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解決済みの質問

最近気になった言葉「~機関」

先ほどNHKのニュースを聞いていたところ、国連のWHO(World Health Organization)の日本語呼称としてアナウンサーは「世界保健機関」と言っておりました。
私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。
しかし、ILO(International Labor Organization)は昔から「国際労働機関」と称していたと思っています。

「世界保健機構」を「世界保健機関」にした経緯についてご存知の方はいらっしゃいますか?
Organization の邦訳が「機関」であったり「機構」であったり、どういうことか不思議に思っていましたが、いつの間にか「機関」に統一されたのでしょうか?誰がそのように提唱したとかの情報に興味があります。

投稿日時 - 2008-12-02 22:52:38

QNo.4525227

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

国際機関とは(下のURLウィキペディアより抜粋)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国際機関(こくさいきかん、international organization)とは、構成員を国家として常設の事務局を有する実体があるもの。および、条約によって設立されている組織である[1]。日本語では、国際機関の他に国際組織、国際機構と訳される場合がある。国際機関は法令用語であり、国際組織(関東の大学で主に使われる[要出典])、国際機構(関西の大学で主に使われる[要出典])は学問上の用語である。この3つの用語の意味は全く同じである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

国際機関 ウィキペディア記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%A9%9F%E9%96%A2

上の記事によれば「国際機関とは法令用語である」とのことです。
多くの国際機関のうち、本物のチャンとした機関(organization)は「機関」になっているようです。
昔「機構」と呼んでいたものも、「機関」に変ったものが多いように思います。

よく知りませんが「国際機関とは法令用語である」にヒントがあるように思います。
一方、日本の天下り法人には「ナントカ機構」が多いですね。英語名はorganization なのに。

2番さんの機関銃に加えて「天皇機関説」。
美濃部亮キッツアンの親父様は、これを唱え、これでやられました。
理論は立派だったと思いますが、「天皇陛下が機関車と一緒か」とバッシングを受けました(^-^ 。

いろいろ、皮肉を書いてしまいました。平にご容赦を m(_ _)m 。

投稿日時 - 2008-12-03 09:45:14

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24人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

回答(31)

ANo.31

回答数も全体で35件、私個人のものでも14件です。この際まとめてみましょう。

1.昔、WHOを「世界保健機構」と称していたかどうかについて

以下の資料により、昔、WHOは日本で広く「世界保健機構」と呼ばれていたことが裏付けられました。

A.国会が世界保健機関憲章を受諾することについて承認。このときのWHOの日本語訳名は「世界保健機関」となっている。

【ところが】
B.国会の会議録を調べ、「世界保健機構」「世界保健機関」の発言回数を調べたら、昭和30~50年代は「機構」の方が大差で多かった。このことは、当時の一般社会の認識度合いもこのようであったと推察できる。

C.読売、毎日新聞は、「加盟前後~昭和34、5年は『機構』、以降は『機関』と書いた」と証言。NHKや他のマスコミは、データベース検索ができないためか、ハッキリとした回答が得られなかった。

D.教科書会社2社は「世界保健機構」と書いた。他の会社の状況は不明。

マスコミや教科書会社で当時「世界保健機構」と書いたところは、複数社出ている。
ところが、「世界保健機関」と書いた会社は、現在のところ1社も出てこない。
ということは、当時(昭和26年頃から34,5年頃の10年間くらい)の報道機関や教科書は、ほとんど「世界保健機構」であったのではないだろうか。

以上のように、質問者さんの記憶は間違っていなかったことが判明しました。

「世界保健機構」も「世界保健機関」も日本での呼び名(日本語訳名)ですから、WHOの正式名称ではありません。
「世界保健機構」は、World Health Organizationの訳語です。誤訳でも間違いでもありません。
政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。これも誤訳でも間違いでもありません。両方とも正しい訳語です。
マスコミが政府の訳語を使わないと法令違反だということはありません。マスコミは、この時点では「世界保健機構」が適当妥当な訳語であると判断し、それを使ったわけです。
そして、この日本語名は政府の約した日本語名「世界保健機関」も一時期はるかに多く使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。

もし、「世界保健機構」が誤訳やいい間違いや法令違反であったなら、大新聞社が10年間も「世界保健機構」と書き続けることは難しいと思われます。
数千万人の読者の眼があります。多数の学者、法律家、役人などの専門家の眼があります。即座に指摘されるでしょう。
新聞は、最初に「世界保健機構」と書いた朝刊と同じ日の夕刊に訂正記事を出すハメになったでしょう。
また、教科書も検定を通りません。

2.「世界保健機構」を「世界保健機関」にした経緯について

現在、「Organization」の付く国連関係の組織名については、外務省や新聞・通信・放送各社が「機関」を慣例的に使ったり用語統一したりしているほか、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。
WHOも「世界保健機関」の表記が一般的になっています。
これは、読売や毎日が「機構」⇒「機関」に変えた昭和34,5年頃から始まったものと推定されます。

<「Organization」の付く国連関係の組織名の日本語訳>NHKことばのハンドブック
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html

3.なぜマスコミが「機関」を使わず「機構」にしたのか(NO.23の一部再掲)

読売や毎日が(恐らく大方のマスコミ各社が)条約で使われた訳語「世界保健機関」を無視して「世界保健機構」にしたのかについて、以下の通り考えて見ました。

仕事をする組織を呼ぶのに「機関」と「機構」のどちらが適当かというのは、難しい問題です。
ただ、私個人的、国語辞書的には「機関」の方が適当かなあと思っています。
というのは、「機関」は仕事をする物体そのものを指しているという感じがしますが、「機構」はその物体の内側の仕組みを指しているように思います。それぞれの言葉の原義と語感から、そのように思いました。
当時の政府の役人が私と同じような考えで「機関」にしたのかどうかはわかりません。
ただ、法律家は「機関」を使う傾向があるように思います。NO.4の回答にもそのようなことについて若干ですが触れています。
「天皇機関説」などのような使い方もあります。
国の役人は法学士さんが多いです。「機関」が「機関車」という言葉の一部になっているなんてことなど考えずに、冷静に、言葉の意味から「機関」が適当だと考えたのではないでしょうか(^-^ 。

一方、新聞は文学士さんの縄張りです。几帳面に冷静に理論を組み立てる法学士さんと違い、感情に左右されやすく、世の中の動きにも敏感です。
時代は戦後の混乱期が過ぎ、ようやく落ち着いてきた頃ですが、当時の新聞記者の主力は明治や大正生まれの人たちです。
「機関」と聞くと「天皇機関説事件」を思い出す人は多いと思います。
その昔「畏れ多くも天皇陛下を機関車機関銃に喩えるとは何事か」と怒り出す庶民や右翼の人もいました。
また、「○○機関」という特務機関を思い浮かべる人も多かったと思います。
児玉機関などについては、まだ記憶に新しく、ご存知の方も多いと思います。
GHQにはキャノン機関という得体の知れないのもありました。
これらの言論弾圧事件や権力機構の暗部に使用されていた「機関」という言葉が、新時代の幕開けを象徴するようなWHOの宣言する健康の定義「健康とは完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」のイメージと合いにくいと、記者さんたちは考えたのではないかと思っています。
当時、「健康は基本的人権の一つである」という考え方を聞いて、みんな目の覚める思いがしたものです。
その健康のための組織の名前が、戦前戦中の「○○機関」という得体の知れない組織と似たような名前ではいけないと思ったのではないでしょうか。
以上のようなことで、当初は、役所の約した日本語名「世界保健機関」を使わず、無難な「世界保健機構」にしたのだと想像してみました。
その後、時も過ぎて「○○機関」といった亡霊も出なくなり、「重機」と聞くと「重機関銃」ではなく建設機械を思う人が多くなったとき(^-^、WHOの日本語名「世界保健機関」がマスコミに定着するようになったのだと思います。

ご質問の趣旨にそってまとめましたら、以上のようになりました。
これは国語というよりも現代史の問題かも知れません。
なお、上記回答中1と2は資料に基づいて書きましたが、3は全く自分の想像です。お含み置きください。
また、本回答は他の回答者の方のご意見と相違するところがあろうかと思いますが、決して他の方を指摘批判するつもりはありません。調査して回答をまとめましたら、結果として他の方と違う見解になっているということですのでご容赦願います(^-^。

投稿日時 - 2008-12-14 10:19:04

お礼

<info_oshiete@goo.ne.jp>より「締め切れ」との“お達し”が到来したのを機に、締め切らせていただきます。
この場を借りて、コメントをお寄せいただいた皆様にお礼を申し上げます。大変“参考”になりました。

投稿日時 - 2008-12-17 09:03:56

ANo.30

回答多数でmike_g さんも混乱されているかもしれませんので、再度今までの回答を整理してお答えします。

ご質問1:
> 私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。

国際労働機関など他の国連専門機関と同様に、世界保健機関も最初から「機関」でした。ただし、ワルシャワ条約機構、北大西洋条約機構、パレスチナ解放機構、石油輸出国機構‥ 等々、「~機構」と呼ばれる国際機関も非常に多いことから、これらにつられて国会の質疑応答もしばしば「機構」と言い間違えられることがありました。

また、マスコミや検定教科書でもこれと同様の勘違いから「機構」と誤記されることが相次いだため、一般国民の間にも「世界保健機構」だと信じる人が増えた可能性は否定できません。これはある意味 “伝言ゲーム” のようなもので、その結果何百万人の人が「世界保健機構」だと信じたとしても、あくまで正式名は「世界保健機関」です。ちなみにこの名称は、日本がWHOに加入した時以来今日まで一度も変わっていません。


ご質問2:
> 「世界保健機構」を「世界保健機関」にした経緯についてご存知の方は
> いらっしゃいますか?

