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普通のミントとペパーミント

普通のミントとペパーミントは何が違うのでしょうか?
ミントというカテゴリーの中にペパーミントが含まれるのでしょうか?

投稿日時 - 2015-09-12 23:00:13

QNo.9046724

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質問者が選んだベストアンサー

>ミントというカテゴリーの中にペパーミントが含まれるのでしょうか?
簡単に言えばそうです。ミントと言うのは属名でシソ科ミント(日本ではハッカ)属の事を示します。普通ミントとよべば、いろんな種類のどれもがミントで、ペパーミントだけを指す言葉ではありません。
日本で主に流通しているのはペパーミントかスペアミントです。主に食用や飲用で葉ごと使われているのはこれらのどちらかである事が多いです。
ただし、味だけや香りだけの場合にはこれらに限りません。日本では葉そのものを使わないミントの香りの商品は、ミント類の株を大量に釜で蒸して蒸気を出させ急速に冷やして蒸留し濃縮した油(精油)を使うのですが、外国産精油を使っていると解れば大抵ペパーミントなのですが(精油100パーセントのがペパーミントのエッセンシャルオイル。アロマオイルはそれの加工品)、他の外国製のミント精油だとペパーミントとは限りませんし、日本産の精油(ハッカ油)であることも多いです。この場合だと現在は大抵北海道で栽培されている日本のハッカの栽培種が使われています。

日本には元々ニホンハッカと言う原種が自生していて、それを元に選抜品種が作られたり中国や朝鮮半島産のハッカの近縁種と掛け合わせた交配品種が作られ昔から利用されてきました。昔本州で栽培していたのはこちらが主流。
明治期に、北海道で野生のハッカを見つけた人が「北海道でもハッカ栽培が可能なのでは?」と考え、最初本州産の品種を取り寄せ栽培してみましたが取り寄せるのに日にちが掛かりすぎ種根が腐ってしまったり、気候が合わず失敗しました。それで、どうにか生き残った本州の品種を北海道の野生種と掛けあわせたり収量を上げる為にと栽培初期からペパーミントとも掛け合わせ、北海道栽培向きのハッカ品種を作りました。西洋種の遺伝子が入った北海道作出品種は性質が丈夫で香り成分が多く採れたので、後に本州の方でも導入し栽培したそうです。
そういうわけで日本のハッカ品種と言っても主に「野生からの選抜品種かアジアのミント類を掛け合わせ作られた本州作出系統」と、それに更に北海道自生種とペパーミントの遺伝子も取り込んである「北海道作出系統品種」があります。最近インターネットでハッカやニホンハッカの名前で苗が販売されていますが品種名が書かれていない物だと野生の個体では無い可能性があったり、どちらの系統なのかが解りません・・・。良心的な店なら品種名付きで売っているので、それを元にインターネットなどで調べてみるとどちらの系統の品種かが解ります。
北海道の系統のハッカは昭和30年代頃まで盛んに全道各地の農業関係施設で交配・改良されてきたので、外見はハッカの特徴を残しているものの味はほぼペパーミントに近い物もあります。そのためか現在は精油の形で比べてもペパーミントなのかハッカなのか区別できない物もあります。
ミントを香料として使わっている日本の製品には「ミント味」とか、原料表記で「ミント抽出物」と書かれています。歯磨き粉やガムなどでかなりスペアミントに近い味(辛さが強くなく甘みも感じる)の物もありますが、これは外国産のスペアミントオイルを使っていたり、商品によってはハッカ精油にスペアミントのフレーバーが加えられているかもしれません。それと、石油から人工的に作られる合成ハッカ(合成メントール)と言うのも存在し安価なのでかなり多くの物に使われているとか。これとブラジルでのハッカの大規模栽培が痛手となって一時は輸出量が世界の70パーセントも占めていた日本の(特に北海道の)ハッカ栽培と関連産業は急激に衰退してしまいました。

ミント類には世界中に多くの原種があり特徴や香りはそれぞれ違います。日本ではニホンハッカの他にヒメハッカと言う小型の種類が存在します。我が家にもあり見かけはハッカとは思えないのに葉にはちゃんと香りがあります。
実はペパーミントと言うのは、原種では無く野生と言うのは存在しません。外国では野に生えてたりしますが、必ず以前は栽培されていた物で逸出・野生化している物です。
ペパーミントは人がスペアミント(原種)と他の原種のミント2種類を掛け合わせ作った種類で、簡単に言えば「雑種」です。良質なメントールを得る為に人為的に作られた「商業作物」で、雑種なので種子から育てると個体差が激しい株がいろいろ出るので、それから更に選抜・改良していき外国では沢山のペパーミントの品種があるそうですが、植物検疫の問題からか品種付きのは(種子での輸入だとペパーミントの特徴が失われやすい)日本ではあまり出回っていません。元々雑種であるのでペパーミントは種子まきから育てると風味の悪い物なども出やすく本来実生栽培は不向き。必ず株分けか挿し芽で殖やす「栄養増殖」で殖やさなくてはなりません。

あと、日本で売られているミントには「香りの特徴から名前がついている種類」というのがあります。その中でアップルミントとパイナップルミントと言うのはスペアミントから出現した変種か交雑種と出自がどうにか解るっている品種なのですが、グレープフルーツミント・オレンジミント・レモンミント・ジンジャーミント・バナナミント・ラベンダーミント・チョコレートミントなどと呼ばれている物はどんな種類の物かははっきりしません。交配種からの選抜されたなどと思われますが外国でも同じ名前かははっきりしません。ただ、昔私が持っていたラベンダーの香りがあるミントは品種名付きで売られていたので、もしかするとラベンダーミントはそれと同じものなのかもしれません。
刈って窓辺に吊るして蠅除けに使ったと言うオーデコロンミント(香水の様な匂いが強すぎて飲食には向きません)と言う種類はオレンジミントと同じと言う説もあったり日本では情報が混乱しています。香りが特徴のミントの他に日本ではペニーロイヤルと呼ばれる犬の蚤除けとして利用されてきた這う性質の種類や、株が微小でまるで苔の様なコルシカミントと言う種類も購入できます。

ミント類には原種以外にいろいろな種類・品種が多いのは、交雑しやすく雑種が出来易い性質からで特に異種同士の交配一代目は優性な特徴が出やすく強健であることが多いから。稀に他のシソ科植物とも交雑するとか。現在は遺伝子も複雑になり交配から良い物が出る確率も減ってしまい劣化個体が出てしまう可能性が高いので複数の種類のミント類を近くに置いて栽培する時は、種子を付けさせない様に花は蕾のうちに早めに摘んでしまって下さい。種子は粉の様に細かく風に乗り周囲に撒き散らされますし、花が咲いてしまうと葉の香りが弱くなり葉も固くなります。
栽培は必ず容器栽培で。地面に直接植えてしまうと蔓延り香りが悪くなり、アレロパシー成分を出し近くの植物を駆逐します。そして何よりも抜いて絶やすのがとても困難な植物です・・・。

投稿日時 - 2015-09-13 02:07:01

お礼

ありがとうございました。

投稿日時 - 2015-09-19 23:15:59

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回答(2)

そうです。
ミントの種類の中にペパーミントが含まれます。
スペアミントなどもミントの種類ですが、香りや風味が異なります。

投稿日時 - 2015-09-12 23:42:50

お礼

ありがとうございました。

投稿日時 - 2015-09-19 23:16:00

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