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「様変わりをしていた」について、よく分かりません


 この村では、見事に実った麦穂が風に揺られることを狼が走るという。
 風に揺られる様子が、麦畑の中を狼が走っているように見えるからだ。
 また、風が強すぎて麦穂が倒れることを狼に踏まれたといい、不作の時は狼に食われたという。
 上手い表現だが、迷惑なものもあるのが玉に瑕だな、と思った。
 しかし、今となってはちょっとした洒落た言い方になっているだけで、昔のように親しみと恐れをこめてその言葉を使う者はほとんどいない。
 ゆらゆらと揺れる麦穂の間から見える秋の空は何百年も変わらないのに、その下の様子は実に様変わりをしていた。
 来る年も来る年も麦を育ててきたこの村の者達も、せいぜい長生きして七十年なのだ。
 むしろ何百年も変わらないほうが悪いのかもしれない。
 ただ、だからもう昔の約束を律儀に守る必要はないのかもしれないとも思った。
 何よりも、自分はもうここでは必要とされていないと思った。
 東にそびえる山のせいで、村の空を流れる雲はたいてい北へと向かっていく。
 その雲の流れる先、北の故郷のことを思い出してため息をつく。
 視線を空から麦畑に戻せば、鼻先で揺れる自慢の尻尾が目に入った。
 することもないので尻尾の毛づくろいに取り掛かる。
 秋の空は高く、とても澄んでいた。
 今年もまた収穫の時期がくる。
 麦畑を、たくさんの狼が走っていた。

こんにちは
日本語を勉強している中国人です。
すみませんが、「狼と香辛料」の序章についてもう二つ聞きたいことがあるんです。教えていただけると幸いです。
1、
「ゆらゆらと揺れる麦穂の間から見える秋の空は何百年も変わらないのに、その下の様子は実に様変わりをしていた」
そのなかの「ていた」は「様変わりという動作が過去のある時点の前に完了した」という意味ですか、あるいは「過去のある時点まで様変わりという動作がずっと持続していた」という意味ですか。よく分かりません。
2、
「東にそびえる山のせいで、村の空を流れる雲はたいてい北へと向かっていく。
 その雲の流れる先、北の故郷のことを思い出してため息をつく。
 視線を空から麦畑に戻せば、鼻先で揺れる自慢の尻尾が目に入った。
 することもないので尻尾の毛づくろいに取り掛かる。」
ご覧のとおり、文末の「~た」と「~る」は交互に使っています。
ここで、作者はどんな効果を狙っているんですか。
もし
「東にそびえる山のせいで、村の空を流れる雲はたいてい北へと向かっていった。
 その雲の流れる先、北の故郷のことを思い出してため息をついた。
 視線を空から麦畑に戻せば、鼻先で揺れる自慢の尻尾が目に入る。
 することもないので尻尾の毛づくろいに取り掛かる。」などの形に変えればいいんですか。文体効果がどう違いますか。
よろしくお願いします

投稿日時 - 2016-11-03 18:19:22

QNo.9251137

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

文学の知識が無い素人なので、感じたままに回答します。

文章全体が作者の立場と主人公の立場との二通りの表現を交互に織り交ぜています。

作者の立場からは、
主人公が置かれている情景描写と、
そこに加える説明でも表現を変えてるようです。

主人公の立場からは、
昔からの言い伝えや昔の事柄と、
主人公が見た光景や感じた事、思った事を、微妙な表現の違いで使い分けてるようです。

全体的には、
作者自身の現在を表したものという印象を与えないように、
過去に、ある人物が遭遇した事柄として、
場面設定を捉えられるようにしたものと考えられます。

「~山のせいで~雲は~向かって行く。」
…主人公の周囲の状況を正しく伝えるために、作者の立場から説明(~く)を加えています。

「~思い出して~つく。」…主人公の心境を伝えよう(~く)としています。

「~戻せば、目に入った。」主人公の見たものを執筆中の作者の立場(~た)で表している。

「することもない~取り掛かる。」
…主人公にとっての今を、その状況と行動(~る)で表そうとした。

…敢えて支離滅裂とも思える表現の切り替えで、
その場面の第三者の一人として、
「作者と共に読者をも参加させようとした」のなら、
ある程度はその狙った「効果」にも納得できるかと思います。