日本は昭和26年にWHOに加入したわけですが、その時受諾したWHO憲章の正式な日本語訳は「世界保健機関憲章」であり、「世界保健機構憲章」ではありません。したがって、日本においては当初から「世界保健機関」が正式な呼称です。


ご質問3:
> Organization の邦訳が「機関」であったり「機構」であったり、どうい
> うことか不思議に思っていましたが、いつの間にか「機関」に統一され
> たのでしょうか?

そういう決まりは何もありませんが、少なくとも国連専門機関に関しては「機関」に統一されています。もちろんそれは固有名詞に関する公的な呼称の話であり、個々人が「organization」という英単語をどう訳そうとまったく自由です。

以上ご参考までに ( ^^

投稿日時 - 2008-12-13 14:24:50

ANo.29

質問者さんの質問の趣旨は、「世界保健機構」という言葉が正式名称かどうかということでしたっけ?

たしか、No.13の補足には次のように出ています。

》 お知りになりたかったのは「一般に使われていたWHOの日本語訳
》 名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?
>そのとおりです。

ということですので、話を本筋に戻して、念のために再度説明をさせていただきます。

【昭和20年代後半から30年代にかけて】「世界保健機構」は、複数の新聞社や教科書が「世界保健機構」を使っていたという事実が明白になりました。現在主流となっている「世界保健機関」よりもはるかに多く使われたことは、No.23の資料により明らかです。
★↑ここが質問のご趣旨に対する回答になります。
当初、世界保健機構なんて使われたことがないというご意見もありましたが、質問者さんの記憶は間違ってはいませんでした。
世界保健機構」も「世界保健機関」も日本での呼び名(日本語訳名)ですから、WHOの正式名称ではありません。
他の回答者の方も次のようにおっしゃっています。
>WHOは国際連合の機関なので、国連公用語ではない日本語の公式名称を自ら決めてはいません

その通りです。
「世界保健機構」という言葉は、World Health Organizationの訳語です。誤訳でも間違いでもありません。政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。これも誤訳でも間違いでもありません。両方とも正しい訳語です。
マスコミが政府の訳語を使わないと法令違反だということはありません。マスコミは、この時点では「世界保健機構」が適当妥当な訳語であると判断し、それを使ったわけです。
そして、この日本語名は政府の約した日本語名「世界保健機関」も一時期はるかに多く使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。

【その後】Organization」の付く国連関係の組織名については、外務省や新聞・通信各社が「機関」を慣例的に使ったり用語統一したりするようになり、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。
ところが今になっても過去に「世界保健機構」であった印象が強く残っているためか、間違って「機構」を使ったりする例が見受けられます。
読売オンラインがインターネットの時代になって「機構」を使い、「間違えました、すみません。」と謝ったのは本当の話だと思います。
★これは各社が「世界保健機関」に用語統一した後の話ですから、間違えた会社が「間違ったすみません」と謝るのは極めて当たり前の話です。
もしこれが【昭和20年代後半から30年代にかけて】の時代の話であったら、もしその時代に謝ったということであったら、目を剥くような話になりますが(^-^。

そのへんのところは、予算や経営お目付け役の選任で国会に首の根っこを握られている「公共放送」NHKの次の記事に出ています。

<「Organization」の付く国連関係の組織名の日本語訳>NHKことばのハンドブック
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html

チョッと余談になりますが、日本の大臣が憲法違反をしたら大ニュースでエライコトになるはずです。
昔大平外務大臣が自分の縄張りでWHOを「世界保健機構」と呼んでいます。ところが日頃から憲法の遵守ににウルサク、そんなことでは「国滅びて憲法残る」と揶揄された社会党も物言いを付けていませんようですね(^-^。
まあ、GHQの草案に相当するものは、WHOでは準備委員会の草案でしょうな。これは英文⇒英文で翻訳の心配不要です(^-^。

昭和48年5月30日衆議院外務委員会会議録大平外務大臣の発言抜粋
===============================
○大平国務大臣 WHOに対する北鮮の加盟問題が本委員会で論議になりました際に私が申し上げておきましたことは、WHO、★世界保健機構はできるだけ普遍性をもって、たくさんの加盟国があることが望ましいと考えておる、ただ、WHOという専門機関において政治的なインパクトを伴う措置をおとりになることはいかがかと思うんだ、それはまた別な場があるじゃないか、そういう趣旨で私どもは審議の一年延期の共同提案国になったわけでございますが、しかしながら、これは何も北鮮を敵視する意味では毛頭ないんでございますということ、そしてこの表決がどのようになるかということを計算してやっておることでもないんでございますというような趣旨のことは与野党の委員の方々からの御質疑に私は答えておいたつもりでございます。しかしこのことは私どもの意見がいれられないで、御指摘のようにWHOにおきましてこの議案が取り上げられて、北鮮が加盟することになりましたのでございます。で、こうなった以上、北鮮が加盟国といたしまして、建設的な役割りを★世界保健機構で行使されますことを期待するという趣旨の談話を政府としていたしておいたのでございます。
===============================

もう一つ余談になりますが、教科書でも何でも「改訂版」というものはよく出ます。辞書なんかはとくにそうですね。
誤記やミスプリントを直すのに改訂版を出した例については知りません(そういうものは、普通は正誤表で対応すると思いますね)。
改訂版というものは、一般に、時代に合わせてよりよいものをということで出すものだと出版社から教わったことがあります(^-^。
つまり、「悪いもの⇒よいもの」ではなく「よいもの⇒よりよいもの」ということです(^-^。
私が聞いた東京書籍の社会科教科書が昭和34年度版から「機関」に改めたのは、そういうものだと理解しています(^-^。

投稿日時 - 2008-12-13 13:18:04

ANo.28

既に述べたように、先日私は読売新聞のニュースクリップにある用語解説を見て、「世界保健機構」の方が正式だった時期があるのかどうかを同社に問合せたわけですが、それに対する東京本社読者センターからの回答は以下の通りでした。
---------------------------------
お尋ねの件ですが、用語解説のWHO訳語は
ご指摘のとおり「世界保健機関」の誤記でした。
申し訳ありません。
---------------------------------

つまり読売新聞社は、「世界保健機構」と表記したことが誤りだったことを公式に認めたわけです。
また、検定教科書を出版するT社は、昭和31年度の社会科教科書において「世界保健機構」と誤記されていたことが判明したため、次の昭和34年度の教科書からは「世界保健機関」に改めました。これは誤記だったからこそ改める必要があったわけで、それ以外の訂正理由が昭和31年~34年の間に生じたわけではありません。

では、何を以って「世界保健 “機構”」が誤記だと言えるのか‥ ?

