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解決済みの質問

「か゚」などの文字は「日本語」ですか?いつから?

鼻濁音の「か゚」。これは日本語でしょうか?
もし日本語の場合、いつから使われているのでしょうか?

古文書等で見たことがありません。おそらく明治時代までには日本語として存在しなかった文字と思います。だとしたらいつからどのような状況・分野で使われ始めたのでしょうか?

Shift_JIS-2004やUnicodeの勉強をする機会があり、『Shift_JIS-2004やUnicodeでは「か゚」などの文字が使えるようになった』としばしば出てきます。ひらがなの文字割り当ての領域に出てくるので、当然日本語として扱われているのだと思うのですが、少なくとも私は平成の終わり頃まで見たこともありませんでした。

・「か゚」などの文字は「日本語」なのか?
・いつから使われている文字なのか?
・どのような状況・分野で使われているのでしょうか
この点について教えてください。よろしくお願いします。

※「鼻濁音とは何か」はわかっています。鼻濁音自体の説明は要りません。
また、質問の対象は音ではなく、文字・表記の存在についてです。

投稿日時 - 2019-07-08 18:52:10

QNo.9633331

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

元々日本語では、かなり最近(昭和)になるまで濁点(含半濁点)を文字で表記する習慣はなかったようです。
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/13099
「文脈から察しろ」っていうのがいかにも日本人らしいですよね・笑。

で、半濁点はハ行にのみ使われるのが現代文のルールになっていますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%BF%81%E7%82%B9

で、問題の鼻濁音表記ですが、極めて限定的な場面でのみに使うルールのようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%82%9C
文字というより文字を使った記号と考えたほうがいいかもしれませんね。鼻濁音そのものが関東や東北などの一部地域でのみの発音ですものね。

投稿日時 - 2019-07-08 19:43:21

補足

2番目のリンクが特に参考になりました。

・さ゜サ゜ - 江戸時代に江戸言葉の「ツァ」を表すのに使われた。片仮名の「サ゜」はおもに唐音資料において用いられた。
・セ゚ - 江戸時代に唐音・アイヌ語・江戸言葉における「チェ」の音を表すのに使われた。
・ツ゚ト゚ - 主に古い文献で用いられ2文字ともアイヌ語の発音「トゥ」を表す。
・ラ゚リ゚ル゚レ゚ロ゚ - 明治期に一部で用いられた。外来語のラ行音のうち、L音由来のものをR音由来のものから区別するために、前者に半濁点を添えたもの。

と、江戸時代・明治時代には、私の知っているか行鼻濁音以外にもいろいろ使われていたようですね。特にL音由来をラ゚リ゚ル゚レ゚ロ゚ と表記するのは、わかりやすいし合理的だし今でも使えばいいのにと思いました。


半濁音名義考 岡島昭浩
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/han2.pdf
のP5最後らへんに、明治時代にか行半濁点について文部省で議論をした旨が書いてあります。おそらくその結果、今でいう変体仮名と同じような扱いで、「これからの日本ではもう使いません」とされてしまった文字なのかなと理解しました。

投稿日時 - 2019-07-09 14:17:17

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回答(10)

ANo.10

 #7です。補足です。

>>いつから使われている文字なのか?

 明治以後と申しましたが、昭和33年ごろこの問題が下記などで取り上げられ、場所が音声学の学術誌ではなく新聞だったので、使われたのではないかと思います。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000072514

>>どのような状況・分野で使われているのでしょうか

 下記などがあります。
 https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/pdf/20170401_6.pdf
 https://www.a-quest.com/archive/manual/siyo_onseikigou.pdf

 これは余談ですが、自動的にガ行部濁音を使うと、次のような finger [fíŋgər] と singer [síŋər] の区別がある外国語で苦労するようです。

投稿日時 - 2019-07-10 02:48:21

お礼

アナウンサーの資料などに出てくるという情報は多いのですが、音声読み上げシステムで使われているというのはなるほどと思いました。普通の平仮名だけでは正しい発音を表現できないわけですから、それは必要ですね。

参考になりました。ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-10 16:19:21

ANo.9

#5です。
そんな研究をしているわけでもなく古文書なども調べたわけではない。興味があることをWebで眺めているだけです。
私の参照した一番の資料は
https://db3.ninjal.ac.jp/SJL/getpdf.php?number=0910520650
です。
同じ川本栄一郎さんの「幕末の『獄中記』に見られるガ行鼻濁音表記とその系譜」『国語論究2』明治書院
も読んでおく価値があると思う。
すでにあなたの示している
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/han2.pdf
も役に立つ。

> 「最も早い…だろう」と判断されているのがとても不思議に感じました。

断定しているわけではありません。それ以上に古い資料を知らないということです。いろいろな資料を見ても出てこないし,実際のところ古い時代は濁音ですら書き分けをせずに済ませた例がほとんどで,鼻音をかき分ける意識などなかったのだと推測しています。

投稿日時 - 2019-07-09 16:56:58

お礼

ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-10 16:10:12

ANo.8

 #7です。補足です。

>>濁点・半濁点の由来という意味で、全く関係ない話とは言えませんが、私の質問とは直接的には関係なさそうです。

 あ。「か」に丸の話ですか。点々だと思ったので失礼しました。

 これは下記の34ページの明治の外国人の日本語の印象のように、日本語以外の音素組織で音声面を論じて初めて気付くことですね。
 https://db3.ninjal.ac.jp/SJL/getpdf.php?number=0860410260cs

 ということは明治以前に実在しても、それを別の文字で書くことはロドリゲスの物にもありません。下記には三種の表記法があげられています。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%BB%E6%BF%81%E9%9F%B3

 でやり直します。
1。「か゚」などの文字は「日本語」なのか?