主人公と作者と読者と、
その立場を入れ替えながら読み進めるような、作者の何かしらの意図がうかがえます。

勿論、質問のような疑問に対しては、
主人公、作者、読者の、誰か一人の立場で表現するのも可能だろうと思います。

でも、それでは作者の意図とは違う印象になってしまうような気がします。

投稿日時 - 2016-11-03 21:20:42

お礼

詳しく説明してくれてありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-09 23:10:16

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回答(10)

ANo.12

ANo:9の補足
「~(様変わり)していた。」について。

専門的な知識がないので、一般的な日本人として感覚的に捉えたものを説明したつもりでした。

英語なら…
物理的には過去進行形の事象について、
ある時点の、ある場面を切り取ったものなのですが、
これは文学なので、感覚的に捉えるのが良いでしょう。

回答…過去完了形と捉えて構わないだろうと思います。

投稿日時 - 2016-11-07 23:53:09

お礼

詳しく説明してくれてありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-09 23:11:09

ANo.11

ANo:2のg27xxxxxです。
質問の1に答えてなかったので追加回答です。

「~様変わりをしていた」…
*その時点と過去のある時点とを比較した結果として、完了と同じ表現を用いています。

実際に完了していたのではなく、
その時点まで持続していた事と解釈しても構いません。

短い年月では比較することがない事象であっても、
ある程度長い年月を経た後では、過去と比較できる程の様変わりであるということを、
第三者の客観的観測事実を表したのではなく、当事者の驚きに近い実感として表そうとしてます。

投稿日時 - 2016-11-05 17:37:37

補足

追加回答、ありがとうございました
「気づいたらその下の様子は実に様変わりをしていた」と理解すればいいんですか。そうすれば、英語の「過去完了形」に当たると言えますか。

投稿日時 - 2016-11-07 17:40:54

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-09 23:11:00

ANo.10

中国語のカテゴリーで再質問ありがとうございます。
http://okwave.jp/qa/q9250315/a25784442.html

こちらに回答しました。
http://okwave.jp/qa/q9251097.html

分かりづらいようでしたら
あなたの母語でも日本語でもいいので
補足していただけますか?
回答させていただきます。

投稿日時 - 2016-11-05 10:40:21

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:33:52

ANo.9

>「ゆらゆらと揺れる麦穂の間から見える
秋の空は何百年も変わらないのに、
その下の様子は実に様変わりをしていた」

「ゆらゆらと」、「変わらないのに」
「その下の様子は」
関係分かりますか?

ことばの仕組み(文法)|日本語・日本語教師|アルク
http://www.alc.co.jp/jpn/article/faq/03/

>結果補語は動作行為の結果を表すものであるため,
自然とその動作からもたらされるべき
因果関係を表現するものが多い。
このため,基本的には実義的な意味を持つ
動詞や形容詞が用いられる。

結果補語 | 中国語文法辞典
http://www.chinesemaster.net/grammar/%E7%B5%90%E6%9E%9C%E8%A3%9C%E8%AA%9E

>そのなかの「ていた」は「様変わりという動作が過去のある時点の前に完了した」
という意味ですか、あるいは「過去のある時点まで
様変わりという動作がずっと持続していた」という意味ですか。
よく分かりません。

「ていた」、「していた」

過去時制 -
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E6%99%82%E5%88%B6
相 (言語学) -
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8_(%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6)


継続持続を表す副詞「一向」「向来」
「从来」「素来」「历来」「一直」「始终」
「一味」「从」「直」「未曾」「不曾」「未尝」
中国語文法辞典
http://www.chinesemaster.net/grammar/%e7%b6%99%e7%b6%9a%e6%8c%81%e7%b6%9a%e3%82%92%e8%a1%a8%e3%81%99%e5%89%af%e8%a9%9e

投稿日時 - 2016-11-05 09:59:49

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:33:45

>すみませんが、baidu、Google、Bingなどを使ってもなにも役に立つものはありません。実は、中国の日本語教育はまだ不十分なんです。あなたたち日本語母語話者の意見はわたしにとっての最後の希望です。

分かります。ですが、ニュアンスというのは
意味だけを理解しても分からないと思います。

私が英語の本を読んでもニュアンスまで
理解してないのと同じように。

文芸作品は作者が印象を与えるためか、
臆測ですが言い回しを変えたりしてる
部分もあると思います。

あなたは過去か、持続か理解できないのでしょうか?
その時の様子です。
時間が過ぎ去っただけで作品の主人公の
気持ちはそのままです。

中国語で一度、ご覧になってからのほうが
物語に入りやすいと思います。

逆質問は失礼ですが回答文が
理解できないのでしょうか?
私の日本語はめちゃくちゃですが、
詳しく説明されてる回答者の方の
意味が理解できないようなら
一旦、あなたの母語で読んでから
物語に入ったほうが分かると思います。

