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解決済みの質問

「行かない」の後に「です」が付けられる理由について

「ある」の否定形はかつて「あらない」でしたが、現在は一般的に「ない」とされています。
そしてその「ない」は「形容詞である」と学びました。そのため「ない」の後に「です」がつく理論は理解できます。例)彼は日本人ではないです。

「行く+です」は誤りです。
しかし「行く+の + です」であれば成立します。
この件につきましては「形容詞・名詞・動詞が元の意味を失い、機能語になることを文法化という」という理論を以前、博識な方より教えていただきました。

ではなぜ「行かない・食べない・読まない」といった否定形の後に「です」がつくのでしょうか。
否定形過去も「来なかった・見なかった・しなかった」の後に「です」をつけることができます。
しかし肯定形過去には「です」が付きません。

形容詞の活用であります「赤い・赤かった・赤くない・赤くなかった」のように
「ない」とつく時点で、ひょっとしますと、これらの動詞は形容詞化しているということなのでしょうか。

ご存じでしたら、ぜひご教示ください。
大変深く関心を持っております。
よろしくお願い申し上げます。

投稿日時 - 2019-05-30 05:36:29

QNo.9621401

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

「です」も否定の「ない」も非常に歴史の浅い言葉です。
使用頻度が増えたのは、せいぜい江戸末期、一般的に使われるようになったのは明治になってからです。

そのため、まだまだ使用に制限があります。
100年くらい経てばもっと広く使われるようになるでしょうが、今はまだ過渡期です。
これまでの他の回答と、質問者の方の語感が合わないのもそのためです。

まず、「です」は名詞(相当語)につくのが基本でした。
そのため、「学生です」とは言えても、「行くです」とは言えません。
助動詞を挟んでもダメです。「食べられるです」「行かせるです」は言えません。
用言に付けたければ、名詞化の助詞「の」を付けて、「行くのです」「食べられるのです」「食べさせるのです」とするしかない。
これなら、名詞相当の「の」を介しているからOKなのです。

形容詞も用言なので、「小さいです」とは言えませんでした。
「小さいのです」というしかありませんでした。

しかし、その後「です」の使用範囲がどんどん広がり、形容詞にも付けられるようになりつつあります。
初めは「です」+終助詞の形で使われるようになりました。
「小さいですか」「おいしいですよ」「いいでしょう」のように。
ただ、今はまだ変化の途上なので、終助詞のない「小さいです」に違和感のある人とない人がいるのです。

いずれ、動詞にも付けられるようになるでしょう。
「行くのです」ではなく、タラちゃんのような「行くです」が普通になるのも、遠くないのではないでしょうか。おそらく百年くらい経てば。

さて、否定の助動詞「ない」ですが、これも用言なので、本来は「です」が付けられません。「の」を挟んで、「行かないのです」とするしかない。
今は、他の方もおっしゃるように、「行きません」「参りません」が標準でしょう。

しかし、否定の「ない」は活用が形容詞型なので、形容詞と同じく、「です」が付けられるようになりつつあります。
しかし、まだすべての人が違和感なく使えるようにはなっていません。
あと20年くらい待てば、全員が「小さいです」にも「行かないです」にも、何の違和感も感じなくなるでしょうが。

投稿日時 - 2019-05-31 09:56:10

補足

ご丁寧な回答を誠にありがとうございます。

言語の変遷を交えたご説明、大変興味深く拝見しました。

以前は、形容詞に「です」を付ける場合は終助詞が必須であった件は、知りませんでした。
そうでありますと、形容詞文を丁寧に伝えたい場合、以前はどのようにしていたのでしょうか(終助詞を付加しない場合)。もしお差し支えなければ、再度教えていただきたけますと後学として大変助かります。
と申しますのが、外国人向けの日本語学習書の形容詞には「高いです・高くないです・高かったです・高くなかったです」が、形容動詞については「静かです・静かではありません・静かでした・静かではありませんでした」が文法欄に記載してあるためです。
時代の流れでそれらが許容され、また外国人に対しそう教える傾向があるとすれば(その変遷を学習者に伝えるべきかどうかは別として)知識として持っていたいと思います。

「行きません >(行かないです)> 行かない」というイメージでしょうか。
本来であれば「行きません > 行かない」ですが、現代ではその中間に相応させる丁寧さのレベルで「行かないです」が、会話を中心に使用される傾向がある、この解釈で正しいでしょうか。

投稿日時 - 2019-05-31 13:04:40

お礼

誠にありがとうございました。
助かりました。

投稿日時 - 2019-05-31 14:28:26

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回答(10)

