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解決済みの質問

修士課程からの教員免許取得

はじめまして。
私は今春に米国の4年生大学を卒業し、来春から北海道大学の修士課程に進学を予定しているものです。
大学院では文学部に進学をしますが、そちらの研究と併行して一種の高校教員免許(英語)の取得を考えています。

大学のホームページには、修士課程でも教員免許を取得可能と記されていますが、私の場合日本の大学での学部課程の単位を全く持っておらず、実際に修士課程の2年間でどれほどの授業を取らねばいけないのかと疑問に思っております。
これと関連しまして幾つかの質問がございますので、よろしければご教授お願いします。

1)私は日本の大学での単位を全く持っていないので、教職課程への単位の変換などは全くはたらかず、修士課程の2年間で一種免許用の全59単位を履修しなければならないのでしょうか?

2)どのような授業を取らなければいけないのか目安をつけたいので、高校の一種免許状(英語)を取得するのに必要な授業科目名(例えば、「○○教授法」「○○心理学」、等)を教えていただけないでしょうか?

3)大学院文学部での修士課程がどれくらい忙しくなるのかが見当つかず、実際に専門科目の研究と併行して教職課程を修了できるのか、疑問に思っております。同じような状況の経験者の方や、その他一般的な意見・アドバイスがございましたら、どうかお聞かせください。

長文失礼しました。
ご返答よろしくお願いします。

投稿日時 - 2009-10-13 03:07:14

QNo.5363178

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

教員免許を取得されるのであれば、
中学免許と高校免許をセットで取得されることをオススメします。

教員採用試験の実施都道府県によっては、中高一括募集をしているところもあり、
その場合は、中高両方の免許がないと、教員採用試験の願書を提出した時点ではじかれてしまい、受験出来ません。

また、私立の中高一貫校では、中高両方の免許がないと、採用されない場合もあります。

ちなみに、中学免許の科目と高校免許の科目はほとんど重なっています。

・中学&高校共通の科目→教職に関する科目、「英語学概論」「英米文学概論」「英語コミュニケーション」「異文化理解」
・高校免許のみの科目→「高校英語科教育法」
・中学免許のみの科目→「道徳教育論」「中学英語科教育法」「介護等体験実習(校外)」

以上の10単位程度を余分に修得するだけで、
中学免許と高校免許をセットで取得出来ます。

教育実習は、中学か高校のどちらか片方へ平日連続1か月行ってくればOKです。
中学と高校の両方に行く必要はありません。

>1)修士課程の2年間で一種免許用の全59単位を履修しなければならないのでしょうか?

教育職員免許法では、
一種免許を取得するには、59単位のほか、
「日本国憲法」2単位、「体育理論or体育実技」2単位、「英語」2単位、「情報処理」2単位、
も履修しなければならない
と定められておりますので、

全ての合計で、67単位の修得が必要です。

>2)高校の一種免許状(英語)を取得するのに必要な授業科目名

<教職に関する科目名の例>→全て必修
教職論、教育原理、教育心理学、教育行政学、
高校英語科教育法、中学英語科教育法、
教育課程論、特別活動論、教育方法研究論、
生徒指導論、進路指導論、教育相談論、
教職総合演習、教職実践演習、高校教育実習(校外)
道徳教育論→中学免許のみ必修

<教科に関する科目名の例>→中学・高校ともに20単位以上を修得すること
・英語学→英語学概論、英文法、英語史、英語教育論など
・英米文学概論→英米文学概論、英米小説、英文学史、米文学史、英詩研究、聖書の英語、シェイクスピア研究など
・英語コミュニケーション→英作文、スピーチコミュニケーション、ビジネス英語、時事英語、英語表現論など
・異文化理解→英米事情論、アメリカ文化研究、イギリス文化研究、国際関係論など

<教科または教職に関する科目名の例>→中学8単位以上・高校16単位以上を修得すること
介護等体験実習、道徳教育論(高校免許の場合、こちらの単位としてカウント)など

※教育職員免許法では、

「<教科または教職に関する科目>の単位は、
教育職員免許法施行規則に定める規定単位数を超えて修得した<教科に関する科目>や<教職に関する科目>の単位で振り替えても良い」

と定められています。

そのため、例えば、<教科に関する科目>を合計36単位以上修得することで、
<教科または教職に関する科目>の単位を満たす
といったことが可能です。

>3)実際に専門科目の研究と併行して教職課程を修了できるのか、疑問に思っております。

教員免許をお持ちでない方が、
大学院で英語1種免許を取得するには、

大学院修了に必要な大学院の科目の単位のほか、
大学院の付属大学で、1種免許の教職科目と教科に関する科目を履修しなければなりません。(教育実習や介護等体験実習も含む)

※大学院の科目は、1種免許の単位としては、原則として一切使えません。
そのため、それぞれ必要な大学院の単位と、大学の単位を、
全て別々に修得しなければなりません。

そのため、大学院の2年間で、
大学院修了に必要な32単位(修士論文を含む)と、英語1種免許取得に必要な67単位(実習も含む)、
合計99単位全てを修得出来れば、
英語1種免許を取得して、2年で卒業出来ます。

ただし、例えば、
・木曜2限に、英語免許取得に必要な、大学1年の「教職論」と、大学院1年の「英語学特論I」が重なってしまい、どちらか片方しか受けられない。
・金曜4限に、英語免許取得に必要な、大学2年の「教育心理学」と、大学3年の「教育相談論」が重なってしまい、どちらか片方しか受けられない。
といったケースが発生することがあります。

