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解決済みの質問

日本語指導:助詞「は」と「が」の違いについて

外国の方(日本語三級レベル)に日本語を教えています(ちなみに私は「日本語教師」としての資格は持っていません)。『みんなの日本語1』で次のような例文がありました。

・細かいお金がありますか?
・はい、あります。

私はこの文章の「が」に違和感を覚えます。(この本にはしばしば自然でない日本語が出ますが)そこで下記のように生徒に訂正させました。

・細かいお金はありますか?
・細かいお金はお持ちですか?
・細かいお金をお持ちですか?

しかし生徒は納得せず、「どうしてこの場合、助詞『が』はおかしいのだ」と譲りません。「は」と「が」の用法が非常に言語学的に複雑であることは理解していますが、簡明な説明を必要としています。残念ながら今の私の力量ではこの問いに答えることが出来ません。

この場合、どのような説明を行えば宜しいでしょうか。また、このような質問に対して明瞭で簡潔な説明を加えるのに役に立つ書籍などございましたら、ご教示くだされば幸いです。

投稿日時 - 2011-08-23 00:13:19

QNo.6961072

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

「が」と「は」の違いですが、まずこれらの語について考えてみましょう。

「が」―――助詞。直前の語が主語であることを知らせる。意味論で言う新情報であることを示す。

「は」―――助詞。直前の語が主題であることを知らせる。意味論で言う旧情報であることを示す。

これらに従って言えば、例文の「細かいお金がありますか」の「細かいお金」は主語であり、新情報です。これが会話の最初に、前後関係なく出てきたら、人も環境も説明も無しに「お金」が主語として登場することになり(お金は人の存在なしに説明できないように)、違和感を覚えます。まるで人が存在してない星にコンピュータが突然誕生するような感じを受けるでしょう。ですから文脈を前提とするなら、この表現は可能です。つまり、ある場所でお金の話になり、ただのお金ではなく、細かいお金が求められている状況です。
    (ゲームセンターで)
太郎: 今日はスト2やるんだ。
次郎: 僕はUFOキャッチャーでもやろう。でもあれ、UFOキャッチャーは50円か。(財布を見て)ないな。
太郎: え、ないの?それはできないねえ。
次郎: 細かいお金がありますか?是非貸してください。

というように「細かいお金」が主語となるような状況ならOKです。新情報ですから、その後の会話では「細かいお金は」のように、「は」がつき、旧情報であることを示す必要があります。
 生徒さんには、主語には主語にふさわしい単語を選ぶ必要があるといえばいいと思います。

投稿日時 - 2011-08-24 09:08:57

お礼

意味論の問題だと言うことで、納得いたしました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2011-09-10 00:26:47

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回答(8)

ANo.8

文脈のない例文だとすれば、訂正が必要なほどおかしくはありません。
実生活でも「細かいお金(小銭)がありますか」と言うことがあります。
レジで店員が1万円を出した顧客に言うなら「細かいお金はありますか」「細かいお金はお持ちですか」「細かいお金をお持ちですか」でしょう。
初めてその教科書を使っているのであれば、一度最後まで使うまで、訂正したい欲求を抑えたほうが無難です。
こういう言い方もある、私はこう言うと言って「正しい」文を紹介しましょう。

投稿日時 - 2011-08-24 15:38:40

ANo.6

・細かいお金がありますか?
・はい、あります。

この「が」に違和感を覚えるとすれば、「が」を使うシチューエーションがあまり一般的ではない、ということが原因でしょう。
しかし、間違った表現というわけではありません。
たとえば以下のような例が想定できます。

ある小さなレストランでA さんとB さんが2人一緒に食事をして、A さんが支払おうとした際に、店の人から、
「申し訳ないのですが釣銭用の小銭が少なくなっているので、お支払いはなるべく大きなお札でないほうが当方としてはありがたいのですが・・・」
と言われたような場合。

A さんは、少額紙幣や小銭を探して財布の中を点検し始めます。
すると、 B さんが、
「あ、ここは私が支払います」
と言いました。以降、
A:細かいお金がありますか?
B:はい、あります。
という会話が自然に成立します。
この場合、
A:細かいお金はありますか?
と言うと却って不自然になります。

「は」は【主題提示】の用法です。
このシチュエーションにおいて、「細かいお金」がすでに(暗黙的にせよ)主題となっていることは、この場にいる全員が認識していることです。
それをわざわざ主題提示し直すために「は」を使うと不自然に(くどく)なるわけです。

「が」は【特定(あるいは強調)】の用法です。
A:細かいお金がありますか?
という文の焦点は、「ありますか?」に当たっており、「ある(有る)対象」を特定するために「細かいお金」を「が」で特定していることになります。
細かいお金がすでに主題となっていることはその場の全員が認識しているので、「あるかないか」に焦点を当てた表現が可能になります。
そして、その「あるなしの対象」を「が」で特定するわけです。