ANo.10

>形容詞文を丁寧に伝えたい場合、以前はどのようにしていたのでしょうか

今では丁寧すぎて使う人は非常に限られるが、
「小そうございます」
「おいしゅうございます」
「高うございます」
と言っていた。

こんな大時代的な言葉を使うくらいなら、教科書通り、
「高いです・高くないです・高かったです・高くなかったです」
と教える方が遙かにましでしょう。


>本来であれば「行きません > 行かない」ですが、
>現代ではその中間に相応させる丁寧さのレベルで「行かないです」が、
>会話を中心に使用される傾向がある、

どうでしょうね。
丁寧さのレベルではないと思います。
行きません:標準的な丁寧語(いつでもどこでも誰にでも使える)
行かないです:若者の丁寧語(子供っぽく聞こえるので、避けるのが無難)

投稿日時 - 2019-05-31 13:28:09

お礼

度々ありがとうございます。

> 今では丁寧すぎて使う人は非常に限られるが、
「小そうございます」
なんとなくそのような想像はしていましたが、確信がもてて助かりました。
ありがとうございます。

> 行かないです:若者の丁寧語(子供っぽく聞こえるので、避けるのが無難)
このご意見は、非常に納得がいきました。
学習者が日本の漫画やお笑い番組などで「行かないです」「食べないです」を頻繁に目にしたり耳にしたりしている手前「それは間違いだ」と正すだけでは、腑に落ちないであろうことを非常に懸念していました。
歴史的な変遷、心情的なものなど全てにおいてきちんと理解できました。

お手数をおかけしてしまいましたが、大変勉強になりました。
誠にありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-31 14:08:11

ANo.9

二点追加。
1.「でしょう」は国語学的には「です」の活用形だが、これは使用範囲が非常に広い。
名詞・形容詞・動詞・助動詞、何にでもつく。
「小さいでしょう」「晴れるでしょう」「食べられるでしょう」
当然、「ない」にもつく。「行かないでしょう」
だから、「でしょう」は推量の助動詞として独立させるべきかもしれない。



2.なぜ「行きません」があるのに、ほぼ同じ意味の「行かないです」が広まりつつあるのか。
「ない」は論理的な否定を表し、文の意味の中核をなす。
「です」「ます」は丁寧さを表す待遇表現で、中核となる文の意味を相手に届けるその形式に関わる。
従って、「ない」のほうが待遇表現よりも内側にある方が、自然だ。
言語変化がその方向で進んでも、ある意味自然だ。
だから、「行く」+「ない」+「です」のほうが、「行く」+「ます」+「ぬ(ん)」よりも、よく感じてしまう。

同様に、かつては「行きそうにない」「行くべきでない」が普通だったのに、今では順序を逆にした「行かなさそうだ」「行かないべきだ」をよく耳にするようになった。

投稿日時 - 2019-05-31 13:16:37

補足

以下のお礼を打ってからも何度も読み直し、
いまおっしゃった意味がわかりました。
この件についての補足は結構です。
失礼しました。

投稿日時 - 2019-05-31 14:27:56

お礼

誠にありがとうございます。
「でしょう」については、私も難しいと思っていましたので、追加で教えていただいて大変勉強になりました。

> だから、「行く」+「ない」+「です」のほうが、「行く」+「ます」+「ぬ(ん)」よりも、よく感じてしまう。
大変恐縮ですが、この部分が少しわかりませんでした。

投稿日時 - 2019-05-31 13:53:20

ANo.7

>動詞と考えられている「食べない」「行かない」などが「の(又はん)」を伴うことなく「です」が続く文法理論をお尋ねしました。

「食べない」などの助詞が付いている場合については、「食べません」という言い換えが可能なものの、
「食べぬ」と言いかえられる「食べないです」のような使い方は、補助形容詞の「ない」に「です」がついた「大きくないです」と同様に許容されています。もちろん文化庁がなんと言おうがどちらも本来の文法的には誤用だと思います。
昔、オロナミンCの看板に「おいしいですよ」と書かれていたのは子供心に不自然だと感じていました。

投稿日時 - 2019-05-30 16:56:17

お礼

形容詞「おいしい」「おおきい」に「です」がつくのは、誤用ではありません。
度々ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 17:42:00

ANo.6

では追記で

>文法理論

先にも書きましたが、学校では「行かないです」などの文法は正しくないので教えません

しかし、現代用語としての機能があり、否定されるものでもないのです

おそらくですが、中学校の教育課程の「英語」が用語化のきっかけであると思います

英文を直訳して掲載している教科書には確かに書かれている「行かないです」などの用語が使用されてしまうのです

これは ペン です

これは ペン ですか?