答えは至って簡単です。日本では昭和26年のWHO加盟以来、一貫して「World Health Organization」の正規の訳語が「世界保健機関」だからに他なりません。条約文の日本語訳は文学作品の邦訳などとは違い、法律と同様の手続により天皇によって国民に公布される法令文です。

「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」(日本国憲法 第九十八条第二項)

一般的な言葉であれば「organization」の訳語に「機関」、「機構」、「組織」いずれをあてても何等差支えはないわけですが、WHOという日本が加入する国際機関名の訳語である「世界保健機関」については、そうは行きません。少なくとも検定教科書や公共性の高いマスコミ報道において、正式名で記載すべきは言うまでもありません。

> 間違った訳語やヘンな訳語を作れば識者から批判され、国民から笑われ
> るだけです。そんなものは長期に通用するわけがありません。

他回答者がこのように述べていますが、私もまったく同感です。
だからこそ、教科書は訂正され、新聞社は謝罪したのです。


【以下余談】
GHQによって作られた日本国憲法の草案の訳文では、天皇は「皇帝」と記載されていました。

第一条 皇帝ハ国家ノ象徴ニシテ又人民ノ統一ノ象徴タルヘシ

これは英語の原文では「Emperor」と書かれていたわけですが、Emperor の邦訳語は「皇帝」でも誤りではありません。しかし、日本の検定教科書や新聞がこの条文を掲載する際に「皇帝」の訳語を採用することはありません。なぜならば、公布された日本国憲法には、「皇帝」とは記載されていないからです。

以上ご参考まで ( ^^

大変申し訳ございませんが、この投稿に添付された画像や動画などは、「BIGLOBEなんでも相談室」ではご覧いただくことができません。 OKWAVEよりご覧ください。

マルチメディア機能とは?

投稿日時 - 2008-12-12 19:09:25

ANo.27

WHOの正式名称は何かって言えば英語でWorld Health Organization、フランス語でOrganisation Mondiale de la Sant&eacute; です。
「世界保健機構」も「世界保健機関」も日本での呼び名(日本語訳名)ですから、WHOの正式名称ではありません。

扇千景サンの正式名は何でしょう。
扇千景は芸名です。
戸籍上の名前は林寛子です。
参議院議員選挙という、国家国民にとって大変大事な選挙に「芸名」で出て当選しました。
国権の最高機関たる参議院の議長としても、芸名で通しています。
議事録には次のように書いています。
  <○議長(扇千景君) これより会議を開きます。>
一般社会でも議場内でも芸名です。
ただ、大臣だったときの、大臣任命の官記、大臣名義の公文書等の発出・署名など権力・権限に関連する部分では、すべて戸籍上の名前だったらしいですが。
扇サンの正式名は何でしょう。戸籍名が正式名のようにも見えますが、まあ、どっちも正式といえば正式なんでしょうね。
大臣のときの芸名使用でも閣議の了解を得ていますから、チャンとしたものですし、第一戸籍名では通りが悪く、国民も困ってしまいます。

WHOの扇サンの戸籍名及び芸名に当たる正式名称は、英語でWorld Health Organization、フランス語でOrganisation Mondiale de la Sant&eacute; です。
「世界保健機構」も「世界保健機関」も日本での呼び名(日本語訳名)ですから、WHOの正式名称ではありません。
「世界保健機構」という言葉は、World Health Organizationの訳語です。誤訳でも間違いでもありません。政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。これも誤訳でも間違いでもありません。
両方とも正しい訳語です。
マスコミが政府の訳語を使わないと法令違反だということはありません。マスコミは、この時点では「世界保健機構」が適当妥当な訳語であると判断し、それを使ったわけです。
そして、この日本語名は政府の約した日本語名「世界保健機関」も一時期はるかに多く使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。

★それはそうと、質問者さんの質問の本旨は「世界保健機構」という言葉が正式名称かどうかということでしたっけ?

違いますでしょう。
No.13の補足には次のように出ています。

》 お知りになりたかったのは「一般に使われていたWHOの日本語訳
》 名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?
>そのとおりです。

諸般の事情、あるいは行きがかり等で名称の誤記誤植に話を移したい向きについては、よく理解しているつもりです(^-^。
しかし、この質問の回答数も30を超えましたので、この際本筋に戻したいと思います。

質問者さんは、質問文の中で「私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。」とおっしゃいました。
「そうだ、昔は『機構』だった」という回答者と、「いや、昔からずうっと『機関』だった」という人に分かれました。
質問者さんも入って、みんなで調べました。

(1)そうしたら、昭和20年代後半から30年代にかけて、複数の新聞社や教科書が「世界保健機構」を使っていたという事実が明白になりました。現在主流となっている「世界保健機関」よりもはるかに多く使われたことは、No.23の資料により明らかです。
質問者さんの記憶が正しかったわけです。そしてその時代に「世界保健機関」を使ったという会社は出てきませんでした。
「世界保健機構」は質問者さんの記憶違いだろうとするご意見は崩れたわけです。
その「世界保健機構」という言葉は、World Health Organizationの訳語です。誤訳でも間違いでもありません。政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。これも誤訳でも間違いでもありません。
両方とも正しい訳語です。
複数の大新聞が「世界保健機構」を10年ほど使い続けました。
他のマスコミも恐らくそうでしょう。使わなかったとする社が出てきません。間違った訳語名を10年間も使い続けるわけがありません(^-^。
教科書も「世界保健機構」を使いました。
執筆した学者が、誤った訳語を長期に使い続けたり、それを文部省が見過ごしたりするはずがありません(^-^。
「世界保健機構」はWHOの日本語名として立派に100%通用し、「世界保健機構」をWHOの日本語名ではないと思う人はいませんでした。その時代は「世界保健機関」よりもはるかに知名度は上でした(^-^。

(2)その後、「Organization」の付く国連関係の組織名については、外務省や新聞・通信各社が「機関」を慣例的に使ったり用語統一したりするようになり、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。
ところが今になっても過去に「世界保健機構」であった印象が強く残っているためか、間違って「機構」を使ったりする例が見受けられます。
これは各社が「世界保健機関」に用語統一した後の話ですから、間違えた会社が「間違ったすみません」と謝るのは当たり前の話です。これを(1)の時代の話と混同してはなりません(^-^。

<「Organization」の付く国連関係の組織名の日本語訳>NHKことばのハンドブック
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html

その他No.23に書いたとおりです(^-^。

投稿日時 - 2008-12-12 15:06:24

ANo.26

前回の回答に誤記がありましたので訂正します。

シウーマイ(広東語)
 ↓
シウマーイ(広東語)

もちろん多くの人がシウーマイと言えば “通りがよく” はなるでしょうけれど、仮に日本人のすべてがそう言ったとしても、広東語の発音が変わることはないと思います (笑)

投稿日時 - 2008-12-11 16:01:12

ANo.25

かつて世界保健機関を「世界保健機構」と称したかどうかについてもう少し‥。

結論から言えばこれはノーでしょう。

先ず、WHOは自ら世界保健機関とも世界保健機構とも称していません。
日本では同機関に加入した時点から正式に世界保健機関と称しています(今日まで改称はない)。

それにも拘らず「世界保健機構」と呼ぶ人が大勢いますが、そのほとんどは世界保健機関が正式名であることを知らずに「機構」と言い間違えたか、その誤情報を見聞きして「機構」だと思い込まされた人々に過ぎません。

ちなみに「称する」と言われるものには次のような例があります。

・オバケのQ太郎 → オバQ(略称)
・堀江貴文 → ホリエモン(愛称)
・源義仲 → 旭将軍(異称)
・山口淑子 → 李香蘭(通称および芸名)
・金賢姫 → 蜂谷真由美(偽名)
・日本国憲法 → マッカーサー憲法(俗称)
・国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園 → 小石川植物園(通称)
・超神岡核子崩壊実験 → スーパーカミオカンデ(英語略称)

これらはいずれも「長くて言い難い」とか「本名を秘匿したい」等様々な理由で意識的に呼び名を変えるもので、結果として別称が正式名より圧倒的に有名になるケースもしばしば見られますが、いずれにしても “言い(書き)間違え” の類ではありません。

しかるに「世界保健機構」のケースは、これらのいずれの例にも該当しません。世に多数存在する国際組織の英語名における “Organization” が、日本においてはある時は「機関」、またある時は「機構」、そしてまたある時は「組織」と訳されるため、それらが入り乱れた結果の単なる言い間違え(事実の錯誤)に過ぎません。言い間違えは、たとえ何百万人の人がそう言ったところでしょせんは言い間違えであり、“称する” ということとは別なのです。

試しに国会で「機構」と発言した議員に尋ねてみれば解るでしょう。
Q:
先生は、先日の国会発言で世界保健機関のことを「世界保健機構」とおっしゃいましたが、これには何かわけがあるのでしょうか‥?
A:
えっ、俺そんなこと言ってた‥?
も、もちろん「機構」じゃなく「機関」だよ、ウン ( ^^;

まあこんなところでしょう (笑)


【以下余談】

「ただいま~♪ お土産に崎陽軒でシューマイを買ってきたよ」

これは言い間違えではありません。なぜならば、ここで語られている「シューマイ」は普通名詞だからです。中国語の「焼売」をシューマイ、シュウマイ、シウーマイ(広東語)、シャオマイ(北京語)等のいずれで言っても、それ等はすべて同じ物を指しています。