さて本題です。
しかし、こうした状況説明がない場合、
A:細かいお金がありますか?
は唐突性のために適切な例文とは言えなくなります。
これは「あるかないか」に焦点が当たっている文ですが、そういった疑問がその対象である「細かいお金」と同時に文に出現すると唐突になってしまいます。
予備知識の全く無い状況で、会話の冒頭から「山がお好きですか」と聞かれるようなものです。

・細かいお金はありますか?
と、まず主題提示するのが正しい例文と言えるでしょう。
店側から言われる前に、自主的に細かいお金で支払おうとしているために、「細かいお金」を主題にして話す必要があるわけです。
「これから、細かいお金を主題にして述べますが、ありますか?」
というニュアンス。
構文的に重要なのは、「ありますか=あるかないか」ではなく、「細かいお金(に関して述べます)」ということです。
   

投稿日時 - 2011-08-23 14:55:00

ANo.5

この会話がどういう設定なのかを考えてみると、
細かいお金が特に必要な時でしょう。
がの前にくる言葉を強調している。
「細かいお金がありますか?」で間違っていないと思います。

細かいお金はありますか?はい細かいお金はあります。
という会話になると細かいお金はあるが、大きいお金はない
という対比のニュアンスが含まれます。

アルクの「どんな時どう使う 日本語表現文型 200」等が役に立つのではないかと思います。

はとがだけで8ページほど費やしています。

投稿日時 - 2011-08-23 10:40:22

ANo.4

「は」がトピック、「が」が主語を表します。でもどうしてこの本の作者は上の例文を正しいものとして掲載しているのかの説明もしなくてはなりません。




http://lg.let.kumamoto-u.ac.jp/ariake/03-02.pdf

§2-1 調 査の方 法
「設 問 文は日 本 語と し て の自 然さ を重 視す る よ り、中 級 程 度の日 本 語 理 解 力の者に
充 分 理 解で き る程 度の文と す る こ と を第 一の目 標と し て作 成し た。」

ということだからです

投稿日時 - 2011-08-23 02:44:13

お礼

これは知りませんでした。感謝いたします。

投稿日時 - 2011-09-10 00:25:52

ANo.3

こんにちは。

「(あなたには)細かいお金がありますか」という文では、「細かいお金」が主人公です。

「(あなたには)細かいお金はありますか」という文では、「細かいお金」が主人公ではなく、その人が「持っているのかどうか」が焦点になっています。意味上の主語は「あなたには」です。
「あなたは持っていますか」が「あなたにはありますか」に言い換えられているだけです。

質問している人がもっとも聞きたいのは「持っているかどうか」なので、「は」が適切です。

ちなみに、この考え方は色んな局面に当てはまります。

投稿日時 - 2011-08-23 01:39:42

ANo.2

1。「は」は、話題。話題になっている格助詞につく。話題になる物は情報としては古い。

2。「が」は、格助詞の一つ。

3。現代語では「がは」「をは」は、「は」になる。例、「お金はある」「京都は見た」

(お金が話題になっていない場合)「お金が無い」
(お金が話題になっている場合)「お金がはない」 3の規則で>「お金は無い」

(京都が話題になっていない場合)「京都を見た」
(京都が話題になっている場合)「京都をは見た」 3の規則で>「京都は見た」

(細かいお金が話題になっていない場合)「細かいお金がありますか」
(細かいお金が話題になっている場合)「細かいお金がはありますか」 3の規則で>「細かいお金はありますか」

    どのような事態に、例えば薮から棒に(=新しい情報)「細かいお金」という考えを相手のブランクな頭に新規導入しなければならない時は、僕には違和感無く「細かいお金がありますか」と言えます。

    ところが「細かいお金」という考えが聞き手にも話し手にも頭にある(=古い情報)なら(例えば、これについて考えた日本語の先生など)「細かいお金はありますか」の方が自然な気がします。

投稿日時 - 2011-08-23 01:04:19

ANo.1

これなんかどうでしょう?

参考URL:http://okwave.jp/qa/q6956555.html

投稿日時 - 2011-08-23 00:33:30

補足

問題は、どうして「が」が駄目なのか、という説明です。というのは、教科書にはそれが正しい日本語として書いてあるからです。私が「おかしい」というとき、「が」がなぜ駄目なのかを知りたいのです。

「は」がトピック、「が」が主語を表します。でもどうしてこの本の作者は上の例文を正しいものとして掲載しているのかの説明もしなくてはなりません。

お金はありますか、は「持っているか」という意味です。お金がありますか、のように何かがそこにあるわけではありません。

ではなぜ持っているときには「は」を使い、何かがあるときには「が」を使うのか。本の著者は「あります」を、「持っている」と「存在している」に混同している、と言うところまでは何とか分かったつもりです。

投稿日時 - 2011-08-23 01:06:26

お礼

早速ありがとうございました。

投稿日時 - 2011-08-23 01:06:03

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