いいえ これは 鉛筆 です

のような直訳日本語のような「行かない」に「です」をつけて、学校で用語として教えてしまった過去があります

現在ではもう幼児から英語を教えていますから、「ます」「ません」の正しい日本語を教える前に子どもが覚えてしまうので、現代用語の狭間にある時期にきていると思います

※正しい日本語を知らない外国人講師が使う日本語が今後も、横行するでしょう

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投稿日時 - 2019-05-30 16:54:54

お礼

ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 17:44:16

ANo.5

文法的な理屈は知りませんが、

言葉としては「~ない。」で完結してます。

文章として表現する場合の箇条書きに相当する表現だろうと思います。
丁寧な表現で伝えようとする場合は「~ません。」になるかと思います。

「~ないです。」は会話の場面で多用されてますね。

会話を「~ない。」で完結してしまっては、俗に「もん義理型」と呼ばれる表現となり、相手に失礼となる場合もあります。

それを避けるために「完結」+「丁寧」という話法として生まれたものではないでしょうか。

昔なら発言する時点で相手との上下関係を前提に言葉を選ぶのが普通でしたが、
現代では「タメ口」も許容される場面が増えているという、時代背景が影響してるのだろうと思います。

幾つかある同義語から相手によって単語を選別するというのは、
日本の相手を敬う意識上の特性が単語にも持ち込まれたものであり、
単語ではなく文章構成で敬意を示す話法が多い外国人には、非常に苦手な部分です。

先ず文章として構成し、最後に丁寧な表現を付け加えるという話法は、
成長過程にある児童にも見られる現象です。

多少の違和感は許容してしまう現代の風潮が、
そのような言葉遣いを認知してしまってるのだろうと思います。

投稿日時 - 2019-05-30 15:23:23

お礼

ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:40:30

ANo.4

文法的回答はできませんが
「行かないです。」は違和感があります。
丁寧な言葉に慣れない人がしそうな表現です。

「行かない。」などを多少丁寧に表現する時は
「行きません。」「読みません。」「食べません。」
と言うでしょう。
より丁寧に表現する時は
「残念ですが行きません。」
行けない事情も
「体調が悪いので行きません。」

「来なかった・見なかった・しなかった」
に「です。」も
「来ませんでした・見ませんでした。・しませんでした。」
かな?
肯定なら
「来ました。・見ました。・しました。」

投稿日時 - 2019-05-30 07:36:03

お礼

早速のご回答をありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 12:12:22

ANo.3

ます ません

>「行かない・食べない・読まない」

行きません・食べません・読みません


簡単に説明すると、質問文では「否定形」と書かれているので、反対の「肯定形」が成立する文章の使い方のほうが・・自然であると言えます

例で書くと

食べないです(否定形) 食べるです(肯定形)

のように「食べるです」という日本語は・・・奇妙であると言えます

ですから

食べません(否定形) 食べます(肯定形)

の使い方が、正しい美しい日本語であると・・・言えます

つまり、否定形である「行かない」であれば「行きません」が正しく、肯定形になれば「行きます」になります


しかし、話しかけられたら、相手の言葉に呼応して、そのまま「です」を付けて断る「話し言葉」としての機能はあるかと思います

「行かない?」「行かない・です」が「飲まない?」「飲まない・です」

本来は、「行きません」「飲みません」で「ます・ません」が美しい書き言葉(日本語)ですが、相手の誘いに否定する場合は「です」を付けて、断る(否定形?)ことが話し言葉として成立しますが、学校では教わらない文法です

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投稿日時 - 2019-05-30 07:19:47

お礼

ありがとううございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:49:44

ANo.2

「だ」の丁寧語。名詞、用言および用言に準ずるもの、一部の助詞に接続する。
断定の意を表すなど
   私は日本人です。
   主宰者はたぶん彼でしょう。
   去年までは学生でした。
   悔しいです。
   静かです。
   うれしかったです。
   もう帰りたいです。
こちらを参考に
   https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%A7%E3%81%99

投稿日時 - 2019-05-30 06:50:43

補足

親身にご回答くださいましてありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:52:23

お礼

「だ」が続くものは名詞およ形容詞、形容動詞に限定されています。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:43:51

ANo.1

本来の文法にはそぐいませんが「大きいです」など「形容詞の終止形+です」、が一般に使われることが多いことから、許容されています。

「です」を、「だ、である」調に変えてみるとよく分かります。「巨大です」を「巨大だ」と言い換えることはできますが、「大きいです」を「大きいだ」、「大きいである」と言い換えることは出来ません。

本来「大きい」だけで終わるはずなのですが、丁寧語が存在しないため、「です」を付けたがる人が多かったと言うことでしょう。
「大きゅうございます。」では丁寧過ぎると言うことでしょうね。

「美味しかったです」も同様ですね。

投稿日時 - 2019-05-30 06:02:59

補足

親身にご回答くださいましてありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:52:31

お礼

「だ・である・です」が続くものは、名詞およ形容詞、形容動詞です。
動詞と考えられている「食べない」「行かない」などが「の(又はん)」を伴うことなく「です」が続く文法理論をお尋ねしました。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-30 15:46:36

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