しかし・・・・・

もし固有名詞としての「崎陽軒のシウマイ」を指して「崎陽軒のシューマイ」と表記した場合、それが誤記であることは言うまでもありません。

以上ご参考までに ( ^^

投稿日時 - 2008-12-11 14:53:51

ANo.24

質問者さんは、質問文の中で「私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。」とおっしゃいました。
「そうだ、昔は『機構』だった」という回答者と、「いや、昔からずうっと『機関』だった」という人に分かれました。
質問者さんも入って、みんなで調べました。

(1)そうしたら、昭和20年代後半から30年代にかけての間、次のようなことがあったことがわかりました。

A.国会が世界保健機関憲章を受諾することについて承認。このときのWHOの日本語訳名は「世界保健機関」となっている。
B.国会の会議録を調べ、「機構」「機関」の発言回数を調べたら、昭和30~50年代は「機構」の方が大差で多かった。
C.読売、毎日の回答は、「加盟前後~昭和34、5年は『機構』、以降は『機関』と書いた」。
D.NHKや他のマスコミは、データベース検索ができないためか、ハッキリとした回答が得られなかった。
E.教科書会社2社は「機構」と書いた。他の会社の状況は不明。

以上のようなことに加えて、ウィキペディアや回答者さんたちの記憶などを勘案して「昭和20年代後半から昭和50年代にかけて『世界保健機構』と、広く世間一般で呼ばれていた」と推定しました。

政府は加盟時にWorld Health Organizationを「世界保健機関」と訳しました。
マスコミは「世界保健機構」と訳しました。
教科書を書いた学者は「世界保健機構」と書き検定も通りました。

その結果、世間一般では「世界保健機構」の方が通りがよくなりました。
質問者さんの記憶が正しかったことが証明されました。

この時代に使われた「世界保健機構」も「世界保健機関」もどちらも日本語訳名として間違いではありません。
政府の訳した「世界保健機関」をマスコミが使わなければならないということはありません。自分達が適当妥当と考えたものを使えばいいのです。
WHOに加盟するということは国際条約を締結するということです。

政府が和訳した「世界保健機関」をマスコミが使わなければならないと規定した法律はありません。また、そういう命令を出したこともありません。
マスコミは自分達が正しいと思う日本語訳名を使えばいいわけです。
間違った訳語やヘンな訳語を作れば識者から批判され、国民から笑われるだけです。そんなものは長期に通用するわけがありません。
「世界保健機構」は「世界保健機関」圧倒し、長期にわたって国会、学校、一般社会で立派に通用したわけです。

間違いだとか誤りだとか誤記とは次のようなことを言います。
イ。World Health Organization をWorld Heals Organization と書いたとき
ロ。World Health Organization の略称をWHCとしたとき
ハ。World Health Organization を世界保健基金や世界保険機関と書いたとき

(2)その後、時も移り、「Organization」の付く国連関係の組織名については、外務省や新聞・通信各社が「機関」を慣例的に使ったり用語統一したりするようになり、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。

<「Organization」の付く国連関係の組織名の日本語訳>NHKことばのハンドブック
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html
(それにしても、上のURLのNHKのQ&Aの質問は、mike_gさんの本質問とよく似ていますね)

ところが今になっても過去に「世界保健機構」であった印象が強く残っているためか、間違って「機構」を使ったりする例が見受けられます。
これは各社が「世界保健機関」に用語統一した後の話ですから、間違えた会社が「間違えました、すみません」と謝るのは当たり前の話です。これは(1)の時代の話とは違います(^-^。

投稿日時 - 2008-12-11 14:33:17

ANo.23

今更質問者さんが誤解されることはないと思いますが、大勢の閲覧者の方の中にはこの問題を誤って解される方もいらっしゃりかも知れませんので、念のために繰り返して説明させていただきます。

今回の各回答の経緯を見てみますと、質問者さんの質問文の中の「昔、世界保健機構と称していた」は、当初、それを肯定する意見と否定する意見に分かれました。

(1)ところが、昭和20年代後半から30年代にかけて、複数の新聞社や教科書が「世界保健機構」を使っていたという事実が明白になりました。現在主流となっている「世界保健機関」よりもはるかに多く使われたことは、No.23の資料により明らかです。
質問者さんの記憶が正しかったわけです。そしてその時代に「世界保健機関」を使ったという会社は出てきませんでした。
「世界保健機構」は質問者さんの記憶違いだろうとするご意見は崩れたわけです。
その「世界保健機構」という言葉は、World Health Organizationの訳語です。誤訳でも間違いでもありません。政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。これも誤訳でも間違いでもありません。
両方とも正しい訳語です。
マスコミが政府の訳語を使わないと法令違反だということはありません。マスコミは、この時点では「世界保健機構」が適当妥当な訳語であると判断し、それを使ったわけです。
そして、この日本語名は政府の約した日本語名「世界保健機関」も一時期はるかに多く使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。
この「世界保健機構」が間違いだとか誤訳だとか言うことは一切ありません。
複数の大新聞が間違った訳語名を10年間も使い続けるわけがありません(^-^。
教科書を執筆した学者が、誤った訳語を長期に使い続けたり、それを文部省が見過ごしたりするはずがありません(^-^。
「世界保健機構」はWHOの日本語名として立派に100%通用し、「世界保健機構」をWHOの日本語名ではないと思う人はいませんでした。その時代は「世界保健機関」よりもはるかに知名度は上でした(^-^。

(2)その後、「Organization」の付く国連関係の組織名については、外務省や新聞・通信各社が「機関」を慣例的に使ったり用語統一したりするようになり、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。
ところが今になっても過去に「世界保健機構」であった印象が強く残っているためか、間違って「機構」を使ったりする例が見受けられます。
これは各社が「世界保健機関」に用語統一した後の話ですから、間違えた会社が「間違ったすみません」と謝るのは当たり前の話です。これを(1)の時代の話と混同してはいけません(^-^。

投稿日時 - 2008-12-10 21:02:51

ANo.22

NHK放送文化研究所から「過去のニュースの原稿全てをお調べするのは不可能ですので、お答えしかねます。」との返事が来ました。まだ、データベース化ができていないんでしょうね。
まあしかし、昔、読売、毎日が「世界保健機構」を長期にわたって(10年ほど)使い続けたということが明らかになりました。また、教科書も返事をくれた2社が、2社とも「機構」です。
そして当時「世界保健機構」を使わず、ずうっと「機関」だったと明言するマスコミや教科書会社は出てきません。
教科書を書いた人は学者です。WHOの訳語が「世界保健機構」で定着しているのを確認して原稿を書き、検定をパスしたものと思われます。
それにしても「世界保健機構」を使わず「機関」一本で来たと明言する会社が出てこないのが不思議ですね。
当時国会では「世界保健機構」といっている役人もいます。
国会の機構・機関の発言比率は、当時の一般社会の両日本語名の認識率と考えていいでしょう。
その比率から考えると、NHKも「世界保健機構」と言っていた可能性はありますね。
おそらくほとんどのマスコミや教科書は「世界保健機構」だったと思っても、それほど不思議ではありません。
いずれにしても「世界保健機構」も「世界保健機関」もWorld Health Organizationの訳語です。どちらも訳語としては間違っていません。
政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。でも、マスコミがそれを使わなかったら法令違反だとか間違いだとかいうことは一切ありません。
マスコミが「世界保健機構」という別の日本語訳名を使い、それが日本中で長期にわたって使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。
複数の大新聞が間違った訳語名を10年間も使い続けるわけがありません(^-^。
教科書を執筆した学者が、誤った訳語を長期に使い続けたり、それを文部省が見過ごしたりするはずがありません(^-^。

投稿日時 - 2008-12-09 19:53:08

ANo.21

前回答を書いている間に教科書会社から次のような回答がありました。

1.東京書籍
中学校社会の昭和31年度教科書では,「機構」の表記が用いられておりました。昭和31年度教科書の次の検定教科書になります昭和34年度教科書では,これが「機関」に改められており,以降「機関」が用いられております。

2.帝国書院
World Health Organization の Organization は,以前より,機構と訳される場合と機関と訳される場合が混在しておりました。弊社でも,出典としているものが異なった場合,機構と・機関が混在いたしていた時期がございました。現在は,外務省の表記にしたがいまして「機関」に統一いたしております。変更時期は,平成3年,4年頃に,順次行われたと記憶しております

二社には調査方法や表現の仕方に差があるものの、「機構」を使った時期があることは明白です。
返事があるものでハッキリした回答は、みんな「機構」を使っていたということのようですね。
質問者さんに記憶違いはありません(^-^。

