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解決済みの質問

上告について

第一審が簡易裁判所で原告勝訴でしたが、それを不服として被告が控訴したところ、第二審の地方裁判所で控訴人(被告)が勝訴し、それを不服として被控訴人(原告)が上告しました。上告審の高等裁判所では、『上告裁判所は、上告状、上告理由書、答弁書その他の書類により、上告を理由がないと認めるときは、口頭弁論を経ないで、判決で、上告を棄却することができる。』(民事訴訟法第319条)とあるように、口頭弁論を開く場合と開かない場合があります。一方、判決として、上告棄却、上告却下、原判決の変更、差し戻し、があるようです。

1.システムとして、口頭弁論が開かれたら、どの判決になり、開かれなかったら、どの判決になることがありますか。考えられる組み合わせを教えてください。

2.また、上告棄却、上告却下、原判決の変更、差し戻し、のいずれかが出た場合、それぞれ不服の場合、最高裁への申し出(特別上告?)の仕方を教えてください。

3.また、差し戻しになった場合、地方裁判所に出頭しないと欠席裁判となって、欠席しただけで、負けてしまいますか?

4.差し戻しと高等裁判所から差し戻しという判断をされたら不服ですので、地方裁判所差し戻しを取り消して欲しいと最高裁判所に訴えるには、どのような方法がありますか?

5.上告棄却、上告却下、原判決の変更をすると最高裁にいってしまうことを恐れて、高等裁判所は差し戻しにするのが一番楽ではないかと思うのですが、裁判の当事者としては、地方裁判所に戻ると約2年間、時間をロスした気持ちで、納得がいきません。高等裁判所の裁判官に差し戻しにされないように頼む方法はありますか?自分達が判断をすることを回避して地方裁判所に責任を押し付けるだけという気がするのですが、どうなのでしょうか?

投稿日時 - 2010-02-21 10:43:58

QNo.5694034

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

>1番の質問の回答に、口頭弁論を開かない場合は、上告棄却か上告却下のいずれかとありますが、差し戻す判決はありませんか。

 ないことはないです。「職権をもって調査すると、記録上によれば、原判決には、その基本となる口頭弁論に関与していない裁判官が判決をした裁判官として署名押印していることが、明らかである。」ことを理由(おそらく、途中で裁判官が転勤で交代したのに、新しい裁判官が弁論の更新をするのを忘れたのでしょう。)に、口頭弁論を開かないで、原判決を破棄して原審に差し戻した最高裁判例があります。
 ご質問の内容から、当事者として「判決内容の当たりを付けたい。」という趣旨の質問のように思われましたので、上記の判例のようなレアケースについては触れませんでした。もし、民事訴訟法の勉強のためのご質問でしたら、きちんとテキストを読まれることをお勧めします。

>逆に言うと、差し戻す判決が出るのは口頭弁論が開かれた時ということでしょうか?

 差し戻しか自判するかは別として、原判決を破棄する内容の判決(別の言い方をすれば上告を認容する判決)がなされる可能性が高いと知っていれば、当たりを付けるための知識としては十分だと思います。

投稿日時 - 2010-02-21 17:40:44

お礼

有難うございました

投稿日時 - 2011-04-14 14:15:53

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回答(2)

ANo.1

1.口頭弁論を開かないとすれば、民事訴訟法第319条による上告棄却判決か、第317条第1項による上告却下の決定(決定なので、そもそも、口頭弁論を開くかどうかは任意。)になります。口頭弁論を開いた場合、どの組み合わせもありえます。(もっとも、上告が適法かどうかは、口頭弁論を開くまでもなく記録や書面で判断できることが多いでしょうから、わざわざ口頭弁論を開いて上告の却下する可能性は低いでしょうが。)

2.特別上告(決定に対する不服申立は特別抗告)も手続的には、上告の手続とほとんど同じです。

3.負けるとは限らないですけど、相手方の主張する事実を「自白」したものとみなされる結果、敗訴する可能性はあります。

4.特別上告するしかないですけど、憲法違反を理由にしなければならないので、事実上、無理だと思います。もっとも、原判決に憲法の違反がない場合でも「判決に影響を及ぼすことが明らかな法令の違反」を職権で調査して、原判決を破棄することができますので、それをねらって、無理矢理、憲法違反の理由を付けて特別上告する人もいるでしょうが。

5.「原判決(控訴を認容する判決。)を破棄して、原審に差し戻す判決」も、上告審である高等裁判所の判決であり、上告棄却判決と同じように特別上告の対象になり得ますから、最高裁判所に行くことを怖れて差し戻すと言うことはあり得ません。
 例えば、Aという法律の適用で原審が控訴を認容する判決をしたのに対して、上告審がAという法律を適用することは誤りであり上告に理由があるととしても、Bという法律を適用すれば控訴を認容すべきということもありますから、Bという法律を適用するための前提となる事実関係について、当事者の主張や証拠調が必要とすれば、上告審は法律審ですから、事実審である原審(場合によっては原原審)に破棄差し戻しをするのは当然のことです。(第325条)上告審が破棄自判するのは、第326条に該当する場合です。

投稿日時 - 2010-02-21 12:35:49

お礼

早速の回答、ありがとうございます。とてもよく分かりました。
ひとつ、確認ですが、1番の質問の回答に、口頭弁論を開かない場合は、上告棄却か上告却下のいずれかとありますが、差し戻す判決はありませんか。逆に言うと、差し戻す判決が出るのは口頭弁論が開かれた時ということでしょうか?
よろしくお願い致します。

投稿日時 - 2010-02-21 13:33:41

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