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解決済みの質問

イカ釣り漁船の電灯は無駄遣いか。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080708/164778/
以上のページでの記事を前提とします。

 簡単にいえば、イカ釣り漁船の電灯に傘をつければ、より少ない電力量で同じ効果が得られるはずだという主張です。私も以前から同じことを思っています。
 とはいえ、やはり何らかの原因があるのかもしれません。例えば、揺れの大きな海上では、傘をつけると傘が揺れて海面に影ができてしまうことも考えられます。この場合、バネを使う等して揺れない傘を開発すればよいという再反論も考えられます。
 また、あれだけ明るいランプですから、相当の発熱量があると思われ、傘をつけるとフィラメントが傷むのかもしれません。この場合も、空気の対流回路等、何らか熱拡散装置のをランプ内に取り付けることで、防げるのかもしれません。それでコスト高になるのであれば、それなりの問題が生じる訳ですが。
 以上は私の憶測ですので、確証はありません。そこで、イカ釣り漁船の電灯に傘がついていない理由をご存知の方、教えてください。

投稿日時 - 2008-07-16 14:25:36

QNo.4180937

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

貧乏学生だったもので、休みにアルバイトで知人のイカ釣り船に乗ったことがあります。
甲板で発泡スチロールの箱にスルメイカを並べてつめる仕事でした。

>イカ釣り漁船の電灯は無駄遣いか
結論から言えば無駄使いだそうです。

>イカ釣り漁船の電灯に傘をつければ
傘=保火(ホヤ)は白熱灯が使われていた10年前くらいまでは付けていたんです。
空に向いたほうが黄緑で、光線を反射する側が白いホウロウ製のものが。
じゃ、何故メタルハイドランプに保火をつけないかと言うと、
保火を付けると光量が増えすぎて、直下の船員の紫外線火傷が悪化し危険な為、とても仕事にならないから取り外したと聞いています。
現在の集魚灯の主流であるメタルハイドランプは白熱灯と違って非常に強い紫外線を出すんです。
イカ釣り船は夜間操業が主流であるにもかかわらず、イカ釣り漁師の肌が色が黒いのはその為です。

本当にあれくらいの明るさが必要かというと、老年の熟練漁師は一様に『必要以上に明るすぎる』と言っています。
あまりに明るすぎる為に「イカが近くまで寄ってこない」、或いは「より深い所(より光が届きにくい深さ)でなければ釣れない」と言う、
操業効率が悪化が起きています。

ではどれくらいの明るさで十分かと言うと、
古老のベテランのイカ釣り漁師によれば、『同僚の顔が解るくらいの明るさで十分』だそうです。

それなのに何故球数を落とせないかと言うと、
「漁業資源が減少→漁獲量が減る→もっと採りたい→明るくしてみる」と言う悪循環に陥っていると同時に、
『自分だけが明かりを暗くしたらもしかして自分だけ釣れなくなるかも』と言う心理が働いて
なかなか光量を落とせないものだそうです。
漁師とは概して競争意識が強く、欲が深いものです。
(魚釣りでも言えますが、隣の人が釣れるのに自分だけ釣れなかったらつまらないじゃないですか?)

また田舎の農業社会も、漁村社会でも実は体質が同じなんです。日本的らしいと言うか、島国的なんですね。
演歌に漁業を題材にした物が多いまた、似合うのはその為ではないでしょうか?
せっかく、水産庁や都道府県の職員が改善指導に行っても「魚の事は俺たちの方が良く知っている」と言い捨ててしまう。
古老の漁師がアドバイスすれば「年寄りは引っ込んでいろ」。最後は「海に落とすぞ」と言う論議になるわけです。

やはり多様な意見、価値観を取り入れ、自身の姿勢を正すと言う意識を漁村社会が持たなければ、
漁業者は自分で自分の首を絞めることになりかねないと思います。

投稿日時 - 2008-07-17 23:49:51

お礼

 ありがとうございます。非常に貴重且つ興味深い情報をありがとうございます。
 無駄だとしても、それをしてしまう社会的背景があるのですね。あまりに考えさせられることが多く、書き出すと質問が収束不能になりそうなので、逆にお礼コメントが少ないですが、本当にありがとうございます。

投稿日時 - 2008-07-18 10:17:50

ANo.8

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回答(10)

ANo.10

5です。
 すいません、偉そうに書きましたが、やはり素人の浅知恵だったようです。

 下記HP(URL1)によると、一番効率がいいのは「水中集魚灯だが効率が良すぎるので規制されている」との事です。また、別のHP(URL2)には傘には技術上の問題があるとの記述がありました。
 規制の問題(漁業関係者の自主規制を関係官庁が追認?)は別の意味で興味深く感じましたが、ひとまずこんなことで決まっているらしいという情報提供に留めておきます。

1.「「漁火」(いさりび)を考える」
http://mirai00.hp.infoseek.co.jp/ika2.html

2.「★★星はなぜ見えないのか?★★」
http://ponchan.2.pro.tok2.com/okanoue%20/syasin%20corespond/astronomy/hosigamienai/sc4-2.html