投稿日時 - 2008-12-08 15:11:44

ANo.20

先程、毎日新聞から次の回答がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お尋ねの件について、データベースを検索したところ、1959年(昭和34年)から「世界保健機関」を使い始めている、それ以前は「世界保健機構」である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは有力な情報です!
これに力を得て、ご質問の最終回答を「昔、『世界保健機構』と呼んでいたことがあるかどうか」と「なぜマスコミが『機関』を使わず『機構』にしたのか」の二部に分けて、次のように仕上げてみました。

【第一部】昔、「世界保健機構」と呼んでいたことがあるかどうかについて

以下の情報を参考にしました。

1.質問者、回答者の記憶
 A.昔は世界保健機構
   mike_g、cyototu、shinsho4、ahkrkr
 B.はじめから世界保健機関
   sanori、nira_kana

2.ウィキペディア フリー百科事典
かつては、世界保健機構(せかいほけんきこう)の名称で親しまれていた。
http://www.babylon.com/definition/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E6%A7%8B/Japanese

3.衆議院会議録情報 第010回国会 本会議 第25号
世界保健機関憲章を受諾することについて承認。このときのWHOの訳語は「世界保健機関」となっている。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/010/0512/01003270512025c.html

4.世界保健機構VS世界保健機関 国会発言回数
以下の表の通り、昭和30~50年代は世界保健機構が多い。
 
区分 昭20年代  昭30年代 昭40年代 昭50年代 
機構   7        16      58     46
機関  32        10      17     16

区分 昭60~平6 平7~16 平16~20
機構  36        51     30
機関  42       100     55

5.NHKの回答
調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録はなかった。
聞いた質問者の理解:「世界保健機構」を使ったという記録は残っていない、しかし使ったことはないとはいえない。

6.教科書会社T社の回答
昭和31年度版までの社会科の教科書でWHOの日本語名を「世界保健機構」と表記していた。それは次の検定教科書である昭和34年度版以降「世界保健機関」に改められた。

7.読売新聞の回答
1951年(昭和26年)のWHO加盟前後から、1960年(昭和35年)ごろまでの記事では、「世界保健機構」との表記を使用していた。

8.毎日新聞の回答
データベースを検索したところ、1959年(昭和34年)ごろから「世界保健機関」を使い始めている。それ以前は「世界保健機構」である。

9.日経、朝日の回答
正確なことはわからない(当時の記事のコンピューター検索ができる状態にまだなっていない模様)。

★以上の情報から、昭和20年代後半から昭和50年代にかけて「世界保健機構」と、広く世間一般で呼ばれていたと推定します★

なぜかというと、
1.読売、毎日が昭和34,5年以前は「世界保健機構」を使い、それ以降は「世界保健機関」と明言。
2.「世界保健機構」を使っていた教科書も存在する。
3.「世界保健機構」を使わなかったと明言するマスコミ会社が今のところない。
4.国会での発言者はマスコミの使用する用語の影響を当然受けている。国会の発言実績は、世間一般の認識度もそのようであったとみなしてよい。
5.ウィキペディアの記事や質問者回答者の記憶など。
等のことが根拠になりました。

(NHKも日経、朝日と同じようにデータベース検索ができないため不明と仮定すれば、実際は「機構」と言っていた可能性は十分にあると思います)

【第二部】なぜマスコミが「機関」を使わず「機構」にしたのか。

読売や毎日が(恐らく大方のマスコミ各社が)条約で使われた訳語「世界保健機関」を無視して「世界保健機構」にしたのかについて、以下の通り考えて見ました。

仕事をする組織を呼ぶのに「機関」と「機構」のどちらが適当かというのは、難しい問題です。
ただ、私個人的、国語辞書的には「機関」の方が適当かなあと思っています。
というのは、「機関」は仕事をする物体そのものを指しているという感じがしますが、「機構」はその物体の内側の仕組みを指しているように思います。それぞれの言葉の原義と語感から、そのように思いました。
当時の政府の役人が私と同じような考えで「機関」にしたのかどうかはわかりません。
ただ、法律家は「機関」を使う傾向があるように思います。NO.4の回答にもそのようなことについて若干ですが触れています。
「天皇機関説」などのような使い方もあります。
国の役人は法学士さんが多いです。「機関」が「機関車」という言葉の一部になっているなんてことなど考えずに、冷静に、言葉の意味から「機関」が適当だと考えたのではないでしょうか(^-^ 。

一方、新聞は文学士さんの縄張りです。几帳面に冷静に理論を組み立てる法学士さんと違い、感情に左右されやすく、世の中の動きにも敏感です。
時代は戦後の混乱期が過ぎ、ようやく落ち着いてきた頃ですが、当時の新聞記者の主力は明治や大正生まれの人たちです。
「機関」と聞くと「天皇機関説事件」を思い出す人は多いと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%AA%AC#.E5.A4.A9.E7.9A.87.E6.A9.9F.E9.96.A2.E8.AA.AC.E4.BA.8B.E4.BB.B6
その昔「畏れ多くも天皇陛下を機関車機関銃に喩えるとは何事か」と怒り出す庶民や右翼の人もいました。
また、「○○機関」という特務機関を思い浮かべる人も多かったと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%8B%99%E6%A9%9F%E9%96%A2
児玉機関などについては、まだ記憶に新しく、ご存知の方も多いと思います。
GHQにはキャノン機関という得体の知れないのもありました。
これらの言論弾圧事件や権力機構の暗部に使用されていた「機関」という言葉が、新時代の幕開けを象徴するようなWHOの宣言する健康の定義「健康とは完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」のイメージと合いにくいと、記者さんたちは考えたのではないかと思っています。
当時、「健康は基本的人権の一つである」という考え方を聞いて、みんな目の覚める思いがしたものです。
その健康のための組織の名前が、戦前戦中の「○○機関」という得体の知れない組織と似たような名前ではいけないと思ったのではないでしょうか。
以上のようなことで、当初は、役所の約した日本語名「世界保健機関」を使わず、無難な「世界保健機構」にしたのだと想像してみました。
その後、時も過ぎて「○○機関」といった亡霊も出なくなり、「重機」と聞くと「重機関銃」ではなく建設機械を思う人が多くなったとき(^-^、WHOの日本語名「世界保健機関」がマスコミに定着するようになったのだと思います。
現在の機構、機関の使い分けは、No.20さんご紹介の下のURLの通りだと思います。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html

以上ですが、当時の資料の収集が難しく、下のURLの土器の写真なんかよりもはるかに石膏の部分が多く、正しくご質問に答えられたかどうかわかりません。
特に第二部は私の個人的な感想ですので、あまりアテにはできません。
しかし、一生懸命真面目に書かせていただきました(^-^。

なお、私は教科書に「世界保健機構」と書かれていたことの意味は大きいと思っています。
それは、教科書に書かれていることが一番信用できるからです。
次の中で信用できる順番は、並んだ順の通りだと思います。
(1)学校教科書 (2)新聞 (3)週刊誌 (4)本サイトの回答
新聞は速報性が命です。週刊誌は売らんがために誇張して書きます。教科書は定説になったものしか取り上げず、書かれている内容はよく吟味されています。


土器の復元写真
http://www.ysn21.jp/~eipos/data//01_IM/02_rekisi/IM22_003/IM22_003_020.html

投稿日時 - 2008-12-08 14:29:33

ANo.19

私もこの質問を見るまで「世界保健機構」と信じて疑いませんでした。数十年前の保険・体育のテストで「世界保健機構の定義では、健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」というのを馬鹿の一つ覚えのように記憶させられたのをよく覚えています。

教科書にもそう書いてありましたし、先生がそれが間違いだと指摘することもありませんでした。

決して、質問者さんや私の記憶違いではないと思います。

NHK のホームページを見ると、02.07.01 付けの Q&A のコーナーに同様の質問が来ていて、

「... 、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。このため、放送でも国連関係に限って「Organization」を「機関」と訳しています。 ...」

と回答しています。ということはそれまでは、各種の学校教科書も「機構」を採っていたということでしょう。

http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/kotoba_qq_02070102.html

NHK や読売、朝日などのホームページで「世界保健機構」でページ内検索をしても結構引っかかってきます。社外の人の記事でなく、社内の記者が書いたと思える記事でも引っかかりますので、「機関」に統一されていると分かっていても、つい昔習った「機構」が出てくるのだと思います。

