的に陵辱されたことによるアジア人に対するコンプレックスの完全な裏返しでしょう。

投稿日時 - 2008-03-12 14:01:05

お礼

ありがとうございます。
KGBが石油を経営していたら失敗しますよね(笑)
今の時代に何周も周回遅れですね。

イギリスが低い数値というのは
以外でしたね。

投稿日時 - 2008-03-12 16:36:53

ANo.1

>どうしてロシアでは、人口が減少しているのでしょうか?

私も少し前に何かの雑誌か新聞で読んだだけなので、詳しいことは分りませんが、その時の記憶を元に回答を試みてみます。

これには幾つかの要因が重なっているようです。
一つ目は、ソ連時代の1950年代から70年代にかけて、人口抑制政策をとってきました。
当時は、人口爆発とそれによる飢餓が予測されたため、「中絶の合法化」や中国の一人っ子政策ならぬ、「夫婦一組に子供二人までとすること」との政策をとったようです。(中国みたいに罰則があったかは分りませんが)
その後、80年代には出産奨励に政策を転換したものの、ソ連の崩壊の影響による政情の不安定化や経済の悪化が出生率回復政策に歯止めをかけることとなったようです。

二つ目は、一つ目の後半で指摘したとおり、経済状勢の悪化です。
経済的に悪化すると、出産や育児に掛かるお金を払えるか不安になるのは日露問わず同じですね。
そのため、子供は欲しいけど出産を控える夫婦が増加したようです。
結果は出生率の低下となります。

三つ目は、平均寿命の低下。
麻薬などのドラッグが蔓延していて、結果死亡率もたかくなるようです。
他にも、気温が低いのでアルコールの消費量が増え、酔った勢いで路上に寝て凍死する危険性が高いとか。
また、アルコール依存症の患者も増えているようです。
アルコール依存症というと、四六時中お酒を飲んでいるというイメージがありますが、けっしてそうではなくて、お酒を飲むのが習慣化していて、一定の濃度のアルコールが体内に無いと居ても立っても居られなくなる人です。
見かけ上はシラフな人は沢山いるそうです。(タバコを血中のニコチン濃度によって吸いたくなるのと同じ原理ですね)
で、このアルコール依存症によってガンや他の疾患が悪化したり、突発的な自殺や事故によって、死亡率が上がっているようです。
また、自殺率も他の先進国と比べダントツに高いようです。(理由はアルコール依存のみじゃないでしょうけど)
これらの要因によって、平均寿命が成人男性で65才前後だとか。

以上、三つの要因が重なり合って、日本以上に人口減少がすすんでいるようです。
とはいえ、プーチン政権も手をこまねいている訳ではないようです。
母親への支援金をUPしたり、三人以上の子供を産んだ母親には国家から表彰されたり、面白いところでは「受精日」なんて日を制定して、9ヶ月後のロシア独立記念日に生まれたら報奨金を出す~なんてのもあったようです。
その結果か、先の大統領選前には出生率UPの報告がありメドベージェフ氏の大統領就任に弾みがついたとかつかないとか、、、。
まぁ、「受精日」ってのは日本では流行らなそうですが、参考になる政策はどんどん参考にして欲しいですね。

最後に、参考URLです。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2355395/2669539
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/233/023308.pdf


>また、ロシア人は、「俺達は特別だ」と思っているそうですが
>その自信は、一体どこから来るのでしょうか?

これについては、どう「特別だ」と思っているのか分らないのでコメントしずらいですが、、、
想像するに、どの国家・民族も持ってる所謂「民族感情」ってやつじゃないですか?
中国人も「中華思想=中国こそ世界の中心」って思ってる人もいますし、朝鮮人もそうだし、米国人も「我らこそ自由の伝道師だ~」とか思ってるでしょうし、、、。
日本人だって「アジアで一番早く近代化して、欧米に植民地化されなかった国だぜ~」みたいな「優越感」持ってる人もいますしね。
まぁ、人は誰でも他人より優位に立ちたいモノ。
そこに、民族感情が加わったのだと思いますよ。
程度の差こそあれ、どの人も持ってる感情だと思います。

投稿日時 - 2008-03-12 09:25:01

お礼

詳しい内容でありがとうございます。
大変参考になりました。
ロシアは、石油で一息ついていますが
だだの大きな国に落ちぶれましたね。

これでは、アメリカに対抗するなんて
夢の夢物語ですね(笑)
自業自得ですがね。

投稿日時 - 2008-03-12 16:32:52

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