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歴史における日本と中国のスケールの違い

日本の歴史と中国の歴史を比べると、スケールの違いに
圧倒されます。日本の戦国時代では100万石というと大大名
ですが、その領土は中国の戦国時代のそれとは比べ物になりません。
それで「風林火山」とか「天と地と」とか読んでも中国でいうと一国内の
臣下レベルのスケールの争いでしかなく、しらけます。「項羽と劉邦」では
100万人単位の軍隊の争いを描いており、圧巻です。なぜ中国と日本ではこうも
スケールの大きさがちがっているのでしょうか。人間があるける範囲や
統治できるスケールは同じだと思うのですが。

投稿日時 - 2012-01-27 09:43:10

QNo.7269117

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

現代における日本と中国の国家領土の違いは約1:30(30倍)であり、人口は1:10(10倍)に近い比率です。

昔の経済性はほぼ所有している農地に匹敵しますので、日本の30倍の国土があれば(山間部などを除いても)日本10倍以上規模が可能だと推測できます。

また、統治できるスケールは同じですが、日本はその点で言えば小さすぎます。たとえば古代ローマ帝国の最大版図は地中海を含めて7000km2を越えますし、モンゴル帝国の最大のときはユーラシア大陸の2/3を占めるまでになっています。

このスケールでの統治が可能であれば、中国国内の統治はそれほど難しいものではないでしょうし、事実、何度も統一王朝が出来ています。日本はそういう点で狭すぎる上に山が峻険であり、周りが全て海で拡張の余地がない、ともいえます。

ですからスケールは小さくならざるをえません。

また100万人単位の軍隊といわれますが、人口比率の上から見て近代以前の軍隊は人口の1割程度しか軍隊に徴用できませんでした。軍隊に人が行ってしまえば、農地を耕すこともできず翌年には戦争する前に食料がなくなって負けてしまうからです。
ですので100万人の軍隊があるということは、その後ろの人口は1000万人を越えるわけです。

封建時代の日本における最大耕作面積と収穫高を考慮すると日本の生存可能人口は3000万人程度だったそうです。つまり100万人単位の軍隊だと3部隊しか作れない計算ですし、それだけの人数がいても戦う場所が存在しないでしょう。

中国は単純に見て、現代でも日本の10倍の人口が日本の1/10のGDPで生活しているわけですから、人口規模は日本の10倍以上あることが分かると思います。

つまり人口背景の比率を考えば、中国では100万人の軍隊を作ることは可能だが日本では不可能、ということです。

これらの事実は江戸時代でもよく知られており、だから中国にあこがれる人々と、中国から文化を輸入するもののしょせん規模が違うからと国粋主義になる人の両方を作り出してきました。

私は古代ローマ史が大好きですが、やはり日本ではありえないスケール感にワクワクします。もっともローマのあるイタリアは現在の国土面積が約30万平米に対して日本は約38万平米でそれほど大きな違いはないですから、もし日本が古代から半島で陸続きだったら、日本が古代帝国を作っていたという可能性もゼロではないでしょう。

島国だったのがスケールの違いを生んだのであり、いたしかないところだと思います。
私も日本の戦争はスケールが小さくてあまり面白いとは思わないほうです(これを公言するとものすごく怒る人がいるので、あまり人にはいいませんが・・)

投稿日時 - 2012-01-27 10:59:39

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。わたしも中学生のころ、
図書館で古代ローマ史の本を読み漁り、山川書店発行の世界史
図説を眺めたものでした。
日本の戦争だと今年の大河ドラマ平清盛の時代では、数十人で
やりあっていたこともあるようで、スケールの小ささは否めませんね。

投稿日時 - 2012-01-27 11:44:37

ANo.2

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回答(3)

ANo.3

他の人も言われていますが, ベースになる人口が違う以上どうにもならないですね.

日本の人口は大正期までは基本的に時間とともに増加しているんだけど, それでも江戸時代に入ってようやく 3000万人を突破した程度で, 中世 (平安末期~戦国時代直前) では 1000万を超えるほどしかいませんでした. これに対し中国では漢代で既に 6000万人, 三国時代を統一した晋代で「大幅に減少」して 1600万人です. つまり, そこまで極端に減ってもなお「日本の戦国時代の総人口」に匹敵する人口を持っていたんです. 余談ですが, 歴史的にはおよそ「全世界の人口の 4人に 1人は中国にいる」とみていいです.

で, このベースとなる人口が決まると「戦闘に動員できる人数」も決まってきます. 平常時であれば「生産活動に携わらない純粋な『軍人』」として維持できるのが 3~5 %, 戦争時で無理をしても 10 % くらいまでしか動員することができません. それを越えてしまうと食糧生産にも悪影響が出てしまい, 「戦争に勝ったとしても国家として維持できない」状態になってしまいます. それはどう考えても無意味だね.

もちろん「大量の戦闘員を使うためにはそれだけの広い土地が必要」なんですが, その点でも日本は不利だね.

ちなみにローマ史でも「イタリア半島の中でごちゃごちゃやっている間」は日本と似たようなものだったかと>#2.

投稿日時 - 2012-01-27 11:35:34

お礼

ご回答ありがとうございます。漢代ですでに6000万人
の人口を抱えていた中国はやはりあなどれませんね。
このころ日本はまだ弥生時代だったのでしょうな。

投稿日時 - 2012-01-27 11:47:33

ANo.1

外国、特に大陸に住んだ事がある人なら、よくわかると思いますが、国によって人々が持つ感覚が違います。
日本人には日本人の感覚があり、中国人には中国人の感覚があります。

日本人は長年、日本国内でほぼ日本人だけで生きてきました。
そして、戦なども日本国内で、日本人だけでしてたわけです。
戦国時代などでも、大体、歩いてどれだけ行けば敵と遭遇し、どのくらいの時間、戦えば戦が終わるかわかっていました。
しかし、そんな日本人が大陸に出兵すると行けども行けども敵と遭遇しない。
やっと遭遇したと思って戦いが始まると、敵方はうじゃうじゃと出てきて、いくら戦っても
戦は終わらない。
何もかも日本とは感覚が違うのです。
こうなると日本人は、"もうやめた!!"となります。
戦と言っても日本の戦と中国の戦では、その中身が全然、違います。

スケールの違いは人口と国土面積からくるものです。

投稿日時 - 2012-01-27 10:25:57

お礼

ご回答ありがとうございます。私は日本で生まれ育って、
はじめてアメリカにいったことが忘れられません。
米国では飛行機が新幹線の代わりという感じで、向こうの
スチュワーデスもリラックスした地元のおばちゃんという
感じで、同僚と世間話ばかりしていました。空港もとにかく
路線と便数が多くて、驚きました。
ハイウェイが日本の一般道路なみに整備されており、当時は
いわゆるアメ車がガンガン飛ばしていたのを覚えています。

投稿日時 - 2012-01-27 11:35:40

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