投稿日時 - 2008-12-06 17:21:11

ANo.18

私のところへ読売新聞から次のような返事が来ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お尋ねの件ですが、過去の記事をお調べしたところ、1951年のWHO加盟前後から、1960年ごろまでの記事では、「世界保健機構」との表記を使用していました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読売は、昭和26年から35年頃までは「世界保健機構」だったわけです。大新聞が10年間も誤記誤植を続けるでしょうか(^-^。
読売新聞はWHOの日本語訳を「世界保健機構」として、新聞に10年間書き続けたわけです。
日経は正確なところはわかりかねるとのことでした。
来週になると他のところの結果も出てくると思いますので、それを見て、また回答を書かせていただきます。

質問者さんにお伺いしますが、NO.13のNHKの回答ですが、どのように解釈したらよろしいですか。

>2.調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録はなかった

これは次のA,Bのどっちと解釈されますか。
A.「世界保健機構」を使ったことはない、すなわち「世界保健機関」もしくは他の日本語訳を使った。
B.「世界保健機構」を使ったという記録は残っていない、しかし使ったことはないとはいえない。

投稿日時 - 2008-12-06 17:02:47

補足

》 A,Bのどっちと解釈されますか。

私の解釈ではBです。
私が「244件」のことを話したら、彼曰く「え?衆議院議録に『世界保健機構』が出ているのですか?」と奇妙な“間”がありましたが、私の穿ちすぎかも。(^_^)

投稿日時 - 2008-12-06 19:04:38

ANo.17


ニュース報道と同様に、執筆者の勘違いや誤記、印刷工程での手違い等でない限り、検定教科書において固有名詞である「世界保健機関」を「世界保健機 “構”」と表記することはあり得ないと思います。特に社会科の教科書ではWHOのみならず他のの国連専門機関についても一通り記載があるはずですから、用語の不統一は好ましくありません。

国際労働機関(ILO)、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、【世界保健機構(WHO)】、国際民間航空機関(ICAO)、・・・・・

こんな義務教育の現場を混乱に陥れるような記述を、教科書出版社が故意にするなどということは考えられませんし、そうする理由もないでしょう。
また何度もお話ししているように、日本は「世界保健機関憲章」を受諾してWHOの加盟国となっているわけですから、同憲章の公式の日本語訳における「世界保健機関」以外の表記が義務教育の検定教科書で用いられること自体極めて不自然です。
以上のことから、T社の昭和31年版社会科教科書における「世界保健機“構”」が誤記であることはほぼ間違いないと思います。

投稿日時 - 2008-12-06 12:19:46

ANo.16

NHKにお尋ねになったんですか。それなら私が最初の回答を投稿する前に確認済みだったのですけど‥。だからこそ「NHKが独自解釈に基づいて表記を変えることは考えられません」と言ったのですよ(笑)
まあ、NHKが日本語の固有名詞を勝手に改称して報道する筈はないので、尋ねるまでもなかったのですけれどね。

さて、実はcyototuさんの「確かに昔は世界保険機構と教わりました」を読んだ時、ピンと来るものがありました。この件についてはどうも教科書が怪しいな‥と。それである大手教科書出版会社(以下「T社」)に問合せていたのですが、先ほど同社からの回答メールが来たのでお知らせします。一応mike_gさんにとっては朗報です。

国会での言い間違いが増加したこととの関連性は低いと思いますが、T社では昭和31年度版までの社会科の教科書でWHOの日本語名を「世界保健機構」と表記していたそうです(やっぱり!)。で、それは次の検定教科書である昭和34年度版以降「世界保健機関」に改められたそうですが、それまで「機構」としていた理由や「機関」に変更した経緯については、当時の担当者がもういないため最早一切は闇の中という、よくある話でした。

ただ、国の機関である文部省(当時)が、わざわざ日本国としての正式呼称と違う表記をしなさいと指示する筈はないので(もちろん同省でも否定しています)、「機構」はT社による誤植の見落としだった可能性がかなり高そうです。お答えくださった同社社会編集部の方も、積極的には認めないものの、ミスの可能性を否定はしませんでした。昭和34年度の変更は、それに気付いてこっそり直したのじゃないかと‥(笑)

いずれにしても、昭和31年版以前の同社の教科書で社会科を習った人の脳裏には、「世界保健 “機構”」と深く刻み込まれたことと思います。もしかするとmike_gさんやcyototuさんも “被害者” だったかもしれませんね。

以上ご参考までに ( ^^

投稿日時 - 2008-12-06 01:21:32

ANo.15

おっと、間違えました ( ^^;

当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機構」で通しています。

当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機関」で通しています。

まあこんな具合ですから、誤記・誤読の類は世に掃いて捨てるほどあるでしょう (笑)

投稿日時 - 2008-12-05 21:31:15

ANo.14

先ず第一に、World Health Organization 自身は「世界保健機関」とも「世界保健機構」とも称していません(日本語は国連公用語ではありませんから)。
日本におけるWHOの呼称は「世界保健機関憲章」の受諾を国会が承認した時点(参議院での可決は昭和26年3月30日)で事実上「世界保健機関」と正式に決まったと言えるでしょう(まだその時点では条約の効力は発生しませんが‥)。したがって、それ以降はたとえ国会内で何人の議員や政府委員などが「機構」と呼び間違えようと、また何万人の国民が覚え違ったとしても、「世界保健機関」が固有名詞である以上、それはすべて誤りと言わざるを得ません。これは、例えば戸籍上の名前が「小澤一郎」という人の名を「小澤一朗」と書いたならば、仮にそれで通じたとしてもあくまで本名としては誤記であるのと理屈は同じです。

当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機構」で通しています。したがってmike_g さんのご質問は、個々の国会議員や公務員、一般国民が勝手に言い間違える「世界保健機構」がいつの間に「世界保健機関」に統一されたか、またそれを誰が提唱したのかということになると思います。

投稿日時 - 2008-12-05 21:15:30

ANo.13

No.9に書いた↓この労作!は単なる数字の羅列ではありません。

【世界保健機構VS世界保健機関 国会発言回数】
 
区分 昭20年代  昭30年代 昭40年代 昭50年代 
機構   7        16      58     46
機関  32        10      17     16

区分 昭60~平6 平7~16 平16~20
機構  36        51     30
機関  42       100     55

発言者はそれぞれWHO(World Health Organization)のつもりで、「世界保健機構」と言ったり「世界保健機関」と言ったりしているのです。
国会議員の国語力については昔からとやかく言われていますが、普通名詞のつもりで「世界保健機関」とか「世界保健機構」とか言う人はさすがにいませんでした(^-^)。
昭和の一時期の圧倒的な「世界保健機構」の多さを見てください。

それから、質問者さんに質問の真意をお伺いしますが、お知りになりたかったのは
「一般に使われていたWHOの日本語訳名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?
私はそのつもりで回答させていただいています(首尾一貫しています(^-^)。

上記表の国会議員の発言は条約に書かれている日本語訳名称と違うから誤りだ、だから無意味だ、なんてことはないと思いますね。
大事なのは一般に通用していた名称がどんなであったかということでしょう。
国会の「世界保健機関」とか「世界保健機構」とかは、WHOの日本語訳名称として、国会内で間違いなく通用していました(笑)。

上の表を見ていただくとよくわかりますが、昭和30年代の終わり頃から40年代にかけて、機構がウンと増えているわけです。
これと同じようなことが、国会内だけではなく一般社会にも起こっていたのではないかということですね。

質問文の この時期↓とあっていませんか?
>私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。

投稿日時 - 2008-12-05 19:02:04

補足

》 お知りになりたかったのは「一般に使われていたWHOの日本語訳
》 名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?

そのとおりです。

NHKでは何か記録があるのではないかと、昨日メールで問い合わせをしておりました。先ほどNHKの“担当者”から電話がかかってきました。内容を要約すると次のようになります。参考までに。
1.WHOを含む国連機関(専門機関)は「~機関」と称するように統一
  している
2.調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録は
  なかった
3.参考までに、OECD(Organization for Economic Cooperation
  and Development)は「経済協力開発機構」と称している。


》 質問文の この時期↓とあっていませんか?

