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解決済みの質問

獣医学科、獣医について

今晩は。高校2年です。
私は、動物が好きで、野生動物の保護に関しても関心を持っています。
将来の方向として、獣医も考えていますが、二つ問題があります。

1つは、学費や学生生活の間のその他のお金です。私の家は決して裕福ではありません。さらに、弟がいるので、親は弟は何が何でも大学まで行かせるつもりですが、私のほうは、余りお金がかからないようにと圧力をかけて来ます。
親は地元の教育学部に行って教員になってほしいように言ってます。でも、私は学校の先生はイマイチその気になれません。
親の反対を押し切って行くとなると、お金が心配です。なんとか、国立に受かれば、奨学金とバイトとで、親からは少しの援助だけでも出来るのでしょうか?どれくらい援助してもらえれば出来るのでしょうか。

2つめは、就職や将来です。
できたら、動物保護に繋がる仕事につきたいのですが、できるのでしょうか?また、普通はどんな職業に就けるのでしょうか?
奨学金を借りたりするので、絶対就職しなければならないのですが、民間の動物病院で修行とかするのでしょうか。

行けるかどうかも、行ってもお金がどうなるかも、卒業したらどうなのかもよくわからないので、迷っています。

投稿日時 - 2009-08-29 00:41:35

QNo.5245066

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

 獣医師です。野生動物保護に関する仕事にも、メインではありませんが関わっています。

 卒業したのがもうずいぶん前になるので、学費面については私の時代とは事情がかなり変わっているので(私の時代は国立の授業料は大変安かったし)、現役に近い人の方が詳しいでしょう。

 ただひとつ補足するとすれば、現在は産業動物や公務員獣医が不足しているので、奨学金を出している自治体や団体が多いです。額は自治体によってもかなり違うのですが、太っ腹なところは10万くらいは出してくれるようです。まあその代わり、卒業後はその自治体に就職しないと返金しなくてはなりませんが・・・
 最近卒業して獣医師になる若い人の中にも、親にほとんど頼らずに卒業した人もいますから、いろいろ調べてみてください。

 というわけで、私は仕事の話を。

 No.1の方がリンクした日本獣医師会のQ&Aが非常に良くまとまってて、今さら私が一般的なことを書いても仕方がないので、個人的なことを。

 私は公務員獣医で、家畜伝染病の防疫を主業務にしているのですが、兼務で野生のカモシカの保護やクマの保護に関わっていたことがあります。
 カモシカ保護の方は、カモシカの飼育施設があるのですが、そこの管理獣医師をやってましたし、それと野生カモシカが街に出てきた際の捕獲や傷病の治療等の処置が主な仕事です。
 クマの方は、罠で捕獲したクマに対して体測やDNA検査材料の採取、電波発信機の装着などの処置をするのですが、麻酔をかけて眠っていてもらわないと処置ができないので、その麻酔処置と作業中の麻酔管理が仕事になります。
 カモシカの方はともかく、クマの方は決して仕事のメインではなく、あくまで補助ですね。データの分析もDNA解析にも手を出すわけではありませんから。

 最近は野生動物保護関係で私のような"臨時"的な獣医師ではなく、パーマネントで獣医師を確保する必要性があることは認識されてきています。まあどこの自治体も人減らしにやっきになっている昨今、そう簡単に獣医師を確保できるわけにはいくまい・・とは思いますが。

 こういう形で公務員獣医が野生動物保護に関わっている例は珍しいのですが、まあこういう形もある、ということで。質問者さんが獣医師になる頃にはもう少し増えているかもしれません。

 野生動物保護に関わる仕事といっても、ほんとにいろいろなアプローチがあります。
 獣医師というと傷病鳥獣の治療しかイメージできないと思いますが、ウイルス病の専門家は野生動物のウイルス病の調査をしたり、寄生虫の専門家は野生動物の寄生虫の調査をしたり、臨床系基礎系に拘わらず、その分野からの野生動物へのアプローチがあります。もちろん獣医に限らず、生物学や地学、もしかしたら工学や物理学からのアプローチだってあり得るでしょう。

 獣医ではありませんが、サルの系統を遺伝子解析で調べている人がいます。
 ヒトのミトコンドリアDNAの解析から「地球上の全人類の祖先は10万年前にアフリカにいた女性(ミトコンドリア・イブ)だった」という話は聞いたことがあると思いますが、それのサル版ですね。

 私のようなカモシカの治療やクマの麻酔管理といった、"実務系"の仕事も、サルの遺伝子解析のような"研究系"の仕事も、机の上で保護管理計画を作成するような"行政系"の仕事も、野生動物の保護と一口に言ってもいろいろな仕事があるわけです。
 別にこれらはきっちり分かれているわけではなく、研究をしている人はたいてい自分で山を駆け回って自分の研究材料を取ってくるわけですし、クマの研究をしている人はクマの被害が出た時には対策を練るのに借り出されたりしますので、実務系の仕事も山ほどやることになります。
 行政系の人も、実務系の仕事をしている時に溜めたデータをまとめて論文書いていたりするので、特に野生動物保護関係のような「経験値が高い人材が決定的に不足している」分野では、かなり幅広い仕事をすることになるでしょう。

 日本野生動物医学会という学会があります。

http://jjzwm.com/blog/

 この学会には学生部会というのがあって、かなり活発に活動しています。
 多分、野生動物保護関係の就職先などという情報は、ここが私なんかよりよほど的確に掴んでいるでしょう。
 獣医科に入学したら、入ってみると良いと思いますよ。

