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解決済みの質問

原発の地震対策は津波だけで良いのか

福島原発の事故では、地震の揺れには耐え、津波が問題だった。だから津波対策をしっかりと行えば良い、といった発言や意見が見られます。
しかし本当に津波対策だけで良いのでしょうか。
1999年の台湾の地震では断層が発生し、学校の校庭には2メートルぐらい、商店街には4メートルの段差が生じました。
原発の建物や格納容器はこのような段差や地割れが真下で発生しても問題ないのでしょうか。
それとも津波同様、想定外になっているのでしょうか。
台湾の地震で実際に起きたことですから、いくら何でも「想定外」ではないと思うのですが。

投稿日時 - 2011-05-17 13:55:18

QNo.6743952

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

プレートの無い所で断層のズレは発生しない」という常識を…とonioni1999が言っていますが、いうまでもなくこれは誤解です。阪神淡路大震災を引き起こした野島断層が地表に現れたところが淡路島の保存館に残されています。
http://kobe-mari.maxs.jp/awaji_city/nojima_active_fault.htm
野島断層は淡路島から明石海峡を経て神戸に至るものですがプレート境界からは離れたところに位置します。海上保安庁のプレート境界域の精密海底地形図を見れば明らかです。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAIYO/sokuryo/sokuryo.html

ですから、ご質問のとおり、未確認の断層が原発の敷地内部で活動し、段差や地割れが設備の真下で発生して配管系が破壊する恐れはないとは言えません。これはこれで恐ろしい話ですがより現実的な脅威があります。地震による地盤の隆起です。

今回の東日本大地震では、広域にわたり地盤の沈降が起きていますが、過去の東海・南海地震では地震時に1-3mの隆起が起きたことが報告されています。原発を載せる地盤が広域にわたり隆起するのです。特に浜岡原発あたりは、ほぼ間違いなく起きるであろうと思われています。
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/onlinepaper/koyama2008a.pdf

これが恐ろしいのは、原発の冷却水の取り入れ口が海底から地表に現れて冷却水が取り込めなくなるからです。大震災の時に、まず地盤の隆起が起きます。次に津波が来ますが、この寄せ波と引き波の周期は1時間近くになることもあります。そうなると、原発の2次冷却水である海水の取水口が機能しなくなり福島のようになる恐れが多分にあります。このことは平成18年の衆議院予算委員会できっちり指摘されています。
http://www.441-h.com/kokkai/20110322.pdf

投稿日時 - 2011-05-18 09:44:04

お礼

ご丁寧なご回答、ありがとうございます。
実際に柏崎刈羽原発でも、地震によって敷地内に多数の段差が発生し、大きいところでは1mを超えたそうです。その結果、多数の配管が損傷しました。これについてはネット上でも数多くの写真とともに詳しく報告されています。
それが台湾の地震のようにもっと規模が大きくなったら一体どうなるのか、だから津波対策だけでは駄目ではないのかと考えた次第です。
段差や地割れ以外に、地盤の隆起による被害については、素人の私にはまったく考えつきませんでした。
結局のところ、原発の「安全神話」について、徹底的に専門家の人たちによるオープンな議論を行い、徐々に原発を停止させていくことしかないのではないか、と考えています。
あるいは核燃料廃棄物を、どのように保管すれば10万年間封印することが出来るのかに焦点を当てた方が、より原発の問題点が鮮明になるのかもしれません。

投稿日時 - 2011-05-18 13:10:04

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回答(7)

ANo.6

隕石が落ちたり、飛行機が不時着したり、テロがあったらいっかんの終わりです。

政府や企業が建前で言っているならまだしも、国民までが本気で目先のことしか考えていないこの現象は、ちゃんちゃらおかしいですよ。きっと事故が起きたら「なぜ想定しなかったんだっ!」と怒るのでしょうけれどね。

今は停止に対する慎重論にも配慮して「防潮堤が整備されるまで」としているのでしょうけれど(と思いたい)、声は大にしていきましょうね。

投稿日時 - 2011-05-17 18:24:29

ANo.5

>「プレートの無い所で断層のズレは発生しない」という常識を覚えておいてください。

でたらめですね。
プレートは、プレート境界と思われますが、
阪神淡路大震災、濃尾地震などは、なぜ起こったのでしょう?
プレート境界など近くにありませんよ。
断層がずれたんです。

地震は、プレート境界におこるプレート型と、活断層のずれによる直下型があります。

柏崎刈羽では、敷地内に断層ができました(そんなに大きくないけど)。
浜岡の建物は、活断層を避けるため、海岸線に沿っていません。
もっとも敷地内にあるので全く問題外で、超危険です。

活断層は、数百年から数万年に1回動きます。
いつ動くかは、予測できません。

日本には、何万という活断層があります。
数年に1回くらいはどこかの断層が動いて大きなな直下地震が起こるでしょう。

投稿日時 - 2011-05-17 18:16:52

ANo.4

まず、「プレートの無い所で断層のズレは発生しない」という常識を覚えておいてください。

これは世界的なデータでも絶対といえるものです。

イギリスなどプレートの無い国では震度2の地震ですら大パニックになります。
普段まったくといっていいほど地震が無いからです。
地割れなどまったく縁のない国です。


そして、福島原発の周辺にはプレートがありません。
だから地割れが発生することもありません。

高地での崖崩れや地滑りなどはありますが、それは地盤が崩れただけで断層とは別です。
全体的に標高が下がったりすることもありますが、段差は発生しないので
建築物に影響を与えることはありません。