確かに合っていると思います。私の「昔」は昭和34年以降、かつ、昭和60年より前のことです、多分。

投稿日時 - 2008-12-05 19:39:17

ANo.12

> 「昭和1年1月1日」から「平成20年11月28日」、[検索語]を「世界保険機
> 構」で検索してみたところ、244件の「議録」(昭和24年04月27日~平成
> 20年11月05日)が表示されたことを申し添えておきます。

“昭和1年1月1日” という日付は存在しませんよ (笑)
もし“大正15年”という意味ならば、当時WHOはまだ存在しなかったと思いますけれど‥ ( ^^;

冗談はともかく、この数字は「世界保健機構」だと思い込んでいる人がいかに多いかを物語っていますね。無論「世界保健機関憲章」(昭和二十六年条約第一号)は条約名ですから、仮に国会議員全員が勘違いしたたとしても、それによって名称が変化することはありません。

前回書き忘れましたが、一つの発言の中で「世界保健機関」と言ったり「世界保健機構」言ったりする人も結構いるのじゃないかと思って調べてみました。そうしたところ、案外少なくて下記の2名だけでした。

・衆 - 予算委員会 - 18号(平成6年6月8日)の中西績介議員(社民)
・参 - 文教科学委員会 - 10号(平成16年4月13日)の谷博之議員(民主)

これらは本当は「機関」が正しいことを知っているけれど、うっかり「機構」と言ってしまったというケースでしょう。議員さんとてロボットじゃありませんから、100%正確な言い回しや用語使いを求めては気の毒だと思います。

話がくだらない方向に逸れてしまっていますが、このご質問については、先ずは World Health Organization の訳語が “誤記以外” で「世界保健機構」と表記されたことが本当にあったかのどうかを確認する必要があると思います。「ラジオで昔‥」、「そう習った気が‥」、「Wikipediaによれば‥」ではちょっと心許ないと思います。
今私の方で当たっている先が一件あるので、何か判ったらまたお知らせしますね ( ^^

投稿日時 - 2008-12-05 14:31:20

ANo.11

>発言したのは議員とか大臣とかですが、全ての人がが必ずしも正しい
>言葉を使ったとは言えないですね。役人の発言なら間違いない?

この補足のご真意はどこにあるのかわかりかねますが、各発言者はほとんどがWHO(World Health Organization)のつもりで、「世界保健機構」と言ったり「世界保健機関」と言ったりしています(私は全発言について、一応ですが目を通しています)。
発言者は、議員も大臣も役人もその他の人もいます。
国会議員の国語力については昔からとやかく言われていますが、普通名詞のつもりで「世界保健機関」とか「世界保健機構」とか言う人はさすがにいませんでした(^-^)。

正しい言葉? それぞれの発言した時期において、「世界保健機構」が正しいのか「世界保健機関」が正しいのか、それは誰にもわからんでしょう、訳語ですから。
発言者はそれぞれWHO(World Health Organization)のつもりで、「世界保健機構」と言ったり「世界保健機関」と言ったりしているのです。
昭和の一時期の圧倒的な「世界保健機構」の多さを見てください。
これが間違いであるとおっしゃる方はチェックしていただいて、「これこれこういうことで、この世界保健機構(または機関)は、WHOのつもりの発言ではない」ということを挙げていただき、「世界保健機関のほうがこの通り多い」と表にして見せていただきたいと思います。

国会で発言している大臣、議員、役人、識者らの多くが、WHOを「世界保健機構」と呼んでいた時期があったのは厳然たる事実です。
これは当時のマスコミもそのようであったと類推するのが常識でしょう。

7番の以下の読売の記事が誤記かどうか私は確認しておりません。
まあ、仮に誤記であったとしても、現在の書き手に間違えさせるくらい「世界保健機構」という名前が、以前通用していたということでしょうな(^-^)。
>読売オンライン記事 世界保健機構WHOとは

投稿日時 - 2008-12-05 09:39:16

ANo.10

> 「国会発言回数」のデータ、中々面白いですね。
> 発言したのは議員とか大臣とかですが、全ての人がが必ずしも正しい言
> 葉を使ったとは言えないですね。役人の発言なら間違いない?

確かに興味深い部分はありますね。まあ、国語の学業成績が常に5だった人ばかりを候補者に揃えれば政権が獲れるわけでないということが、これで解る・・・かな? (笑)
もっとも、それが World Health Organization という固有名詞の訳語たる「世界保健機関」の言い間違えだったのか、「保健衛生の増進を目的とする世界的な組織」という意味の普通名詞として使用したのかは個々の発言の中身を見なければ分からないので、これだけでは単なる数字の羅列に過ぎませんね。

例えば「国際通貨機構」という言葉、国会会議録の中で検索するとこれが9件ほどヒットすると思いますが、発言者の中には “経済の福田”と呼ばれた?故福田赳夫氏や、中曽根康弘氏、故田中角栄氏という錚々たるメンバーが名を連ねています。では、この方達がIMF(固有名詞)の意味で「国際通貨機構」と言っているのかと言えば、そうではなく、「世界の通貨・為替を安定させるための組織」という普通名詞の意であったり「IMF体制」を指していたりするわけです。特に故藤田進さんの下記反対討論では、 そのことがはっきり分かります。

「しかし、このたびの国際通貨基金の増資は、基本的には、現在国際経済が当面する最も重大な問題であるところの国際通貨機構問題の一環であるということを銘記する必要があるのであります」
(昭和40年8月11日 参議院予算委員会)


> 》 mike_g さん以外にも記憶違いをしている人は大勢いると思います。
>
> それは仰るとおりだと思います。

勘違いとは実に厄介な代物で、一旦陥ると容易に頭の切り替えが利きません。特に国際機関の名称は「○○○機構」、「○○○機関」が各々多数存在して非常に紛らわしい上に、「機関」と「機構」が読みも意味も極めて近いため、報道機関でさえよく間違えます。それを見聞きした誰かが後日「ええと、確かこうだったよね」と隣人に問うと、「言われてみるとそうだったかも‥ うん、きっとそうだ」と、大した根拠もなく彼が応じ、誤解の輪がどんどん広がって行く‥。
で、ある日たまたま正規の表現に遭遇すると、「えっ!?・・・」
いかにもありそうな話です。まあ、国際機関の名前なんて庶民にとってはニュースでお目にかかるくらいで日頃はとんと無縁ですし、無理もないと思いますが‥。


【余談】
どなたかの回答にあった読売新聞ニュースクリップの用語解説ですが、記事ソースが2003年とやや古いので、もしやその当時は「世界保健機構」だった可能性があるのでは‥? と思い、昨日問い合せてみました。でも、残念ながら読売読者センターから来たメールの返事は「『世界保健機関』の誤記でした」という悲しいものでした (笑)

投稿日時 - 2008-12-05 07:43:48

ANo.9

>私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。
4、7番です。質問者さんと同様私もそのように思っています。
「世界保健機構」と呼ばれていた頃は、私も今のように耄碌はしておらず、比較的しっかりしていましたので、それを確かめたいと思い、8番さんご紹介の「国会会議録検索システム」で調べてみました。

【世界保健機構VS世界保健機関 国会発言回数】
 
区分 昭20年代  昭30年代 昭40年代 昭50年代 
機構   7        16      58     46
機関  32        10      17     16

区分 昭60~平6 平7~16 平16~20
機構  36        51     30
機関  42       100     55

以上の通り、昭和26年の国会議決当時は圧倒的に「機関」ですね。そりゃそうです。政府が「機関」と訳しているわけですから当たり前。
その後すぐに「機構」の方が多くなっています。この傾向は昭和50年代まで続き、平成の御世になってからは「機関」ですね。

以上は国会審議での発言回数です。
私たちは普段国会の会議録なんか見ません。
機構・機関の日本語名を知るのは、ほとんどマスコミ報道を通じてでしょう。
戦後のマスコミは反権力志向が強かったと思います。国会の会議録に拘束されずに勝手にやっていたでしょうね。
organizationは、機構と機関のどちらがいいかと考えて、機構と書いた可能性が強いと思います。
当時、「機関」の英語は何だと聞かれれば、エンジンを思い浮かべる人が多かったと思います(^-^ 。

昭和の御世のマスコミ報道件数の比較は出来ませんが、国会の議事録よりは「機構」が多かったかも知れません。
平成になってからの逆転は、チョッと調べてみたいと思います(あんまりアテにしないで下さい(^-^)。

投稿日時 - 2008-12-04 12:59:58

補足

「国会発言回数」のデータ、中々面白いですね。
発言したのは議員とか大臣とかですが、全ての人がが必ずしも正しい言葉を使ったとは言えないですね。役人の発言なら間違いない?
麻生さんの読み間違えたと言われている「ミゾウユウ」は「未曾有」と記録されるでしょうが、「ハンザツ」は発音を採って「煩雑」なのか、あるいは本来の「頻繁」と書き替えられるのか、別の興味が沸いて来ました。
彼なら「機構」を「キカン」と間違えて読む公算が大かと。

