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回答(3)
はじめまして♪
「外国の」と一括りで言切る事は出来ませんが、多くの諸外国では教科書を児童/学生に一定期間化し出す。という形態を採用しています。新しい学年に成ると、前の学年の人達が返却した古い教科書が配られる。という感じです。
一般販売はほとんど無いのですが、図書館には置かれていて、利用する学年以外の教科書を一般の人も見る事が出来る。という状況も多く有るそうです。
また、日本では「一般に売られている」と言っても、どこの書店でも購入出来る。という物でもアリマセン。
特に需要が見込めない地方の書店では、とうぜん店頭在庫は無く、個人商店等では仕入れルート等によりお取り寄せも断られる出版社の教科書も出てくるでしょう。
欧米諸国等は図書館に行くのが普通に馴染んだ文化ですし、日本の場合は小さな村落までに図書館を造らなかったので、書籍は個人で所有する文化が馴染んでいるのも影響しているのでしょう。
その根底には、おそらく日本の紙文化も影響していると思いますが、いかがでしょうか?
投稿日時 - 2017-12-13 18:47:12
明治政府が、それまでの江戸幕府中心の集合体(連合国)だった体制から、中央集権国への転換を図った政策はいくかありますが、
ラジオや映画で全国放送を行い明治政府が作った標準語を普及した
郵便料金を全国一律にして誰でもどこへでも発信できるようにした
書籍の再販制度を作り、書籍流通を支援して全国で同じ価格で本を買えるようにした
などがあります。
教科書も、教科書専用の書籍流通があり、あなたが本屋を開いたとしても、タダで全国の教科書を棚に並べることができます。そして、八百屋さんと違いその売値はあなたが決めた価格ではなく、定価です。
外国の多くの国には、再販制度がなく、本は売り手が価格を決めます。また、ただで本を仕入れるということもできません。
そのため、売れない(かもしれない)地域には本は並ばないし、必要以上の本は作られません。
だって、売れ残ったらたたき売りされて大損ですから。
このため、外国では、本はあるところにしか置かれないし、売れる価格で売られますから、たいがい売れる本は高値です。
手には入りにくいのは教科書だけではなく、数が売れない本すべてのはずですよ。
投稿日時 - 2017-12-12 14:45:35