簿記の問題
簿記の問題
次の資料により,(1)期末資産と(2)期末負債と(3)期末純資産(資本)と(4)決算直前の資本と(5)当期純利益の金額を計算しなさい。
(資料1)期首資本金 1,300 期中の追加元入高 200
(資料2)当期末における資産,負債の残高
現金 400 売掛金 700 商品 1,300 備品 300
買掛金 500 借入金 200
(1)2,700(2)700(3)1,300(4)1,500(5)500
これであっていますか?ネットで調べたら期末と期首の資本金の増減から当期純利益を求めると書いてあったんで1500-1300=200のような気もしますが・・・。あと期末純資産(資本)と決算直前の資本の違いがわかりません教えてくださいm(_ _ )m
投稿日時 - 2010-05-12 13:14:53
こんばんは #1です。
>問題を見直しましたが(4)は決算直前の純資産(資本)の金額でした。
決算直前の純資産(資本)ということですので、ちょっと補足します。
あえて問題が決算直前の純資産(資本)を求めているのであれば、それは、
純資産(資本)に『当期純利益を振り返る前の状態』です。
※決算によって、損益が締め切られて、当期純利益が純資産に振り返られます。
そして期末純資産となります。
従って、この問題で求めているものは、
期首純資産 + 資本取引(損益取引以外:収益・費用以外)の増減となります。
期首純資産は問題には書かれていませんが、期首資本金が該当しますので、
期首資本金 1,300 + 追加元入れ 200 = 期末純資産(資本) 1,500
結果、前回、資本金を計算したときと同じになります。 ただし、資本金以外の
純資産勘定科目があった場合はその金額も足します。
期末純資産は貸借差額で求められていますから、そこから決算直前の純資産を
差し引けば、当期純利益が求められる。 ということになります。
>もし、資本という意味だと、期末純資産(資本)と基本的には同じです。
>決算直前で、損益からの利益振替を行う前の状態ですが、考え方は基本的に
> 資産 - 負債 = 資本です。 ※資本は今は純資産と呼びます。
というように記載しましたが、決算直前の資本という言葉がひっかかったので
この問題としては、当期純利益はそのまま純資産に振り替えられると言えるので、
簡便上そのように述べた方が混乱がないと思い、そのように記載しました。
決算整理仕訳を勉強していくとわかるようになりますが、決算直前の当期純利益
(収益 - 費用)は、そのまま当期純利益として、純資産に振り替えられる
ことは、ほとんどありませんので、誤解を招かないように補足しておきます。
それでは
投稿日時 - 2010-05-13 21:32:49
すごくわかりやすかったです。補足までしていただきありがとうございましたm(_ _ )m
投稿日時 - 2010-05-14 11:59:07
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回答(3)
#1です。 すみません。 一部訂正します ^^; とちくるった文章になってました・・orz・・
誤
(2)は上記の2つが負債勘定にあたりますので、合計して資産合計から引けば求められます。
※貸借平均の原則といって、借方と貸方の合計は必ず一致します。
(3)純資産とは、昔、資本と呼んでいたもので、資本金のほか、資本剰余金、利益剰余金など
が含まれます。 それで期末純資産(資本)と書いてあるんだと思います。
純資産は資産から負債を引けば求められます。
正
(2)は上記の2つが負債勘定にあたりますので、合計すれば求められます。
(3)純資産とは、昔、資本と呼んでいたもので、資本金のほか、資本剰余金、利益剰余金など
が含まれます。 それで期末純資産(資本)と書いてあるんだと思います。
純資産は資産から負債を引けば求められます。
※貸借平均の原則といって、借方と貸方の合計は必ず一致します。
投稿日時 - 2010-05-13 00:22:06
問題を見直しましたが(4)は決算直前の純資産(資本)の金額でした。
わかりやすく教えていただきありがとうございますm(_ _ )m
投稿日時 - 2010-05-13 11:34:26
こんばんは
4番の資本という言葉が気になるのですが、下記のようになると思います。
(1)期末資産 2,700 = 現金 400 + 売掛金 700 + 商品 1,300 + 備品 300
(2)期末負債 700 = 買掛金 500 + 借入金 200
(3)期末純資産 2,000 = (1) - (2)
(4)決算直前の資本金 1,500 = 期首資本金 1,300 + 期中の追加元入高 200
(5)当期純利益 500 = 期末純資産(3) - 期末資本金(4)
【解説】
勉強が進むと複雑になりますが、とりあえずこの問題では、
1.正しい期末資産を求める。
2.正しい期末負債を求める。
2.貸借差額から、期末純資産(資本)を求める。
4.追加元入れがあることに注意して、期末資本金を求める。
5.期末純資産から期末資本金を差し引いて当期純利益を求める。
という手順になります。
(1)は上記の勘定科目が資産勘定にあたりますので、合計すれば求められます。
(2)は上記の2つが負債勘定にあたりますので、合計して資産合計から引けば求められます。
※貸借平均の原則といって、借方と貸方の合計は必ず一致します。
(3)純資産とは、昔、資本と呼んでいたもので、資本金のほか、資本剰余金、利益剰余金など
が含まれます。 それで期末純資産(資本)と書いてあるんだと思います。
純資産は資産から負債を引けば求められます。
(4)決算直前の資本は、問題に元入の記載があることから、資本金を回答させようとしている
ように思いますが。 資本金ではないですか?
もし、資本という意味だと、期末純資産(資本)と基本的には同じです。
決算直前で、損益からの利益振替を行う前の状態ですが、考え方は基本的に
資産 - 負債 = 資本です。 ※資本は今は純資産と呼びます。
資本金であれば、期間中に追加元入を200行っていますので、
期首資本金 1,300 + 期中の追加元入高 200 = 1,500
となります。 追加元入れとは資本金の増加を意味します。
(5)期末の純資産が求まれば、期末の資本金を差し引けば求められます。
期末純資産 2,000 - 期末資本金 1,500 = 当期純利益 500
ちょっと4の資本という言葉が引っかかりますが、資本金じゃなかったらごめんなさい^^;
では、頑張ってください。
投稿日時 - 2010-05-13 00:07:46