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解決済みの質問

がんの腫瘍切除術の可能回数

70代の母が膀胱がんのステージ3の診断を受けまして、まず腫瘍切除術を行い、その後、抗がん剤(GC療法)と放射線治療を行いました(全摘はしない方法をお願いしました)。
最後の治療から半年以上が経ちましたが、今後もし再発した場合、また腫瘍部分の切除術を行ってもらう事は可能なのでしょうか?
切除術は複数回出来ないという話も耳にしました為(放射線治療を行った場合)、それは本当なのか、或いはケースバイケースなのか?という事を知りたく、質問させて頂きました。
お分かりになられる方、ご教示どうぞ宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2017-01-14 20:14:18

QNo.9281268

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

筋層非浸潤性がんの場合、手術はがんのある粘膜層を切除するだけ
なので、繰り返し可能です。
こんなことができるのは、粘膜層は、何度でも元通りになるからです。
しかし、筋層まで浸潤している場合には、筋層も切除する必要があり、
切除した筋層は、元には戻りません。
従って、部分切除した膀胱は、元の大きさよりも小さくなっていると
考えてよいです。再手術をすれば、さらに小さくなります。

質問者様のお母様の場合、ステージ3とのことですから、
筋層へ浸潤していたことになります。
このような場合、再発したら、膀胱全摘が基本だと思ってください。

放射線治療を受けると、その部位付近の正常細胞も影響を受けて、
伸縮性が悪くなるなどの影響を受けます。放射線治療後の合併症に、
尿漏れがありますが、原因は、放射線治療によって、膀胱の伸縮性が
損なわれ、尿を筋肉で止めることができなくなり、尿漏れを起こします。
このように放射線によって、ダメージを受けた細胞は、
手術をすると思わぬトラブルの原因ともなるので、
何回も手術をすることはできないと考えてください。

思わぬトラブルとは、例えば、縫合部位の組織が弱くて、
縫い合わせようとすると、組織が裂けて、縫合できなくなる、などです。

ただし、再発しても、粘膜層にとどまっていると診断された場合には、
粘膜切除が行われる可能性もあります。

実際に再発して、それがどのような状態なのか、診断を受けないと、
どうなるのか、わかりません。
その意味では、ケースバイケースということになります。

投稿日時 - 2017-01-15 01:03:10

補足

早速のご回答ありがとうございます。
再発しました場合、全摘が基本との事でございますが、
では、手術自体は、過去に放射線治療を行っていたとしても、可能と考えて宜しいのでしょうか?

投稿日時 - 2017-01-15 19:11:24

お礼

捕捉に関しましてのご回答も早々に頂きましたにもかかわらず、お礼が大変遅くなりました事、本当に本当に申し訳ございませんでした。少々バタバタしておりまして、失礼を致しました・・・。
こちらのご回答内容を母に知らせました所、「とても分かりやすく書かれていて、大変参考になった」とひどく喜んでおりました。
本当に感謝しております。どうもありがとうございました。

投稿日時 - 2017-01-24 20:02:22

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回答(2)

ANo.2

(Q)手術自体は、過去に放射線治療を行っていたとしても、可能と考えて宜しいのでしょうか?
(A)温存した膀胱に再発した場合には、放射線治療で、
例外的なダメージを受けていなければ、
一般論として、手術は可能です。
ただし、転移は別です。
癌の手術は、癌を摘出することが目的ではありません。
それは、手段であって、目的は「転移の予防」です。
癌は、毒素を出すわけでもないので、そこにあるだけならば、
問題ありませんが、現実には、大きくなって、正常細胞を破壊します。
そこで、脳、肺、肝臓などの重要臓器に転移して、
それら重要臓器の機能が破壊されないように、
予想することが癌治療の目的です。
従って、転移があると、そもそもの目的が失われていることになり、
手術不能となります。

また、再発というのは、治療をして、すぐに再発するのではなく、
一定の期間をおいて、再発をします。
しかし、再発をするのですから、初回の治療は無効だったという
ことになり、初回治療から再発までの期間に、癌が細胞レベルで
どこかに転移している危険性が高くなります。
再発した場合の治療成績が良くないのは、このような理由からです。

ご参考になれば、幸いです。

投稿日時 - 2017-01-16 01:06:43

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