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解決済みの質問

電気料金上昇と電力会社について

将来的な電気料金の上昇に伴って電力供給を担う会社はどう影響を受けるでしょうか?
再生エネルギー買取・導入によるサーチャージ分の電力価格上昇はそこそこ大きいと思います。

ドイツは2000年から現在までで電気料金が倍になっていますが、これは燃料費の上昇もあるでしょうが、再生エネルギー買い取り・導入による上昇分も含まれていると思います。


このサーチャージ分は送配電線(電力系統)を使用した電力の需給(融通)でかかってくるので、もし、このサーチャージ分が異常に高くなった場合、企業や家庭は自家発電に走るのではないでしょうか?

現状は自家発電を行うより、電力会社から電気を買うほうが安く済みますが、もし、電力会社から電気を買うより、自前で発電設備を設置し、発電したほうが安い状況になった時、電力会社の電気は売れなくなりませんか?

自家発電設備故障時、災害時など、緊急的な電力相互融通が必要な状況のために契約は残すとは思いますが、契約はつながっているが電気が全く売れないという状況なら、電力会社は倒産してしまいますよね?

そのときは国有化になるんでしょうか?

投稿日時 - 2012-12-10 02:11:40

QNo.7838003

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

[世] 天然ガス価格(日本)の推移
http://ecodb.net/pcp/imf_usd_pngasjp.html
東京新聞:3年連続貿易赤字へ 6兆7900億円 来年度見通し:経済(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012120702000099.html
電力8社が最終赤字 4~9月、原発停止でコスト増 :業績ニュース :企業 :マーケット :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASDC31008_31102012EA2000

これが現実です。東日本大震災以降、天然ガス価格は2倍になっています。原子力発電稼働停止に伴って輸入量が増えたせいで3年連続貿易赤字が予想されている。といって4年目に黒字化する保証もない。単価が上がり輸入量が増えたから電力会社は赤字になっている。

再生可能エネルギーなんかに関係なく、発電すればするほど電力会社は赤字が膨らむのです。

現在、JR東日本や味の素、キリンビールが自家発電をしているのは、そのほうが電気代が安いからではありません。
電力会社に起因する事故停電、計画停電、電力統制が企業経営に致命的打撃を与えるからなのです。ロットの小さい個別企業が電力会社より安い燃料を買える道理はありません。まして個別企業は電力会社と違って単価の安い水力発電を利用できません。

今後も電力リスクに敏感な個別企業は自家発電に傾斜するでしょうが、その傾向がすべての個別企業に当てはまるとはいえません。電力リスクの意味を説明しておきましょう。わかりやすい例ではパチンコの爆裂連チャンが瞬時の停電でパーになるということです。パチンコ屋は文句は電力会社に言えと居直りますが、大負けを取り返す起死回生のチャンスをダメにされた客にすればたまったものではありません。そういうリスクが電力リスクなのです。


質問者さんが再生可能エネルギーで電気料金が上がると思い込んでいるようだが、それは事実と違います。実際は燃料費負担で上がるのです。ドイツは確かに10年で2倍ですが、それは確かに再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の影響は否定できないまでも大きな要因は環境対策コスト、燃料費の増大なのです。元々ドイツの電源構成は極端に火力発電に偏重していて、環境汚染が深刻でした。だから緑の党が勢力を拡大し、脱火力を悲願として再生可能エネルギー開発に力を入れてきたのです。ドイツはヨーロッパではロシアに次ぐ発電能力を誇る国です。しかし国内の化石資源にも水力資源にも恵まれているロシアと違って、ドイツで自給できるのは石炭だけで、水力資源には恵まれていない。ノルウェー、スウェーデン、オーストリア、スイスなどは水力発電だけで国内需要の大半を賄えているのに対して、それらの国に囲まれたドイツは不思議なぐらい水力発電に恵まれない。ドイツの水力発電のシェアはわずか4%前後に過ぎません。しかも石炭は石油、天然ガスと比べて窒素酸化物、硫黄酸化物の発生量が大きく、大気汚染、酸性雨、土壌汚染などの問題が深刻だった。だから脱石炭火力で石油火力、天然ガス火力にシフトした結果、燃料費が増大したのです。環境汚染対策でそうした結果、ドイツは石油・天然ガスの単価も押し上げてしまったのだからなおさらです。それは日本も同じことですけど。ちなみに中国はドイツ以上に石炭火力に一極集中していて環境汚染は世界トップクラスに深刻です。