投稿日時 - 2008-07-18 21:12:09

補足

ありがとうございます。かなり面白いのですが、#8さんの情報は別格として、#10, #4をどちらを時点にしようか迷いましたが、#4さんとさせていただきました。

投稿日時 - 2008-08-03 10:24:56

お礼

ありがとうございます。確かに、規制の問題は興味深いですね。

投稿日時 - 2008-07-19 00:06:55

ANo.9

日本には農業とか漁業などをしている人に経営をしているという感覚がないかたも非常に多くいます。
そのためにほかの方のおっしゃっているような儲かっているうちに設備投資などにお金をかけてコストダウンを図るという考えが無かったためにこうなっているというのは一理あります。

ただ、ものがある状況での今回ほどの原料の値上がりと言うのは普通の市場の原理ではなかなか起こらないものです。
普通これだけ原料があがるということは、生産量が下がったためで、いくらお金を出しても手に入らない状況になるのが普通です。
穀物などは実際に入手事態が困難になっているところがあります。
しかし石油に関してはそうはなっていませんよね。

今は資本主義といいながら、投資するお金を資本に投資するのでなく金融に投資するという「金融主義」になってしまったために市場の原理が聞かなくなっています。金融の原理(博徒の理論とも言えると思います)で物事が動いてしまっているんですよね。
だからまっとうに商売している人が苦労するようになっています。

設備の改良には時間とお金がかかります。
一気にこれだけの価格の上昇では改良の努力は追いつかないですね。

投稿日時 - 2008-07-18 11:11:46

お礼

 ありがとうございます。質問としては、現在のイカ釣り漁船の電灯の方式が、無駄かそうでないか(無駄の定義は#5コメントのお礼ランに書きました)、なぜ無駄が放置されているかという点に限定しています。
 #8は、無駄であるとした上で、なぜ無駄が放置されるかという点が大変に興味深かったと思います。もちろん、無駄でないという考えもありえます。
 ご回答では、最後の2行が無駄を前提とした上で無駄が放置される理由を示されているようにも解釈できますが、ほぼ同趣旨のことが#4で語られているため、それ以上の詳細性(費用・漁師がこれまでの利益を一定程度投資・貯蓄に回していた場合の資産・融資を受ける条件等)を以って触れられるのなら格別、そうでないならなんともいえません。
 最後3行目以前に関しては、本件質問の対象外です。

投稿日時 - 2008-07-18 11:28:42

ANo.7

風の影響はどうでしょうね。あの明るいイカ釣り漁船のほぼ全面に傘がかかるわけですから、ある意味帆船状態になるってことですよね。瞬間的に突風が吹いて、さらに波が高い状態だったら小さいイカ釣り漁船なんか転覆するんじゃないかと思います。どちらにせよ、危険な状態をまねきかねないのではないでしょうか。
船乗りの友人から聞いたのですが、台風の影響などで「天気晴朗ナレドモ波高シ」とか風がものすごい強いとかよくあるそうです。

その記事の主張はまるで田舎の人が「都会ではラッシュアワーがすごいと聞くが、あんなに鉄道路線がいっぱいあるのだから混まない鉄道を使えばいいじゃないか」っていうくらいピントを外したことをおっしゃっているんじゃないかと思います。

投稿日時 - 2008-07-17 13:38:01

お礼

 確かに、転覆の危険性が増えるのであれば、傘をつけるほうが無駄かもしれません。とはいえ、イカ釣り漁船の全面ではなく、電球の上だけに傘を突けることを想定すれば、それほどではないかもしれません。
 おそらく、イカ釣り漁船全体が明るいとしても、水平方向漁船段面積と電球段面積の比は相当の差があると思います。であれば、漁船全面に傘をつける必要はないでしょう。

投稿日時 - 2008-07-18 10:12:13

ANo.6

燃料が上がって採算が合わない=イカが高くなる=採算が合う これが自然な流れ しかし電球効率を上げるための費用補助がほしい

休業してもイカの値段が安定しているならそのままでよしだが、とにかく田んぼを休んでカネを出す国なんで、ほっとけないのかもしれません

投稿日時 - 2008-07-16 22:39:21

お礼

 ありがとうございます。とはいえ、無駄かどうかという質問です。せっかくですが、質問の趣旨からずれているようです。

投稿日時 - 2008-07-18 10:08:44

ANo.5

・2~3年前までは燃料費が数分の1だったので、傘をつけるだけの工夫をするだけの手間ひまをかける必要がなかった。
・イカ釣り漁船の電灯は普通の白熱灯ではなくて、水銀灯の一種で蛍光灯並の効率性がある、メタルハライドランプというもので、その省エネ効果で十分であった。

 というのが主な原因ではないでしょうか。本文にある「10年20年かけておこなう手直し」に関しては電球の効率性の向上で実現しているわけです。この種の電灯には指向性(光をどちらに向けるか)もあるので、少なくとも、普通の白熱電灯と同じように魚灯を論じるのは危なっかしいような気がします(「インバーター電球にして省エネを」とか言っていないことから、全く事情をしらないわけではないようですが)。
 燃料価格の高騰で、LEDの他、傘をつけて効率性をあげるとか、昼間に漁をするというような工夫は近年盛んに行われているようで、全く工夫をしていないように論じるのもどうかと思います。

