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解決済みの質問

眼視望遠鏡とバローレンズの質問です

1 屈折式、F5 (焦点距離600mm 対物レンズ径120) アイピースPL10mm/PL25mm 赤道儀なし ポルタII架台 の「眼視望遠鏡」を購入予定です。フィールド以外に、少し欲張って、バローレンズ2~3倍を利用して土星位まで観察できたらよいなと考えています。

2 望遠鏡経験は子供用入門機で、ひとシーズン、月と・木星と・日中野外の景色をぞいたレベルです。今回、もう少し広く見える口径の大きいものに挑戦したいと思います。知識は体験者の方々のネット記事から得ただけのペーパードライバーのような状況です。

3 フィールドが好きなもので、観光地の展望台の望遠鏡代わりに、小山や展望場所などで、利用の予定ですが。バローについて知り、欲がでてダメもとでもチャレンジしてみる価値はあるのかなと思いました。できたら土星位を見てみたいと思っています。

4バローレンズの評は、ベテランの方々からすると「無理がある」の印象が強く感じられました。その上での質問です。
利用の仕方と商品について助言頂きたいと思います。設定は天頂プリズムとアイピースの間にバローレンズを取り付けるとあったと思いますが、「他に必要な部品」や「便利な装置や工夫」がありうるのか、比較当たり外れの少ない≪お勧めのバローレンズ≫があるとしましたら「どんな商品名」があるのか、などが疑問点です。似たような事を考えられた方、実際にやってみられた方、体験上想像がつく方、などがいられましたらぜひ御助言頂ければありがたいです。
                                      宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2011-02-23 14:38:58

QNo.6544530

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

長文になりますので2回に別けて回答します。
(ご迷惑かも知れないですが)

■ 1/2

アイベルの「SE120・ポルタIIセット」ですね。
SE120は、星雲・星団を主なターゲットとする鏡筒です。
どうして星雲・星団向きかと言うと、低倍率が出しやすい→瞳径を稼げる(瞳径=口径÷倍率)→明るさ性能を稼げる(明るさ=瞳径の2乗)and 広視界が得られるからです。

対物レンズから入った光は、「口径÷倍率 = 」の光束径(瞳径)で射出されます。
そして人の瞳孔は昼間の明るい場所で最小2mm程度まで絞られ、真っ暗闇に十分に目を慣らすと最大で7mm程度まで開きます。
仮に口径120mmを60倍にした場合、射出瞳径は(120mm÷60倍=)2mmになります。
そして鏡筒の性能の全てが瞳径2mmの面積に集束されることになります(明るさ値=瞳径の2乗)。

ただし、天体観測時の瞳孔径が仮に6mm(7mmまで開くことは殆んどないので)開いてたとするなら、射出光束径2mmでは眼球の性能に全然足りてないことになり、肉眼よりもだいぶ暗く感じてしまいます。
でも射出瞳径を6mmで射出できたなら、眼球の許容いっぱいに口径120mmの性能をフルに届けることが可能になります。

では、瞳径6mmで射出させる倍率は = 口径120mm÷6mm = 20倍です。
鏡筒f=600なら、f=30mmのアイピースを使えば瞳径6mmが実現可能なのです。(600÷30=20倍)

そして例えばビクセンの見掛視界65度の広視界型アイピース『NLVW30mm(2inc)』(実売2万円ほど)
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=4955295393015
を使った場合には、口径120mの集光力で得られた明るさ(鮮明さ)はフルに眼球内に届けられ、そして実視界は(65度÷20倍=)3.25度が得られます。
並みの見掛け視界(標準)50度で50倍時の実視界は1度にしかなりません。

では「実視界3.25度」に収まりの良い星雲・星団は、

※凡例=天体名[星座]:視等級/視直径 分→度
春:
★M44(プレセペ星団)[かに座]:3.7等/90′→1.5°
☆M67(拡散)[かに座]:6.9等/30′→0.5°
 おおぐま座ペア銀河↓M81&M82
☆M81(渦巻銀河)[おおぐま座] 6.9等/21-10′→0.35°
 M82(銀河)[おおぐま座] 8.4等/9-4′→ 0.15°