投稿日時 - 2016-11-04 15:59:58

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:33:37

>視線を空から麦畑に戻せば、
鼻先で揺れる自慢の尻尾が目に入る。
>「ゆらゆらと揺れる麦穂の間から見える秋の空は何百年も変わらないのに、その下の様子は実に様変わりをしていた」
そのなかの「ていた」は「様変わりという動作が過去のある時点の前に完了した」という意味ですか、あるいは「過去のある時点まで様変わりという動作がずっと持続していた」という意味ですか。よく分かりません。

分かりました。百度baiduのアカウントを
再認証をしたほうがいいと思います。
SMSで通知がくるでしょう。
意味は百度baiduと合わせて見ると
理解できると思います。

投稿日時 - 2016-11-04 07:35:40

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:33:06

マイナスは良くないです。
ポジティブに考えてください。

百度baiduを見てください。
意味やあなたにどう説明していいか
教えてくれます。

投稿日時 - 2016-11-04 06:52:31

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:32:58

> 視線を空から麦畑に戻せば、鼻先で揺れる自慢の尻尾が目に入る。
 することもないので尻尾の毛づくろいに取り掛かる。」などの形に変えればいいんですか。文体効果がどう違いますか。

すぐに百度baiduをみてください。
載ってますよ。

投稿日時 - 2016-11-04 06:48:15

補足

すみませんが、baidu、Google、Bingなどを使ってもなにも役に立つものはありません。実は、中国の日本語教育はまだ不十分なんです。あなたたち日本語母語話者の意見はわたしにとっての最後の希望です。

投稿日時 - 2016-11-04 11:37:09

お礼

ご回答ありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-07 17:32:49

ANo.1

> そのなかの「ていた」は「様変わりという動作が過去のある時点の前に完了した」という意味ですか、あるいは「過去のある時点まで様変わりという動作がずっと持続していた」という意味ですか。

 現在の視点に立って、過去と現在の有り様を比較 (対照) しています。過去の有り様と現在のそれとは同じではないということを、「ていた」 という語を用いて表現しています。その変化は、過去のある時点に生じたというよりも、いつの間にか (気が付かないくらいにゆっくりとだったのかもしれないが) 変化をしてきた。書き手は、過去においてこうあったというイメージと現在の時点で見るものとの相違 (落差) を感じているわけで、「ていた」 には書き手の情緒的な気分も含まれているように感じられます。

> 文末の「~た」と「~る」は交互に使っています

 それは正確な見方ではないと思います。お示しの例だと 「いく」 「つく」 「入った」 「取り掛かる」 で、前の2つが現在形で、3番目が過去形、そして最後の4番目が再び現在形になっています。ちょっと漢詩の韻みたいですね。

 「村の空を流れる雲はたいてい北へと向かっていく」 という部分は、これは自然現象の描写であり、過去もそうであったように現在もそうであるという 事実 を読者に意識させます。地形に変化がなければ、風の流れ具合は過去も現在も変わらないだろうと予想されます。

 次の 「思い出してため息をつく」 という文は、語り手 (書き手) の、その時点での動作を表しているので、現在形なのは自然です。

 その後の 「自慢の尻尾が目に入った」 という部分は、過去の自分の意識から離れて、その時点での自分の状態を客観視している表現です。その文章を書いている時点からその時のことを回想している時点では、時間の隔たりがありますから。

 「毛づくろいに取り掛かる」 という文は、過去形で書かれていても不自然ではありません。前の文で一度は、その文章を書いている現在の時点から客観視した描写をしたものの、再び過去のその時の自分に戻って、過去の行為をした時点に気持ちを置き直しています。

 語尾に注意されたとは、観察眼の鋭い方だと思います。日本語の文章は、「です」 「ます」 とか、「である」 とか 「だ」 とか、同じような語尾が頻繁に出現するので、時に語尾を変えて、変化を与える効果をねらうこともあります。文章が単調になるのを避けたいという気持ちもあるのだと思います。

投稿日時 - 2016-11-03 20:49:26

補足

詳しく説明してくれてありがとうございました
「気づいたらその下の様子は実に様変わりをしていた」と理解すればいいんですか。そうすれば、英語の「過去完了形」に当たると言えますか。

投稿日時 - 2016-11-07 17:41:52

お礼

詳しく説明してくれてありがとうございました

投稿日時 - 2016-11-09 23:10:25

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