投稿日時 - 2008-07-16 19:06:20

お礼

ありがとうございます。
ちょっと突然辛らつになったような印象をもたれたら恐縮なのですが、質問の趣旨とはずれている回答が徐々に増えてきているので、この辺でコメントさせていただきます。

 技術的に、燃料消費を減らす方法が全くないのであれば、そのこととその理由だけで本件質問に対するお答えとしては十分です。
 そこで、技術的方法があることを前提とします。傘をつける等の対策がとられなかった理由として、単純に燃料費が安いことを理由とする場合は、本件質問の対象外です。ただし、電灯の平均寿命と、現在の燃料価格を前提と考えて、それでも対策にかかる費用・エネルギー消費が対策によって節約される費用・エネルギー消費を上回るのであれば、それは無駄遣いでないという定義で、その点を詳細に書いていただければ助かります。
 その点で考えますと、原因1は、質問の対象外です。原因2は、省エネ効果が十分というのはどういう意味かはさておき、仮に水銀灯であっても、傘をつけた場合とそうでない場合でどちらが上記定義上の無駄遣いなのかが問題になると思います。傘を付ける事によって節約されるエネルギーよりも、傘製作・設置のための消費エネルギーの方が大きければ、傘を突けるほうが無駄ということになります。

※上は、費用・エネルギー消費を混同しているのではなく、費用かエネルギー消費か都合の良い方を考えていただければ結構ですという趣旨です。

投稿日時 - 2008-07-18 10:06:51

ANo.4

No.1です。
LED集魚灯のことは、ニュースで取り上げられてますから多くの方が、ご存知のことと思います。
問題は、船の改造に関わる費用です。
LED集魚灯にするには、10GTクラス(けして大きなクラスではありません)のイカ釣り漁船の場合で約640万円の改造費用が必要です。
しかも、LED集魚灯は、現時点で「実験、一部検証」段階の製品です。
640万円の改造費用は、燃料費高騰により3~4年で回収できる金額ですが、個人経営の漁師には、いきなり640万円の負担は厳しいと言うことだと思います。
新造船以外では、現行の照明設備の改良が現実的かと思います。

http://www.jfa.maff.go.jp/gyosen/five/siryou5-1.pdf

投稿日時 - 2008-07-16 15:32:21

お礼

640万円は大変でしょうね。
私は、消費電力とともに、労働環境の改善という項目に興味を持ちました。紫外線軽減などの効果もあるのですね。

投稿日時 - 2008-07-16 20:29:13

ANo.3

電灯に傘を付けたり、電灯を改造する費用は、漁師が出さねばなりません。

「燃料費はどんどん高くなるけど、イカの値段は変わらず。もう船を出すのもやっとで、休漁した方がマシ」って状況で、電灯に傘を付けたり、電灯を改造する余裕なんかありません。

今より燃料代が安く経済的に余裕があった時に「効率的な電灯に変えよう」と思えばいくらでも変えれたでしょうが、燃料代が安かった時は「燃料安いんだから、どんどん燃やせば良い。電球変える必要なんかねえ」って感じで、誰もお金をかけようとしなかったのでしょう。

そして、今になって「燃料代高いから漁休む」とかって話になっているのでしょう。

投稿日時 - 2008-07-16 14:51:53

お礼

ありがとうございます。

投稿日時 - 2008-07-16 20:19:53

ANo.2

話の腰を折るようですが、

いかのひかり
http://www.marintec.jp/ikapage.html

質問者様の提示したURL先の記事の筆者はおそらく何の取材もしてないんでしょうね。
吠えるなら誰でもできます、(国に依頼されたのかしらん)

そこまでいうのであれば自分で会社でも起こせばいいのに。


回答にはなっていませんので、参考までに。

投稿日時 - 2008-07-16 14:48:07

お礼

 ありがとうございます。
 傘を突けたり、LEDを使ったり、研究開発をする動きはあるようですね。

投稿日時 - 2008-07-16 20:25:07

ANo.1

私も、同様の疑問を持っていました。

現在のイカ集魚灯は裸電球のまま取付られているランプのため、海面到達率はわずか10%~20%にしか届かず、非常にもったいない使用状況です。

しかし、ランプシェードを取り付ければ、掃除の手間が増えることになる。
私は、シルバーボールと反対の、ランプ上面を反射鏡加工したランプを使用すればいいのでは無いかと思っています。
ランプ自体に反射鏡を取り付ければ、現行の照明器具がそのまま使用できるので、漁師の新たな費用負担もありませんし。。。

シルバーボール
http://www.akaricenter.com/hakunetu/silverball.htm

投稿日時 - 2008-07-16 14:47:07

お礼

なるほど。ありがとうございます。

投稿日時 - 2008-07-16 20:21:45

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