夏:
★M6(拡散)[さそり座]:4.2等/25′& M7(拡散)[さそり座]3.3/80′
★M8(干潟星雲)[いて座]:6.0等/60-30′→1°

秋:
★NGC869&NGC884(二重星団)[ペルセウス座]4.3等/30′,4.4等/30′※約2°
★ペルセウスα星付近(星団):1.2等/185′→3°
★M31(アンドロメダ銀河):4.3等/190-60′→3.1°
★M33(銀河)[さんかく座]:5.7等/73-45′→1.2°
☆NGC7789(星団)[カシオペア]:6.7等/35′→0.6°
☆NGC253彫刻室座の銀河:7.1等/25.1-7.4′→0.41°

冬:
★M45(プレアデス拡散星団)[おうし座]:1.2等/110′※1.8°
★M42(オリオン大星雲):2.9等/66-60′→1°
☆M35(拡散)[ふたご座]:5.1等/28′→0.47°
☆M41(拡散)[おおいぬ座]:4.5等/38′→0.6°

てなかんじ。

仮に実売9万円ほどする「ED81S鏡筒(f=625mm)」を使ったとするなら、瞳径6mmを得るには13.5倍が必要です。
13.5倍を出すにはf=46mmのアイピースが必要です。
ではf=50mm→ビクセンNLV50mm(見掛視界45度/実売1.8万円ほど)を使ったとしましょう。倍率は12.5倍、瞳径は6.48mmになり0.48mm分は瞳孔を通過できないため、6mm×12.5倍=75mm分のレンズ範囲しか有効とならず、口径75mm分の集光力しか有効とはなりません。

どうです、、
鏡筒の集光力をフルに使うのは大変でしょ?

ただし、アクロ(眼視用)は短焦点ほど収差が出易いため、収差の少ない大口径and 短焦点を作るには、当たり前に真面目に作ったら大変コストが掛かり高価な鏡筒となってしまいます。そして安価なSE120・・・、当然ながら収差は多いです、当りハズレもあります(要覚悟です)。
でも許せます、なにせ実売3万円ほどしかしないのですから。

投稿日時 - 2011-02-23 21:17:37

お礼

大変ありがとうございました。

この回答が、2枚つづりの回答の1枚目ですので、2まい全部へのお礼のご返事は、2枚目に記載しました。

投稿日時 - 2011-02-24 14:12:01

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回答(4)

ANo.4

■ 2/2

バローレンズについては、短焦点向きのパーツです。
また延長筒が必要なんてことは聞いたことがありません。
ちゃんとしたモノなら光学性をそれほど落とすこと無く、望遠鏡焦点面の湾曲を補正したり、視野周辺の像質劣化(非点収差・コマ収差等)を改善してくれる場合もあるそうです。
差込径は31.7mmで良いでようから、
タカハシの2倍が16590円、
http://www.kyoei-tokyo.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=018013000006&search=%A5%D0%A5%ED%A1%BC%A5%EC%A5%F3%A5%BA&sort=
テレビューの2倍が12600円、
http://www.kyoei-tokyo.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=022007000001&search=%A5%D0%A5%ED%A1%BC%A5%EC%A5%F3%A5%BA&sort=
ビクセンの2倍DXが10500円、
http://www.kyoei-tokyo.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=015015000002&search=%A5%D0%A5%ED%A1%BC%A5%EC%A5%F3%A5%BA&sort=

この辺なら問題ないと思います。(KYOEI価格)


ただし、ケンコーのPL10mmアイピースは中心像は十分シャープなのですが、視野周辺部には球面収差・歪曲収差が見られます。またプローセルは見掛視界があまり広くなく、PL10mmだとアイレリーフも短いため、ちょっとイライラするかもです。

ですから月・惑星用に『ビクセン/LVW8mm』なんてのを1本持ってると、随分と楽しい望遠鏡になると想います。
http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/015002000005/brandname/
LVW8mm:広角65度の良像見掛視界、アイレリーフは20mmもあり眼鏡者だってどんと来い!です。また短f鏡筒に付けた時には非点収差を補正する効果を持つそうです。

このf=8mmなら、直で75倍、2×バローで150倍になり、これなら月のクレーターは迫力像で見れるし、土星もそこそこ楽しめる大きさになるはずです。それに経緯台で高倍率を追尾させるならロングアイレリーフと広角視界は必須要素です。

私の案だと、
『NLVW30mm(約2万円)』+『LVW8mm(約1.8万円)』+『バローレンズ(約1.2万円)』で5万円となりますが、安くて安いなりの品質鏡筒に安物アイピースを付けてもさらに見え方は悪くなるだけ。せめて安い鏡筒の性能を最大限引き出せる優秀なオプションパーツが必要ではないかと思いますし、無駄ではないとも思います。