 日本語の音素を表すものではなく、音声的な下位分類を表すものです

2。いつから使われている文字なのか?

 明治以後です。

3。どのような状況・分野で使われているのでしょうか

 音声学をやった人には要らないので、発音記号を使わないで音声状の区別を述べるとき、アナウンサーの手引きなど。下記などをご覧ください。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000159445
 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000072514

投稿日時 - 2019-07-09 16:36:21

お礼

レァレンス共同データベースの1つめのリンクに以下があり、私はか行鼻濁音のことだけしか頭になかったのですが、それ以外にもさまざまに利用されていると知り勉強になりました。

#『みんなの日本語事典』仮名に半濁点をつけて音声上の特徴を
#示すことはパ行音に限らずさまざまな場合に用いられてきた

ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-10 16:05:39

ANo.7

1。「か゚」などの文字は「日本語」なのか?

 はい。

2。いつから使われている文字なのか?

 それ以前の文字の周りに印をつけて発音の手引きとするのは平安以後の「声点」(下記)に由来するものでしょう。
 https://kotobank.jp/word/%E5%A3%B0%E7%82%B9-79556

 それが中国の声調から日本語のアクセント、色も朱点から黒、場所も右肩、示す事項も「濁り」と変わり1592年までに丸三つ、点三つなどに変わっています。

  下記によると、1592までは点三つ、1593年からは点二つに変わったことが伊達政宗の文書でわかるそうです。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%81%E7%82%B9

3。どのような状況・分野で使われているのでしょうか

 非公式の手紙などでしょう。 法令に濁点が付されるようになったのは1927年(昭和2年)からで、1945年(昭和20年)の終戦の詔書でも濁点は用いられていないそうです。

投稿日時 - 2019-07-09 07:19:57

お礼

濁点・半濁点の由来という意味で、全く関係ない話とは言えませんが、
私の質問とは直接的には関係なさそうです。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-07-09 13:21:34

そういえば、韓国語でも、母音で終わる単語〈名詞〉は
「が」が付きますが、
韓国語かもしれません。
韓国語では、子音で終わる名詞には、「い」がついて
リエゾンさせます。

投稿日時 - 2019-07-08 23:38:36

お礼

平仮名は韓国発祥の文字という話ですか?
それはさすがにないと思いますが…。

ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-09 13:16:54

ANo.5

鼻濁音の表記を半濁音と同じように○を使う方法で最も早いのは,、三浦命助の獄中記(1859-1861)だろう。しかしこれが主流であったかというとどうやらそうではなく,濁音表記の2重点をまねて1重点で鼻濁音を表記するのが優勢であったようだ。例えば文部省発行単語篇(1872)です。
現在と同じような表記が一般化したのは,たぶん1936年の放送用語並びに発音改善調査委員会に提出されたガ行半濁音の発音規則に始まる流れでしょう。これは放送においては鼻濁音を用いることを規範とするためのものです。NHKではずっとこれに従ってきました。

投稿日時 - 2019-07-08 19:56:56

補足

回答の根拠を教えていただきたいです。

「鼻濁音の表記を半濁音と同じように○を使う方法で最も早いのは,、三浦命助の獄中記(1859-1861)だろう」

「最も早い…だろう」と判断されているのがとても不思議に感じました。
このあたりの研究を長年されている方で、古文書などを相当数調べてらっしゃるということなのでしょうか?あるいは、研究済みの資料や文献があり、その内容を転記されているということなのでしょうか?

どのように調べたのか教えてください。
また、Webなどで調べた結果ならば、そのページのURLなども記載していただきたいです。
よろしくお願いします。

投稿日時 - 2019-07-09 13:49:09

ANo.4

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E8%91%A1%E8%BE%9E%E6%9B%B8
 濁点が新しいことは知られていますが安土桃山時代のローマ字の辞書を見ると「「日本」の読みには、[にほん](にふぉん)・[にっぽん]・[じっぽん]の3通りがあった」そうですから現在の濁点に相当する発音はあります。

投稿日時 - 2019-07-08 19:50:18

補足

一応確認ですが、それは「文字・表記」の話ではなく、「音」の話ですよね?

投稿日時 - 2019-07-09 13:13:24

お礼

ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-09 13:13:29

字体をよく確認するために,当該の字をワープロにコピーし,うんとポイントをあげて表示させてみました(笑)。「か」に「○」(マル)をつけた字だとわかりました。

このように,私が知らなかったので,日本語の文章で使われる正規の文字ではありません。「発音記号の一種」だと考えればいいんじゃないですか。言語学の方面では,世界じゅうにあるいろいろな発音を記載するために,「ふつうのアルファベットなどを変形させた発音記号」がよく使われます。

もっとも,正規の日本語ではない(公文書には使えない)という点では,「?」(疑問符)や「!」(感嘆符)もそれに相当します。

投稿日時 - 2019-07-08 19:18:59

お礼

>「発音記号の一種」だと考えればいいんじゃないですか。

そうかもしれませんね。ありがとうございました

投稿日時 - 2019-07-09 13:07:44

ANo.1

https://www.youtube.com/watch?v=__cDzcLGmlA

か゚ではありませんが、
「イ゜」「リ゜」、どう発音? 琉球方言まとめる試み
これの仲間では?

投稿日時 - 2019-07-08 19:03:23

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