また、例えば、
月曜5限の、大学3年の「高校英語科教育法II」は、
大学2年の「高校英語科教育法I」の単位を修得済の者のみ、履修を許可する。
といった履修制限がある場合もあります。

ですから、大学院卒業に必要な単位と、英語1種免許取得に必要な全ての単位を、2年間で全て修得出来れば、
2年ですんなり卒業出来ますが、

上記のような理由で、取りきれない科目が残ってしまうと、

a)留年し、3~4年かけて、全ての単位を修得する。
b)英語免許を取得せずに大学院をいったん卒業し、
社会人として働きながら、通信制大学で不足単位を追加修得し、
英語免許を取得する。

・・・というどちらかの選択肢を選ぶことになります。

基本的に、大学の時間割は毎年変わりますので、
大学院に入学して、時間割を見てみないと、
英語免許が2年ですんなり取得できるのかどうかは、
誰にもわかりません。

投稿日時 - 2009-10-13 14:01:47

お礼

非常にわかりやすいご回答をありがとうございます。
とても参考になりました。

文末でご指摘いただいた選択肢、b)、とは、つまり大学院在学中に教職課程の単位を出来る限り取り、卒業後に通信制大学等を利用し大学院で取りきれなかった分を補完するという形でしょうか?

また、他の質問版で似たような回答を見かけ、そこには、「通学での大学院で教職課程の単位を取るのならば、『教科に関する科目』の単位を取るほうが良い」と書かれていた気がします。
このことから推測するに、通信制大学では、教職に関する科目のプログラムと比べ、教科に関する科目の単位を提供する機会が少ない(充実度が少ない)というような状況があるのでしょうか?

度々申し訳ありませんが、お暇がありましたらご教授お願いします。

投稿日時 - 2009-10-13 14:29:20

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回答(3)

ANo.3

 アメリカでは大学院のみで教育免許が取れるかもしれませんが、日本では無理です。

 その事を説明します。
短期大学 二種免許(小学校免許・中学免許)
大学 教育免許(小学校1種免許・中学校1種免許・高校免許)
大学院 専修免許

 まず、基本は大学の学部で教育免許を取ります。そのため大学で教育免許を持って卒業しないと、大学院の専修免許は取得できません。

 だから、日本の大学の学部で教職課程を受けてください。そして教育免許の資格を習得して卒業してください。

 つまりは、日本は大学院では学部の教育免許を格上げするだけです。

 残念でした。日本は教職は厳しい条件がある。

 また、余談だけど。
アメリカ 医師免許 医学部、大学院医学研究科でもOK
日本   医師免許 医学部卒業のみ受験資格が得られる。

投稿日時 - 2009-10-14 17:40:09

お礼

ご回答ありがとうございます。
大学院に在籍しつつ無料で学部の授業も受けれるようなので、第一種免許取得を目的として単位を取って行きたいと思います。

投稿日時 - 2009-10-14 22:42:35

ANo.2

>b)とは、卒業後に通信制大学等を利用し大学院で取りきれなかった分を補完するという形でしょうか?

はい。
簡単に言えば、そういうことですね。

>通信制大学では、教職に関する科目のプログラムと比べ、教科に関する科目の単位を提供する機会が少ない(充実度が少ない)というような状況があるのでしょうか?

いいえ、そういうことではありません。

教職に関する科目は、
幼稚園免許・小学校免許・中学免許・高校免許・養護教諭免許(小中高の保健室の先生の免許)
全てで、ほぼ似た内容を学びます。
そのため、教職に関する科目は、教員免許を取得出来る通信制大学であれば、どこであっても単位を修得することが出来ます。

しかし、教科に関する科目は、

(例1)理科免許
「物理学概論」「化学概論」「生物学概論」「地学概論」
「物理学実験」「化学実験」「生物学実験」「地学実験」

(例2)社会免許
「日本史概説」「西洋史概説」「東洋史概説」
「人文地理学」「自然地理学」「地誌学」
「法学概論」「政治学概論」「司法福祉論」
「社会学」「国際経済学」「社会病理学」
「比較宗教論」「近代日本思想」「発達心理学」「臨床心理学」

(例3)家庭科免許
「生活経営論」「生活経済学」「現代家族論」「家庭電気・機械及び情報処理」
「衣服環境論」「裁縫・ミシン実習」「住宅環境論」「製図演習」
「基礎栄養学」「応用栄養学」「食品学概論」「調理理論」「調理実習」
「乳幼児保育論」「児童保育論」「児童臨床学「発達心理学」「保育論実習」「家庭看護学」

・・・という風に、取得を希望する免許によって学ぶ内容が全く異なります。

特に、理科免許や保健体育免許の場合は、
実験科目や、実技科目が必修となっています。
実験科目や、実技科目を通信で行うというのは、出来ませんよね?

そのため、理科免許の教科に関する科目の単位や、
保健体育免許の教科に関する科目の単位については、
通信制大学では取得出来ないわけです。

英語免許は、通信制大学で取得可能です。
ですから、もちろん、英語免許の教科に関する科目は、1通り全て
通信制大学でも学ぶことが出来ます。

投稿日時 - 2009-10-13 23:00:49

お礼

非常によくわかりました。
では、修士課程在学中に出来る限り教科に関する科目を取り、卒業後、働きながら通信で足りない分を補完する方針で行きたいと思います。
丁寧なアドバイスをありがとうございました。

投稿日時 - 2009-10-14 22:38:13

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