投稿日時 - 2011-02-23 21:18:59

お礼

kamakiri様

大学で講義上手な教授から、特別講座を受けたような、もしくは有名予備校の評判講師から素晴らしい授業をうけたような「感激」をありがとうございました。圧倒的なわかりやすい解説と助言、目からうろこでした。

(1)望遠鏡の企画サイズ記載だけで、商品まで見通されてしまいギョッとしました。(笑み)

(2)「瞳径」⇒この問題が、大変よくわかりました。また、「視界3.25度」に収まりの良い星雲・星団のご親切な列挙には、唖然でした。手間・暇を惜しまず時間を割いて頂き、感謝申し上げます。

(3)延長筒の件は、正立プリズムの話と混ざってしまっていて失礼致しました。

「安い鏡筒には、優秀なオプション」。ポリシーもいいなと思いました。
後にも繋がる商品にもなるしその通りと思いました。もし興味が昂じて上位機種に関心がでて来た場合には、「優秀な鏡筒+優秀なオプションパーツ」夢もあります。ぜひ、5万円の投資をして見たいと思います。
まだ望遠鏡探しの段階なのに、こういう感動ができて、大変幸せです。

まだ、たくさん助言のできる方がいらっしゃるかもしれませんが、これはこれで「ベストアンサー」を押させて頂きます。

投稿日時 - 2011-02-24 14:07:25

ANo.2

俺のお勧めはコレ↓

http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/takahashi-eyeHi28mm.html

投稿日時 - 2011-02-23 21:07:07

お礼

情報ありがとうございました。
短焦点の接眼で勝負されてる。視力が良いのですね。こういう工夫もあるのかと参考になりました。


アルバート・ナグラー(テレビュー社)のサイトに辿りつきアイピースの選び方が具体的にわかりました。
http://www.tvj.co.jp/10shop_televue/20eyepiece-inst/eyepieceABC.htm

アイピース射出瞳径のお話です。「アイピースを一式選ぶときは、射出瞳径が0.5mm、1mm、2mm、4mm、7mmになるようにします」。
「射出瞳径= 対物の直径 ÷ 倍率、または= アイピースの焦点距離 ÷ 対物のF値」だそうです。

以下が私のケースです。
バローレンズ使用時には、対物焦点距離⇒対物焦点距離×バローレンズ倍になります。射出瞳径を助言に従い0.5~7mmにすると、接眼レンズの倍率が計算できました。私の場合は、2倍バローレンズで条件を満たす接眼レンズは焦点距離が5~70mm。4倍バローで10~140mmのものとなりました。5mmと10mmが下限でした。

その時の望遠鏡内の星の倍率は、2倍バローと5mm接眼レンズですと240。4倍バローと10mm接眼レンズで×240です。
私の場合口径120mmの機種ですから、よく眼にする「望遠鏡の倍率は、対物レンズの口径(mm)の2倍まで」の記事にピッタリ。

240倍が出たとして、手動追尾で、直ぐ逃げて大変だろうと思うと「広角で、アイレリーフのゆとりがあるもの」でないという気がしてきました。kamakiri様の言われた事が実感してきました。以上なんとなく自分なりの結論に達しましたのでご報告させて頂きます。

投稿日時 - 2011-03-01 16:06:32

ANo.1

明るい屈折式ですね。

焦点距離が600mmですと倍率が物足りなくなると思いますので、バローレンズの使用するのはアリだと思います。

ただ、倍率は上がっても分解能が上がるわけではないので、2倍ぐらいに抑えた方が良いかもしれませんね。

投稿日時 - 2011-02-23 14:57:32

補足

Rashid Aaron様へ

早速ご返事ありがとうございました。
焦点距離を長くする「バロー」には「延長筒」が必要ともありました。
接続順番が、不明です。1「天頂プリズム」→2「延長筒」→3「バロー」→4「接眼レンズ」と、なるとしたら、2と3の長さが7cm前後で2本繋がり、更に4がつくと、相当長くなるのかなと言う点と、2と3の企画をどう選ぶと、焦点に会うのかが不明です。この辺の記事やサイトを探しましたがまだヒットしていません。   判りましたらまた、助言があればあり難いです。
                

投稿日時 - 2011-02-23 18:01:02

お礼

ありがとうございました。

最終結末は、hokyu様のお礼に記載いたしました。

投稿日時 - 2011-03-01 18:06:07

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