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締切り済みの質問

長編小説「坂の上の雲」の感想をお願いします。

高校の時に初めて読んだ司馬遼太郎の作品がこれでした。
主人公の3人を軸に明治や様々な人物を当時の資料などを元に濃厚に描かれており、私にとって
お気に入りの小説になりました。
読み終わった時には、彼らの尽力により今の日本が成り立っており、日本人でよかったなと思わせてくれる小説でした。

皆さんの感想を教えてください。
できたら年齢と性別もお願いします。
ご回答よろしくお願いします。

投稿日時 - 2015-03-30 23:01:11

QNo.8946055

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回答(3)

ANo.3

HCLI21zerk さん、こんばんは。

40代の男性です。そうですね。この本はちょうど20代前半で新聞のコーナーに書いてあったのに興味を持ち、購入し、読み始めました。1週間で読破しましたが、とても気に入った部類の小説でした。明治の近代国家になりたての日本が世界の列強の一つロシアに無謀にも戦争を仕掛けた日露戦争、そしてあの三人が主人公ですが、実はその時の一人一人が主人公の歴史群像劇ですね。ある意味トルストイの「戦争と平和」にも通じるかもしれませんね。
文体は司馬さんのとても簡潔で風通しの良い文章で読みやすかったです。

どうやら、読破して数年後に理解した話ですが、旅順攻略戦や日本海海戦において小説と史実とは違うそうですね。
でも、小説の中での特に日露戦争で203高地奪取のシーンや日本海海戦での三笠以下日本艦隊のU ターンのシーンはとてもお気に入りです。

投稿日時 - 2015-03-31 20:20:15

ANo.2

50代のおっさんですが、「坂の上の雲」は高校時代、文字通り「寝食
を忘れて」12時間、一気読みしちゃった作品ですし、今でもよく読み
返す作品だったりします。

確かに、坂の上の雲は「司馬史観」が濃厚に表れている作品ですが、
それほど大きく史実とは離れていません。

この点は他の司馬作品と同じで、「史実に立脚はしている」ものの、
「史実を100%正確に書こうとはしてない」ことは確かで、「史実から
読み取れるエッセンスを生かしたエンタテイメント」でしかないことも
確かなんですよね。

でも、そこが司馬作品の魅力なわけで・・・。

文章のリズム、場面転換の鮮やかさ、場面場面でスポットを当てる
人物の的確さ、どれをとっても司馬遼太郎、脂の乗り切った時期の
大傑作であることも確かです。

日露戦争に対する、更には登場人物に関する評価はどうあれ、こういう
作品を高校時代に読めたことは、読書人として最高の幸せだと思います。

投稿日時 - 2015-03-31 11:21:15

ANo.1

60代男性です。司馬遼太郎の愛読者です。
司馬遼太郎は小説家であり、歴史家ではありません。幕末ものを含め、彼の作品には小説としてのフィクション(悪く言えば作り話)がたくさんあります。この作品のテーマである日露戦争についても、歴史的事実とはいささか事実やニュアンスの異なった描写がたくさん出てきます。日本人が誇りに思える輝かしい歴史を書こうとした意図は重々理解できますが、これを歴史書と思って読むと勘違いが起きるでしょう。あくまでも小説として読むべきでしょう。
たとえば、日露戦争に至るまでの当時の明治政府内の国際政治認識の変化、旅順攻撃の乃木将軍や参謀達の作戦、戦略の混乱などが物語に都合良い描写になっています。このあたりに後の太平洋戦争に至る軍部の愚かな体質が生まれ始めていますが、これを書いてしまうと「坂の上の雲」にならないので、物語としては一切無視しています。
最近半藤一利氏が「日露戦争史」という本を書かれています。司馬遼太郎のような物語、創作ではなく、当時の新聞記事や国内外の政治、外交、報道文書などをつぶさに検証しながら日露戦争の歴史を追う記述になっています。司馬遼太郎のような著者自身の歴史観はほとんど出てきません。これと読み比べてみるとなお面白いでしょう。ぜひお奨めします。
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投稿日時 - 2015-03-31 10:19:05

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