投稿日時 - 2008-12-05 00:16:52

ANo.8

> 他の方の発言にもあるように、私だけの「記憶違い」でもなさそうで
> す。

おっしゃる通り、mike_g さん以外にも記憶違いをしている人は大勢いると思います。

> 他局はともかく、NHKも「“機構” という表現を使用した」ことがあ
> ると私は思います。なぜなら、民放よりNHKラジオに「昔」から親し
> んでいる私が今回「あれ?」と思ったからです。

私もすべてのニュース報道を漏らさずチェックした上でお話ししているわけではでないので敢えて「一度もないと思われます」と言いましたが、「一度も使ったことはないはずです」と言うべきでしたね。
法律・行政上既に公式名が決まっている国際機関の名称について、NHKが独自解釈に基づいて表記を変えることは考えられません。もし報道機関が誤記・誤読以外で「世界保健 “機構”」と伝えた事実があるとすれば、それはWHOの発足前後から日本がWHOに加入するまでの数年間に限られるでしょう。確認はしていませんが、その段階では政府による呼称も「機関」と「機構」の間で揺れていた可能性がないとは言えません。両者は意味的にはほとんど同義語ですからね。


> 共産党議員砂間一良氏の議事録にだけ伏字が多数あることの方に興味が
> 沸いています。

スターリンの “きわめて適切な” 国連批判の受売り部分とか、随分消されてますね (笑) でも大体想像はつくんじゃありませんか。ちなみに昭和28年2月末の衆院予算委における吉田総理大臣の有名な「バ××ロー発言」も、もちろん線引きされています ( ^^

衆議院会議録情報 第015回国会 予算委員会 第31号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/015/0514/01502280514031c.html


> ひょっとしたら、後年に伏字にしたり、「機構」を「機関」に一括変換
> したのではないかと思ったりしています。

それをやったら最早会議録とは言えませんよ (笑)
ちなみに他の会議で議員さんが「世界保健 “機構”」と言い間違ったものも、直しは行わずそのまま掲載されています。国会の会議録はそんな好い加減なものではありません。
国会議事録検索システムのトップから「簡単検索」または「詳細検索」で検索すると、この議事録を掲載した官報のスキャン画像(TIF形式)を見ることが出来ます。まあ百聞は一見に如かずということで、ご自分の目で確かめてみてください。

http://kokkai.ndl.go.jp/

なお、議事録の伏字部分は、当然官報でも読むことはできません ( ^^

大変申し訳ございませんが、この投稿に添付された画像や動画などは、「BIGLOBEなんでも相談室」ではご覧いただくことができません。 OKWAVEよりご覧ください。

マルチメディア機能とは?

投稿日時 - 2008-12-04 06:57:06

補足

》 mike_g さん以外にも記憶違いをしている人は大勢いると思います。

それは仰るとおりだと思います。

「国会会議録検索システム」( http://kokkai.ndl.go.jp/ )の[簡単検索]画面で[開会日付]を「昭和1年1月1日」から「平成20年11月28日」、[検索語]を「世界保険機構」で検索してみたところ、244件の「議録」(昭和24年04月27日~平成20年11月05日)が表示されたことを申し添えておきます。

投稿日時 - 2008-12-04 23:31:59

ANo.7

>私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。

4番です。私もそのように思っています。
下のウィキペディアには次のように書いています。

「かつては、世界保健機構(せかいほけんきこう)の名称で親しまれていた。現在では、世界保健機関が正式名称。」

Wikipedia 日本語 - フリー百科事典
http://www.babylon.com/definition/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E6%A7%8B/Japanese

「世界保健機構」という呼び方の方が優勢であった時代があったことは確かだと思います。
私は本質問を見るまでテッキリ「世界保健機構」だと思っていました。

今でも「世界保健機構」と呼んでいるところがあります。
   ↓
読売オンライン記事 世界保健機構WHOとは
http://plus.yomiuri.co.jp/article/words/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E6%A7%8B

6番さんがおっしゃるように、当初国会で「~機関」と呼んでいたことは確かですね。その時点の主務官庁も「~機関」と呼んでいたことは間違いないと思います。

機関のほうが優勢になった経緯についてチョッと調べてみたいと思います(アテにしないで下さい)。

投稿日時 - 2008-12-03 19:36:21

ANo.6

> 私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。

恐らくそれは記憶違い(OPEC(石油輸出国機構)などとの混同)か、誤った情報をお読みになったのではないかと思います。
WHOは国際連合の機関なので、国連公用語ではない日本語の公式名称を自ら決めてはいません(日本は第二次大戦の敗戦国ですから)。「世界保健機関」という訳語が日本で公の場に初めて登場したのは、恐らく1951年に国会においてWHO憲章の受諾(加入)について審議された時でしょう。下記が承認議決時の衆議院本会議議事録です。

◇ 衆議院会議録情報 第010回国会 本会議 第25号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/010/0512/01003270512025c.html

この時以来法令・行政上はずっと「世界保健機関」が公式です。したがってNHKはもちろん、他の報道機関も “機構” という表現を使用したことは一度もないと思われます。
もっとも、ニュース原稿のミスプリントやアナウンサーの誤読についてまでは何とも言えませんけれど‥(笑)

以上ご参考までに ( ^^

投稿日時 - 2008-12-03 15:53:08

補足

》 それは記憶違い(OPEC(石油輸出国機構)などとの混同)か、誤っ
》 た情報をお読みになったのではないかと思います。

他の方の発言にもあるように、私だけの「記憶違い」でもなさそうです。


》 したがってNHKはもちろん、他の報道機関も “機構” という表現を
》 使用したことは一度もないと思われます。

「と思われます」という言い方なら、他局はともかく、NHKも「“機構” という表現を使用した」ことがあると私は思います。なぜなら、民放よりNHKラジオに「昔」から親しんでいる私が今回「あれ?」と思ったからです。


ところで、ご案内いただいた昭和二十六年の衆院議事録ですが、なるほど、「世界保健機関」としか出て来ませんね。“機構問題”(?)より共産党議員砂間一良氏の議事録にだけ伏字が多数あることの方に興味が沸いています。
ひょっとしたら、後年に伏字にしたり、「機構」を「機関」に一括変換したのではないかと思ったりしています。(^_^)

投稿日時 - 2008-12-03 23:15:23

ANo.5

文部科学省のホームページにはこうあります。
http://www.remnet.jp/lecture/words2003/03082.html
一方日本WHO協会ではこう云っています。
http://www.japan-who.or.jp/about.html

お役所同士でも訳語の統一がとれていないようですね。

以下蛇足。
「~機関」と云えば昔ある高名な経済学書を訳した時、その訳者が訳語に「生産機関」としました、若手の学者達が語訳だ不適当だと叩いたと云う記憶があります。ちなみにその訳者は改訳でも訳語を改めず亡くなってしまいます。その原書は戦後早々に別々に新訳二種類も出ました。
(最初の訳者は高畠素之、戦後の訳者は長谷部文雄と向阪逸郎です。原初の訳題は「資本論」-K.Marxです)

投稿日時 - 2008-12-03 11:03:28

ANo.3

#2です。
機関銃というのもありましたね。

投稿日時 - 2008-12-03 08:21:43

ANo.2

私も古い世代に属するので、世界保健機関には違和感を感じます。確かに昔は世界保険機構と教わりました。多分我々の古い世代では機関などと言われると、機関車を連想してお笑いになってしまうと思います。それに、「保険」と「機関」の並びが妙に日本語として不安定ですね。何か日本語のセンスのないお役人かなにかが思いつきで呼び変えてしまったのではないでしょうか。その呼び変えをしたお役人は一人で悦に行っているような気がします。

根拠も何もない回答になっておりますが、当たらずと言えど遠からじと言う気がしたので、無責任に書かせてもらいました。

投稿日時 - 2008-12-03 08:19:13

ANo.1

こんばんは。

「世界保健機構」という名称は初耳ですが、検索すると、結構ヒットしますね。

しかし、
私は、30年ちょっと前から、学校の社会科の授業でも、新聞、ニュースでも「世界保健機関」しか見聞きしたことがありません。

つまり、少なくとも30年前には、公的には「世界保健機関」で統一されていたものと推測されます。


不完全な回答で恐縮ですが、一助となりましたら幸いです。

投稿日時 - 2008-12-02 23:18:52

補足

30年ちょっと前から?
お若いですね。私の言う「昔」はそれよりずーっと前のことです。

次のような記事もあります。
http://www.babylon.com/definition/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%A9%9F%E6%A7%8B/Japanese
「かつては、世界保健機構(せかいほけんきこう)の名称で親しまれていた」と。

投稿日時 - 2008-12-03 00:32:04

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