台湾の場合はユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界に位置しており、
圧縮されたエネルギーがこの境界線位置にまで到達するために稀に直下型地震が起きるのです。


よって、原発の位置で直下型地震や地割れが起きることは「物理的にあり得ない」ということです。

まあ数千万年に一度の地殻変動まで想定に入れろというのなら別ですが。

投稿日時 - 2011-05-17 16:39:39

ANo.3

津波対策だけではダメでしょうね。
福島第1原発の事故もだんだん当時の状況が判ってきて
津波の前に地震で損傷があったのは間違いないでしょうね。

#1の人が言っている非常用復水器を手動で止めたことも
運転員の操作ミスなのかは今後のデータ検証結果を待つ
必要があるでしょう。
10分で圧力容器内の圧力が半分近くまで低下していることを
考えると非常用復水器につながる配管が地震で破断していて
弁を開けたことにより一気に圧が抜けた可能性があります。
この場合なら運転員が復水器を止めたのはミスではありません。

投稿日時 - 2011-05-17 16:34:18

ANo.2

>原発の地震対策は津波だけで良いのか
いいわけありません。
実際福島原発では津波が来る前に原子炉に被害が出ていたことが判明しました。

設備自体はある程度揺れを想定してはいるでしょうが、その設備を立てている地盤そのものには問題が残ります。
浜岡原発では施設を建設する下の岩盤の調査結果について嘘の報告をしていたと設計に関わった元技術者が告発しています。
地下設備を作るために土砂を掘り起こしまた埋めるわけですが、この行程にも問題があります。

新潟県中越地震の時もJR東日本信濃川発電所(小千谷市)では貯水池と発電所建屋の間にあるパイプの上に橋を架けて国道が通っているのですが、橋と地面との境目に1メートル以上の段差ができました。パイプそのものには目立った損傷はなかった模様。


今の原発は官製談合や政治的理由で建設地を決めてしまったため、設置に適さないとわかっても他のところに建設地を移動できないというとんでもない理由で建設が進められてきました。
※公表されている建設理由は国民を納得させるために作られ一部の既得権益保持者たちにとって都合のいいシナリオです。
そのしわ寄せが今になって原発事故となって現れているのです。
原子力発電を推進してきた政党はどう責任をとるつもりなんでしょうね?今の与党に責任を押しつけて終わりだとしたら、そんな奴らに国を任せたくありません。
少なくとも、福島原発建設に一生懸命だった人たちも土下座行脚をしてもらいたいですね。

>台湾の地震で実際に起きたことですから、いくら何でも「想定外」ではないと思うのですが。
日本では起こりえないと判断したモノの外側の事象は全て「想定外」にしてしまうのが欲に目がくらみ責任をとりたくない奴らの常套手段です。


日本の原子力行政は「原子力船 むつ」と同じ道のりを歩んでいるのかもしれませんね。

投稿日時 - 2011-05-17 15:28:19

お礼

手厳しいご回答ありがとうございます。
今回の福島原発の事故は、実態が明らかになるにつれて、ますます状況が「想定外」に悪化していたことが明らかになりつつあります。
私は菅総理に対してかなり批判的な意見の持ち主ですが、考えてみれば、ある意味「無能」であることが幸いして、浜岡原発に対して突然の停止要請をし、エネルギー政策の根本的見直しを主張し始めたのかもしれない、と考えるようになってきました。
これが原子力行政に「有能」な自民党と官僚の政権だったら、もっと嘘に嘘を重ね、露骨な計画停電をより大規模に展開し、さらには復興利権をあさっていたのではないか、と思います。
トップが有能であれば、周囲は思考停止し、言う事を聞くだけ、トップが無能であれば周囲は自ら頑張らざるを得ない。
しばらく無能のままで良いかも、とすら考えるようになってきました。

投稿日時 - 2011-05-19 12:56:12

福島第一の原発事故の原因は津波ではなかったと5月16日に東電の記者会見で明らかになりました。

ずっと言われてきた津波が原因ではないんです。

人間が冷却系を止めたそうです。

さすがの私でもそこまでは想定外でした。


●冷却系停止「報道で知った」=東電に報告要求-枝野官房長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011051700283&j4

●手動停止 圧力低下を避けたか
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110517/t10015934421000.html

投稿日時 - 2011-05-17 15:14:57

お礼

ご回答、ありがとうございます。
「人間が冷却系を止めたそうです」
当社でもそうですが、人間は失敗するという前提で仕事を組み立てます。もし本当に人間が操作を失敗してメルトダウンや水素爆発が起きたとしたら、その人間個人の問題ではなく、明らかに東電の企業体質やシステムの問題です。つまり東電は核燃料という危険な代物を預けても大丈夫な企業体質なのか、東電の原発システムは核燃料を安全に管理できるシステムになっているのかが問われなければならないと思います。

投稿日時 - 2011-05-17 15:55:38

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