 とにかく、獣医科はどこの大学も非常に難関校になっていますから(私なんか今だったら絶対入れないと思います・・)、まずは勉強を頑張ってください。
 獣医科に入るだけの実力があって、経済的な困難を克服してまで獣医になりたいという意志があれば、経済的なことはなんとかなるでしょう。個人的にも、そんな意欲がある人が私達の仲間になってくれれば、とても嬉しいです。

 楽な道ではないと思いますが、頑張ってください。

投稿日時 - 2009-08-30 02:07:08

お礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

入学すれば、道はあるかもしれないと思えます。
まずは、合格することというのが、よくわかってきました。
余り先のことを心配しないで、まずは、もう少し成績を上げることを優先したいと思います。
希望者模試(駿台のハイレベルとか)もまだ受けたことがないので、是非受けるようにしたいです。

投稿日時 - 2009-08-31 16:49:34

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回答(3)

ANo.2

動物保護などは、よく知らないので、経済的なことを。

地方の国立大学には、親からの仕送りを一切貰わないで卒業していく学生も決して珍しい存在ではありません。理系であっても、条件が整えば、できますよ。(医学科の再入学の人などめだちます)

まず、学費の減免制度があります。学寮があります。そして、第2種の奨学金も併せれば、学業に支障のない程度のアルバイトで賄えます。

・減免制度
全額免除は少ないですが、半額なら、収入の少ない保護者なら見込みがあります。大体、年額55万程度が半分になるので、それくらいならと出してもらえるかもしれませんよ。それでも無理なら、奨学金を増やして自分で払うしかないでしょう。
・学寮
朝・夕食もあって、月1万程度という格安の学寮があります。世帯収入の少ない人が優先ですので、ここに入れてもらえれば、かなり楽になります。但し、1-2年しかおれない所がほとんどですので、奨学金などをあらかじめ、プールしておくなどの工夫もいるでしょう。
・地方暮らしの生活費
学生さんでも派手な人は派手です。でも、質素にすれば、地方はかなり生活費を安くでまかなえることが出来ます。10万もあれば家賃を払って充分生活できます。
・奨学金
http://www.jasso.go.jp/houmon_menu/saiyou_index.html
ここを良くみてください。
是非、来年、予約奨学生になっておきましょう。それと、公庫の学費ローンなども調べておいた方がいいでしょう。

大学によっては、更に、在学生を対象とした、奨学金もあります。ですから、国立大学なら、入学さえすれば、何とかなることも多いです。
気をつけておくことは、合格手続きの時、学費の減免を受ける予定ということで、授業料に関しては、その決定が出るまで待ってくれます。が、入学金だけは待ってくれません。その金額だけは、なんとかご両親にお願いしておきましょう。

獣医学科は私立は馬鹿高いし、国立も数がたくさんないので、結構、難関です。まずは、しっかり勉強に励んで、合格圏に入りましょう。親御さんにお願い協力してもらうには、何と言っても成績が一番、納得させる材料です。

投稿日時 - 2009-08-29 16:52:24

お礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

もしかしたら、お金は何とかなるのかなという気がしてきました。
もう少し成績を上げてから、親とは話そうと思います。

投稿日時 - 2009-08-31 16:43:55

ANo.1

まず1について。
生活費は家賃の占める割合が高いです。地方だと3万くらいから、東京だと
その倍以上は見ておかねばなりません。それに光熱費や食費や、ケータイ代、
雑費で切りつめても5~6万くらいはかかるでしょう。さらにまとめてかかる書籍代、
これがバカになりません。住まいの初期費用(敷金礼金など)も家賃の数ヶ月分が
必要な地域が多いです。その相場は土地によります。また、実家に帰らないという
わけにもいかないので、帰省費用も別に捻出しなければなりません。

地方の大学で切りつめて月10万として、三分の一ずつを奨学金、バイト、仕送りに
頼るというのが現実的ではないでしょうか。獣医学部(学科)ならかなり忙しいはずだし、
都市部でなければ時給もそれほどではないので、バイトに多くを期待してはなりません。

寮、寄宿舎がある大学なら、家賃光熱費で1万とかで済む場合もあるので、それも
調べてみるといいでしょう。奨学金も将来返済が必要なもの(有利子、無利子)と
不要なものもあるので、今の所帯収入などから判断することになります。

2については、
ご存知でしょうが、日本獣医学会のQ&Aに丁寧にまとめてあるのでこれを参考に
してはいかがでしょうか。野生保護との関連もいくつか同種の質問が出ています。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/10_Q&A/Q&A-Index.html
(この中段、「野生動物、動物保護、仕事について」)

本家のサイトにカテゴリが設置されるのだから、同じようなことを考える方は
意外に多いということでしょうか。このカテゴリでもほんの少し前に獣医
または動物保護をやってみたいという男子生徒がいましたが、コミュニケーション能力に
著しく欠けていて、いまや総スカン状態です。「他山の石」として。

あなたはお名前から女性のようですが、女性で親御さんの反対を押し切って
見知らぬ土地で少ない仕送りでやっていこうというのは、相当な覚悟が必要で
あることを添えておきます。

しかしまずは学力が伴わなければ始まりません。頑張ってください。

投稿日時 - 2009-08-29 06:57:52

お礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

獣医学会というところがあるのですね。大学のHPは所々見ているのですが、生命系の研究が目立っていて、それも大切なことはわかりますが、どう私の希望と繋がるのか、見えない思いでした。

お金のことも見えなくて。
成績も、そうかもしれません。もう少し頑張ってから考えた方がいいかも?

投稿日時 - 2009-08-31 16:41:17

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