環境汚染、電力リスクなど様々な問題を抱える世界の200を超える国と地域が一斉に価格競争で石炭・石油・天然ガスの確保に走れば価格が高騰するのは当たり前のことなのです。しかも日本は石炭・石油・天然ガスをどれも輸入に頼っています。ほぼ100%輸入なのです。さらに永久に輸入できるとも限らない。明日から中国に売りますから、もう日本には売れませんと輸出国に言い渡されたら、それまでなのです。パチンコ玉を電気で弾くような横着な国には、もう売りたくないと言われたらなんと言い返せば良いのでしょうか。

投稿日時 - 2012-12-10 19:05:52

お礼

ありがとうございます。

とても参考になりました。

また、ご質問させていただくときがございましたら、よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2012-12-11 17:29:34

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回答(6)

ANo.5

既存の地域電力会社が、現在の経営形態のままで様々な電力自由化が行われてしまえば、質問の通り経営が立ち行かなくなると思いますが、その時には資産を生かして別の経営形態に変わる事も有り得るのではないでしょうか。

日本の場合、公共性が高い事業ほど、表向きは民営でも実態は国営的なケースが多いと思いますので、半官半民の経営形態へ変化していくのも有りな気もしますが・・・。

楽観的に聞こえるかも知れませんが、事業規模の大きさや一般家庭への供給事情等を鑑みますと、完全倒産は考え難いと感じます。

投稿日時 - 2012-12-10 13:14:50

ANo.4

>ですが、基本料金だけでやっていくってのは難しいと思いますし、電気が売れないとさすがに経営が厳しくなるような気もします。

基本料金だけでやって行けます。燃料輸入が0になりますから。何度もいいますが、電力会社は発電すればするほど赤字になるのです。

投稿日時 - 2012-12-10 12:26:54

お礼

ありがとうございます。

>基本料金だけでやって行けます。燃料輸入が0になりますから。何度もいいますが、電力会社は発電すればするほど赤字になるのです。


もし、将来的に再生可能エネルギーがほとんどの状況になった場合、燃料輸入がゼロになるので電力会社としては楽(?)な状況になるかもしれませんが、政府予測では2030年に原子力ゼロの場合、電気代は2倍ですよね。これは原子力維持でも1.7倍らしいので、結局は再生可能エネルギーを導入するための、系統強化費用、再生可能エネルギー買取上乗せ分が1.7倍程度あるのではないかと思われますが、2030年に電気料金が現状の2倍という数字は、一般企業としては自家発電に走った方が安いという可能性はありますでしょうか?

企業の自家発というと現状はコジェネ火力発電だと思いますが、将来的に燃料電池などが出てくる可能性もあります。大規模高効率用としてSOFCタイプが実用化されており、アメリカのブルームエナジー社は100kW出力で発電効率50%程度のものを提供しているようです。
http://www.spring8.or.jp/ext/ja/iuss/htm/text/11file/green_energy-6/suzuki.pdf
出力が上がるほど効率が向上していることから、大規模工場の自家発用などで有効な可能性があります。

http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/483/483016.pdf
三菱重工のトリプルコンバインドは、燃料電池とガスタービン、蒸気タービン複合で出力80万kW、効率70%(送電端)ということで、このタイプか、電源開発などが開発している石炭ガス化コンバインドと燃料電池複合発電のIGFCを、電気事業者が設置すれば、各企業の各工場が個別に自家発を置くよりも発電効率、設備コスト、保守保全効率、運用効率が良くて良いと思うのですが、再生可能サーチャージの上乗せなどで電気料金が2倍以上になるようなことになれば、いくら電力会社が良い設備を導入したところで・・・と思い、今回質問させていただきました。


長文、大変失礼しました。
もしご意見頂けるようでしたら、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2012-12-10 13:24:47

ANo.3

>また家庭の自家発ですが、エネファームなどのガス発電になると思うのですが、どうでしょうか。

自家発電は難しいとしても、地域電力会社以外から作られた電力を集合住宅に供給して、電力会社より安い料金で提供するサービスが出始めてますので、集合住宅に関しては、そちらへシフトしていく可能性もあるでしょう。
http://www.jcom.co.jp/corporate/newsreleases/2012/_47920.html
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120828/biz12082818120026-n1.htm

また、集合住宅や商業区域が複合している大規模な一帯では、その一帯に独自で電力供給する仕組みもあります。
代表的な事例で、六本木ヒルズのケースがあります。
http://www.mori.co.jp/projects/roppongi/technologies02.html
http://goo.gl/hwizB

この様な仕組みでの供給が難しい物件や地域等では、既存の地域電力会社が供給を担う形になるのではないでしょうか。

ただ、発電と送電の一体化を温存しまままでは、料金の高騰が避けられないと思いますので、発電と送電の分離が既存電力を安くする一つのカギになるのではないかと思います。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120808/235454/

物事は一長一短なので、分離が何からの不都合を生み出す一面があるかも知れませんが、現状ではコスト面で非効率である事も指摘され続けている様ですから、既存の物と新規の物を効率良く使い分けていく仕組みや制度の確立が必要ではないかと思います。

投稿日時 - 2012-12-10 08:49:03

お礼

ありがとうございます。

私の回答ですが、

>現状は自家発電を行うより、電力会社から電気を買うほうが安く済みますが、もし、電力会社から電気を買うより、自前で発電設備を設置し、発電したほうが安い状況になった時、電力会社の電気は売れなくなりませんか?

自家発電設備故障時、災害時など、緊急的な電力相互融通が必要な状況のために契約は残すとは思いますが、契約はつながっているが電気が全く売れないという状況なら、電力会社は倒産してしまいますよね?


について、もしご意見ございましたらよろしくお願いします。

投稿日時 - 2012-12-10 12:51:04

ANo.2

>このサーチャージ分が異常に高くなった場合、企業や家庭は自家発電に走るのではないでしょうか?

現時点では、少なくとも家庭が自家発電に走る可能性は非常に低いでしょうね。
最大の理由は、常用型の自家発電装置というのは、個人レベルで導入できるような規模じゃないってこと。
燃料代とか発電効率なんかを考慮すると、かなり大規模な設備が必要になるので、自家発電装置の設置場所として一般的な一軒家が数件分くらいの土地が必要なんです。
しかも、その自家発電装置を使用するための燃料タンクの容量を考えると、危険物取扱者などの資格も必要になるんですよ。
その辺を考えると、一般家庭じゃ自家発電の導入は無理です。

では、企業の場合はどうなのかというと、工場なんかを持っているような企業なら、十分可能性はあるでしょうね。
常用の自家発電装置はある程度大型なので出力も大きいですし、工場のような電力を大量に使うところじゃないとオーバースペックになってしまうんです。
ただ、前述の通りにある程度の設置面積が必要になりますので、それなりに規模の大きな企業じゃないと導入は厳しいと思いますけど。


ちなみに、一般家庭でも導入できるサイズ&価格の非常用発電機で考えてみると、1ヶ月の電気代は凄いことになりますよ。
某社の3kWクラスの発電機ですと、40リットルの経由で29時間の連続運転が可能となっています。
ここから計算すると1ヶ月あたり1000リットル近い経由を消費するということなので、燃料代だけで月10万円以上はかかるんです。
1ヶ月の電気代が2倍になったとしても、一般家庭での1ヶ月の電気代が10万円を超えることなんて無いですよね……

あとは、日本における一般家庭の多くは自家発電装置なんて設置できる家に住んでいないというのも問題ですよ。
日本は居住可能な土地が少ないため、多くの国民はマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいます。
そして、集合住宅の場合は1軒ごとに自家発電装置なんて置けませんし、集合住宅が全て大規模なものではないので建物全体用の装置を設置するというのも難しいです。
その辺も考慮すると、一般家庭が自家発電装置を導入するためには、かなりの技術革新が無いと難しいかと。

投稿日時 - 2012-12-10 03:02:15

お礼

ありがとうございます。

ということは工場などで自家発の普及が進んだ場合、電力会社は経営的に厳しくなるという認識でよろしいでしょうか?

また家庭の自家発ですが、エネファームなどのガス発電になると思うのですが、どうでしょうか。

投稿日時 - 2012-12-10 04:01:42

ANo.1

倒産しないです。電力会社は発電すればするほど赤字になります。電気が全く売れないなら楽に黒字化できます。

投稿日時 - 2012-12-10 02:56:33

お礼

ありがとうございます。


ですが、基本料金だけでやっていくってのは難しいと思いますし、電気が売れないとさすがに経営が厳しくなるような気もします。

投稿日時 - 2012-12-10 04:03:03

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